幼→小→中→高、学校間の支援のつながりを深めよう
LD,ADHD&ASD 2013年1月号
『LD,ADHD&ASD』2013年1月号の特集テーマは、「支援をつなぐ視点から見る特別支援教育の5年」です。
特別支援教育が正式にスタートして5年。今日では、大学生や社会人の発達障害が話題になることも増えてきました。
将来の自立や社会参加に向けて、学校での特別支援教育はどのように活かされているのか、支援の連続性に視点をあてた特集号です。
実践では、支援をつなぐ側、受け取る側の両者の立場からその工夫が紹介されています。たとえば、小学校へ送り出す幼稚園側からは小学校とどのように連携するか移行支援会議の持ち方を含めた事例について述べられ、受け取る小学校側では、幼稚園との連携を活かして迎えた入学式での工夫、そしてその後の学校生活での具体的な支援について書かれています。
入学してくる子どもについてあらかじめ知ることはとても大切なことです。
「AがADHDだと聞いていなければ、今日は頭ごなしに叱ったでしょう。知らないって怖いことですね。知っていて良かったです。(一部略)」という担任教師の吐露が本誌中にあります。情報を持つことで、むやみに劣等感を与えたり自己否定させたりすることなく指導ができます。
卒業(園)生、新入生を担当するなら!ぜひご覧ください。