学校に行くのがつらい子どもたち
- 開催地域
- オンライン
- 日程
- 2025/3/9(※要申込:2025/3/7まで)
- 主催
- 神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
- 講師
- 宮本 信也 先生(筑波大学 名誉教授・小児科医)
- 参加対象
- 幼児・保育/小学校/中学校
- ジャンル
- 特別支援教育/学級経営/授業全般
会場
- 名称
- Zoom
特別支援教育士(SENS/SENS-SV)資格更新ポイント対象セミナー
※特別支援教育士(SENS/SENS-SV)有資格者は、本セミナーを受講されると更新ポイントが認められます。
<講師からのメッセージ>
不登校の児童生徒の人数が増え続けています。一時期、コロナ禍が要因として問題視されたことがありますが、小中学生の不登校児人数と不登校児割合の推移を見ますと、2012(平成24)年度を最低値としてその後漸増し、2018(平成30)年度からさらに増加傾向となっていることが分かります。2012年度における不登校児の割合と現在の割合を比較しますと、小学生で5倍以上、中学生で2倍以上となっており、小学生における増加傾向が大きいことが分かります。
かつて、不登校の人数は中学生で多いことから、中1ギャップということもいわれていました。一方、中学1年生で不登校が顕在化した子どもたちの多くが、小学4〜5年生で欠席傾向が見られていたという調査報告もあり、中1ギャップではなく、小学校時代からある程度の不適応状況があり、中学校で不登校として顕在化しただけというのが最近の考え方になってきています。
最近、小学生の不登校の増加が目に付くようになったのは、小学校が子どもたちにとって適応しにくくなってきていることを示しているのかもしれません。30日以上の欠席という「定義」にこだわることなく、学校を休みがちの子どもたちに目を向けることが大切になってきているように思われます。
このセミナーでは、学校になじめずに苦しんでいる子どもたちへの理解と支援について考えてみたいと思います。
【ごあんない】
[参加制限について] 研修会主催者の責務として、すべての参加者の安全と安心を担保するため、担当講師とも話し合い、研修会開始時に安全のためのルールを提示し、全員がそれに則って進めることにします。それでも、安全と安心が担保できないと判断された場合(開催当日の進行中も含めて)は、当該参加者の研修会への参加を認めない対応を取ります。
<担当講師>
宮本 信也 先生(筑波大学 名誉教授・小児科医)
▼講師プロフィール
青森県弘前市出身。金沢大学医学部卒業。医学博士。自治医科大学小児科入局、同助手、講師、筑波大学心身障害学系助教授、教授、附属聴覚特別支援学校校長、附属特別支援教育研究センター長、副学長、白百合女子大学発達心理学科教授、副学長を歴任。2023年3月に大学教員生活を終え、現在は、子どもの心の診療に従事している。専門は、発達行動小児科学。趣味は、山歩きと日本各地の銘酒巡り。『愛着障害とは何か』(エンパワメント研究所)、『アスペルガー症候群・高機能自閉症の本−じょうずなつきあい方がわかる』(主婦の友社)等著書・論文多数。
内容や申込方法などの詳細はこちらをご確認ください。
https://form.dr-seminar.jp/lps/asgzdk/kanagawald_winter2025_information
※特別支援教育士(SENS/SENS-SV)有資格者は、本セミナーを受講されると更新ポイントが認められます。
<講師からのメッセージ>
不登校の児童生徒の人数が増え続けています。一時期、コロナ禍が要因として問題視されたことがありますが、小中学生の不登校児人数と不登校児割合の推移を見ますと、2012(平成24)年度を最低値としてその後漸増し、2018(平成30)年度からさらに増加傾向となっていることが分かります。2012年度における不登校児の割合と現在の割合を比較しますと、小学生で5倍以上、中学生で2倍以上となっており、小学生における増加傾向が大きいことが分かります。
かつて、不登校の人数は中学生で多いことから、中1ギャップということもいわれていました。一方、中学1年生で不登校が顕在化した子どもたちの多くが、小学4〜5年生で欠席傾向が見られていたという調査報告もあり、中1ギャップではなく、小学校時代からある程度の不適応状況があり、中学校で不登校として顕在化しただけというのが最近の考え方になってきています。
最近、小学生の不登校の増加が目に付くようになったのは、小学校が子どもたちにとって適応しにくくなってきていることを示しているのかもしれません。30日以上の欠席という「定義」にこだわることなく、学校を休みがちの子どもたちに目を向けることが大切になってきているように思われます。
このセミナーでは、学校になじめずに苦しんでいる子どもたちへの理解と支援について考えてみたいと思います。
【ごあんない】
[参加制限について] 研修会主催者の責務として、すべての参加者の安全と安心を担保するため、担当講師とも話し合い、研修会開始時に安全のためのルールを提示し、全員がそれに則って進めることにします。それでも、安全と安心が担保できないと判断された場合(開催当日の進行中も含めて)は、当該参加者の研修会への参加を認めない対応を取ります。
<担当講師>
宮本 信也 先生(筑波大学 名誉教授・小児科医)
▼講師プロフィール
青森県弘前市出身。金沢大学医学部卒業。医学博士。自治医科大学小児科入局、同助手、講師、筑波大学心身障害学系助教授、教授、附属聴覚特別支援学校校長、附属特別支援教育研究センター長、副学長、白百合女子大学発達心理学科教授、副学長を歴任。2023年3月に大学教員生活を終え、現在は、子どもの心の診療に従事している。専門は、発達行動小児科学。趣味は、山歩きと日本各地の銘酒巡り。『愛着障害とは何か』(エンパワメント研究所)、『アスペルガー症候群・高機能自閉症の本−じょうずなつきあい方がわかる』(主婦の友社)等著書・論文多数。
内容や申込方法などの詳細はこちらをご確認ください。
https://form.dr-seminar.jp/lps/asgzdk/kanagawald_winter2025_information