『総選挙』は公平? 身近な題材で「白熱」する数学授業に!
数学教育 2011年12月号
『数学教育』2011年12月号の特集は、「授業が白熱する『資料の活用』の教材づくり」。来年から完全実施される新学習指導要領では、新たに「資料の活用」領域で生徒に統計的技法を身につけさせる必要があるのですが、そこでは、どのような教材が求めらるのでしょうか?
ポイントは、生徒にとって身近な題材を扱うことにあるようです。特集では、身長やPISAのデータ、テレビの視聴時間など、生徒たちが興味を持ちそうな題材が多数紹介され、実生活の中で統計的な視点を育む授業が提案されています。中には、世論調査の社会的信頼性を問う「福田改造内閣支持率事件」など、大人でも好奇心をそそられる教材も。
個人的には小口先生の授業案に注目! 国民的人気グループが行う『選抜総選挙』と『じゃんけん選抜』の仕組みと公平性について考えるもので、かなり「白熱」しそうな予感がしました。