今号で特集されている「志水式教材研究法」とは、算数の教科書を徹底的に細かく分析することから授業の展開を考える、教材研究方法です。教科書がベースなので、どんな先生でもすぐに実践できるのが魅力ですね。
　志水先生の総論では、教科書を研究するためのチェックリストが掲載されているのですが、「考えさせることと教えることの区別」から「挿絵の意味」まで考察する、細かな視点が提示されています。項目にしたがって、じっくりと教科書を研究すれば、授業の力は確実にアップするはず。新しい教科書に変わる今だからこそ、ぜひ、チャレンジしてみてください！