資質・能力を育成する「3観点の学習評価」をいち早く解説!
国語教育 2020年1月号
『国語教育』2020年1月号の特集テーマは、「徹底研究!小・中学校国語 3観点の学習評価のポイント」です。
新学習指導要領の目標及び内容が資質・能力の三つの柱で再整理されたことを踏まえ、学習評価については、現行の4観点を改め、
「知識・技能」
「思考・判断・表現」
「主体的に学習に取り組む態度」
の3観点に整理されることとなりました。6月には、国立教育政策研究所による教員向け資料『学習評価の在り方ハンドブック』が公表され、新しい学習評価の基本的な考え方、イメージについての周知が進められています。
そこで今号では、国語科における3観点の学習評価のポイントと、具体的な評価の事例を取り上げ、「徹底研究」しました。
提言では、石井英真先生、中村和弘先生、冨山哲也先生のお三方に、小・中学校における3観点の学習評価の考え方、ポイントを整理いただきました。
また、実際の指導に基づいた、具体的な学習評価のポイント、評価規準、指導と評価の実際について、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」のそれぞれの観点から、詳しくご提案いただいています。
さらに、小特集として、「主体的に学習に取り組む態度」の評価にもつながる「振り返り指導」の考え方とアイデアもご紹介いただきました。
2020年の幕開けに、新しい学習評価への理解がぐんと深まる1冊です!