『道徳教育』2012年9月号の特集は、「教室で育む“対人関係力”飛躍プラン」です。昨今、子どもたちの“人とかかわる力”が不足していると言われています。道徳教育は、対人関係力を育てること自体が趣旨ではありませんが、内容項目には、「思いやり」「規則の尊重」「国際理解」など、人とかかわるという視点が様々にあります。

　そこで今月号では、道徳授業はもちろん、学級の様々な場面においても、対人関係力をアップできる話題を取り上げました。「対人関係力ＵＰ！学級経営に“この活動”を＋α」では、すぐに学級に取り入れたくなる、いろいろな活動を紹介。例えば、子どもたちが仲間を支援するピア・サポート。朝の会でくじ引きを行い、秘密の友達を決め、その日一日はその子のためにできる活動を探して行動します。このような、楽しく、思いやりを実感しながら考える取り組みの具体例が紹介されています。

　また、「接客のプロが教える“対人関係の極意”」では、キャビンアテンダントやお客様相談センターの方に、対人関係の極意をお聞きしました。接客のプロはどんなことを大切に仕事をしているのか、必見です。
　もちろん、資料や授業展開の工夫など、道徳授業と対人関係力を関係付けた内容も目白押しでお届けします！