窓掃除の専門部隊をつくる

　学校には非常にたくさんの窓があります。
　そのため、それぞれの掃除場所ごとに、窓拭きの担当者を配置したり、窓拭き用のクリーナーなどを準備することはなかなか難しいものです。
　そこで、窓掃除を専門とする部隊を任命します。窓掃除の道具一式を持って、学級の担当掃除場所の窓を拭いて回ります。一日ですべての掃除場所を回りきることはできませんし、毎日窓掃除をする必然性が低い場所もあるので、曜日ごとに場所を決めたうえで回らせるようにします。　

仕上げにとっておきのアイテムを

　窓掃除の道具の基本は雑巾と窓拭き用のクリーナーです。
　しかし、せっかく専門の部隊をつくったのですから、何かとっておきのアイテムを持たせ、意欲を高めたいものです。そこでおすすめなのが、仕上げで使う窓拭き用のクロスです。

　掃除の手順としては、まず窓拭き用のクリーナーをまんべんなくスプレーし、水で濡らして絞った雑巾で汚れを回収するようなイメージで拭きます。
　次にかたく絞った雑巾で、洗剤をきれいに拭き取っていきます。
　最後に使うのが、窓拭き用のクロスです。乾いたクロスでガラスに残った水分をきれいに拭き取ります。マイクロファイバー製のクロスは、繊維のキメが細かく、仕上げにぴったりです。
　クロスは数百円で購入することができますが、新聞紙で代用することも可能です。