お知らせ
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2024/8/28
中学校向けデジタル教材「マナビリア」に「音声読み上げ機能」を新たにリリース

 中学校向けデジタル教材「MANAVIRIA(マナビリア)」に、合理的配慮や学習のユニバーサルデザインに対応した新機能「音声読み上げ」機能を2024年9月にリリースします。

 これにより、総ルビ表示、拡大表示、音声読み上げの3つの機能を提供し、より幅広い生徒が無理なく学びに取り組める環境を実現します。

 合理的配慮やユニバーサルデザインの専門家の監修を受け、“つまずき”を減らすだけでなく、様々な理由、個々の特性に寄り添い、多くの学習者が学びに向きあう機会の提供を実現します。

新機能概要

●問題文を音声で読み上げることができ、文字による情報の取得や処理が得意ではない生徒であってもスムーズに学習が可能に。

新機能により、効率的な学習が実現するだけでなく、学びに向き合う機会の増大を目ざしています。既にリリース済みの総ルビ表示のON/OFF切り替えや画像の拡大表示 などと組み合わせることで、指導者や支援者、保護者の負担軽減も実現し、必要な場面で必要なサポートが受けやすくなります。

リリース済の合理的配慮に関する機能

●図版や写真を拡大表示できる機能を実現

画面全体のズームではなく、学習に必要な図や写真だけを拡大でき、スムーズに学習できます。

●生徒ごとに総ルビ表示のON/OFFを設定可能

個別にルビの表示/非表示を設定することで,発達段階に応じた配慮を実現できます。

監修者紹介

小貫 悟

 明星大学心理学部教授。
 専門は、LD・ADHD・高機能自閉症などへの援助技法の研究。
 社団法人日本LD学会常任理事、日本授業UD学会常任理事を務める。
 教育相談員、スクールカウンセラーなど教育現場の第一線で活躍。
 授業のユニバーサルデザイン、特別支援教育などに関する著書を多数出版。
 2020年3月には世の中に多くの支援の輪を構築するために株式会社Tandemを設立。