ひきこもり、全国推計69.6万人―内閣府、若者意識調査
2010/7/27 掲載
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内閣府は24日、平成22年に2月に行った「若者の意識に関する調査(ひきこもりに関する実態調査)(PDF)」の結果をHPに公表した。調査は全国の15歳以上38歳以下の5,000人を対象とし、有効回収数は3,287人。
調査結果では、ひきこもり群を「狭義のひきこもり」「準ひきこもり」の2つに分類。
狭義のひきこもり
以下のいずれかに該当する者。
- ふだんは家にいるが、近所のコンビニなどには出かける
- 自室から出るが、家からは出ない
- 自室からほとんど出ない
準ひきこもり
以下に該当する者。
- ふだんは家にいるが、自分の趣味に関する用事のときだけ外出する
全国では、狭義のひきこもりが46.0万人、準ひきこもりが23.6万人で、両者をあわせた広義のひきこもりが69.6万人と推計している。また、ひきこもりの気持ちがわかる等の「ひきこもり親和群」は全国で155万人と推計。
ひきこもり群および、ひきこもり親和群は一般群にくらべ、小中学校時代に「我慢することが多かった」「一人で遊んでいる方が楽しかった」など、学校生活が必ずしもうまくいかなかった傾向が調査結果からよみとれるようだ。
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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