授業にも家庭学習にも好循環を生み出すアイデア満載!
数学教育 2022年6月号
『数学教育』2022年6月号の特集テーマは、『知識・技能がじわ〜〜〜〜っと定着する! スパイラル指導のアイデア35』です。
平成20年告示の学習指導要領のキーワードの一つであった「反復(スパイラル)」。現課程においてはこの言葉そのものはあまり用いられなくなりましたが、「繰り返し指導」「繰り返し学習」などと形を変えて、中学校3年間を通した指導が求められていることには変わりありません。
そこで本特集では、「知識・技能」のより一層の定着を目指して、11ジャンル35事例の様々な単元で活用できるとっておきの指導アイデアを集めました!
支持的風土づくりでは、元大分県中津市立豊陽中学校長の山香昭先生に平成30年度の日教弘教育賞で最優秀賞を受賞された 『ほめほめタイム』の実践をご紹介いただきました。また、グループワーク中心の授業、まとめ・振り返りでは、多治見西高等学校附属中学校の小木曽賢吾先生にタブレット端末を用いた『オギソ流「半」転授業』『毎時間プレゼン』のアイデアをご紹介いただいています。
その他にも、『イブニングゼミ(eゼミ)』『生徒と教師のダブル授業』など、生徒の自律性や自発性を誘う工夫や、数学が苦手な子から得意な子まで様々な学力の生徒に効果的な工夫が盛りだくさんです!
計算や文字式、方程式とつまずきやすい単元が続くこの時期から、授業でも家庭学習でもじっくりと基礎・基本を磨いていけば、1年後にはしっかり知識・技能が定着した生徒が見られること間違いなし!!