目指せ!鉄棒の「脱・絶滅危惧運動」
楽しい体育の授業 2022年11月号
『楽しい体育の授業』2022年11月号の特集は、鉄棒人気急上昇!のおすすめ指導アイデア。
本誌の編集後記で、桐蔭横浜大学の清水由先生は、鉄棒運動が「絶滅危惧運動」と言われる理由として、次のことを挙げています。
「子どもからしたら、怖いし、痛いし、苦しいし、何にもできないから何が楽しいのかわからず…」
「教師にとっても、子どもたちはやりたがらないし、つまらなそうにしているし…授業で鉄棒を扱いたがらない…」
「保護者からしても、…落ちてケガをしたら大変…、なかなかできるようにならないので、ほとんど触ることがない…」
そんな鉄棒の不人気を一気に返上する様々なアイデアを本誌ではご紹介しています!
モチベーションを上げるための1つとして取り上げたのが、友達同士のかかわりを積極的に盛り込んだ活動。本誌で紹介するすべての技で、友達とのかかわりが生まれるシカケの入った学習カードを収録しています。
また、読者に人気の「技一覧動画」は、1月号の跳び箱運動、8月号のマット運動に引き続き、今月も小向一樹先生にご執筆&撮影いただきました。技の確認だけでなく、運動中の声かけや、様々な角度からの動きのチェックにとても便利です!
連載「体育指導リカバリー技術」では、今月は陸上運動を取り上げています。非常口でよく見かけるピクトグラムの緑の人。あの人の走り方は速いのか? 遅いのか? 子どもの走り方を見る2つの視点を解説しています。非常口の緑の人が速いのかどうかは…本誌でご確認ください!