文部科学省は、全国の小学5年生と中学2年生の全児童・生徒を対象に実施した平成21年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査（全国体力テスト）の結果を、18日付で公開した。

　全国体力テストは、前回2008年度に続き2回目の実施で、今回は約191万人が参加した。8種目の合計点による公立校の都道府県別順位では、小学校で福井、秋田が2年連続1、2位を占め、中学校も上位県の顔ぶれは変わらず、前回同様の結果となった。

　同調査は政府による事業仕分けで、全国学力テスト同様「大幅縮減」と判定されており、今後は抽出調査に切り替わるようだ。

• 体力も地域差固定＝秋田、福井が上位−2年目の全国テスト・文科省（時事通信）
  http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date2&k=2009121700730
• 全国体力テスト：小5、福井が1位維持　昨年度と大差なし（毎日新聞）
  http://mainichi.jp/life/edu/news/20091218ddm012040013000c.html
• 【事業仕分け】体力テストも「全員参加」から「抽出化」　弊害も（産経新聞）
  http://sankei.jp.msn.com/life/education/091217/edc0912172124004-n1.htm
• 全国体力テスト結果公表、ほとんどの種目で85年を下回る（2009/1/21）
  http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/news/?id=20090025
• 小5・中2を対象に全国体力テストを実施―文科省（2008/4/2）
  http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/news/?id=20080161