向山型で研究授業をグレードアップさせよう!
向山型国語教え方教室 2013年7・8月号
『向山型国語教え方教室』2013年7・8月号の特集は、「向山氏の研究授業を自分の研究授業に生かす」です。
巻頭論文で根本氏は、研究授業の指導案に書く児童の実態調査に、教師自身の力量がストレートに表れると述べています。そして、自身の経験をもとに、「子どもの実態をもっと詳しく調査し、一人一人の原因を突き止め、それを克服していく手立て」を考える、つまりエビデンス(証拠・根拠)のある研究をしようと呼びかけています。
特集では、実態調査に続いて、教材研究、発問、指導案、学習問題づくり、言葉の授業、作文指導、読解問題の解き方などを、実際の単元をもとに紹介。こちらも研究授業に取り入れたくなる事例ばかりです。
連載「教科書難教材をだれでも追試できるように料理する」では、松崎氏が、光村図書4年の単元「のはらうた」の6つの詩を1時間で扱う方法を紹介しています。たった1時間のうちに、読むだけで終わりにせず、内容までも取り扱うその方法、ぜひ本誌でご確認ください。