教科内容を日常生活の経験につなげる授業づくり
特別支援教育の実践情報 2010年9月号
今号では、子どもの特性や発達段階、また子どもたちが将来の自立と社会参加に必要な知識や技能、態度などを身につけることを重視し、国語や算数・数学の教科内容を実際の生活場面とつなげることを大切にした授業づくりや指導の実践事例を取り上げています。
国語科では意見を引き出しやすいよう写真や選択肢を活用した作文づくりや、気持ちを伝えやすい少人数のグループ活動などの活用、算数・数学科では玉さしなどの具体物や数順ジャンプなど体を動かしながら楽しく行う学習の工夫、また高等部ではより実生活に対応する力をつけるよう割り勘などの発展学習のアイデアを紹介しています。