研究会情報
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WISC・WAISの実施のコツ−見立てに有効な行動観察のポイント−
開催地域
オンライン
日程
2025/2/23(※要申込:2025/2/21まで)
主催
神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
講師
遠藤 愛 先生(文教大学人間科学部臨床心理学科 准教授)
参加対象
幼児・保育/小学校/中学校
ジャンル
特別支援教育/学級経営/授業全般

会場

名称
Zoom

<講師からのメッセージ>
ウェクスラー式知能検査(WISC-W, WISC-V,WAIS-W)の結果は、必ずしも受検者の認知特性のみを純粋に反映した結果ではなく、その人のもつ行動特性や受検時のコンディション・心理状態など、様々な影響を受けています。算出された数値だけに焦点を当てた解釈は、時に受検者の実態とずれてしまうことがあるため、検査者は検査実施時のプロセスにも注力する必要があります。ウェクスラー式知能検査の検査時の行動観察で得られた情報は、算出された数値を裏づけたり、数値に現れない特性や状態を把握する上でもとても重要となります。

このセミナーでは、検査者としてウェクスラー式知能検査を実施する上での行動観察のポイントについて学びます。そして、それらの行動観察結果を、算出された数値と絡めてどのように解釈・分析に生かしていくかを考えます。

【ごあんない】
@このセミナーは、検査実施者向けの内容です。
A[参加制限について] 研修会主催者の責務として、すべての参加者の安全と安心を担保するため、担当講師とも話し合い、研修会開始時に安全のためのルールを提示し、全員がそれに則って進めることにします。それでも、安全と安心が担保できないと判断された場合(開催当日の進行中も含めて)は、当該参加者の研修会への参加を認めない対応を取ります。

<担当講師>
遠藤 愛 先生(文教大学人間科学部臨床心理学科 准教授)

▼講師プロフィール
東京都八王子市出身。立教大学大学院現代心理学研究科博士後期課程満期退学。星美学園短期大学幼児保育学科を経て、2023年4月より現職に着任。心理学修士。専門は、応用行動分析、幼稚園・保育所・学校におけるコンサルテーションによる支援。現職の傍ら、臨床心理士・公認心理師として、神奈川LD協会の土曜担当心理士、東京都や埼玉県内の幼稚園・保育所、小・中学校での巡回相談を行う。研究分野は、発達支援にかかわる対人援助職を対象としたスタッフトレーニング。主な著書は『カンファレンスで深まる・作れる―配慮を要する子どものための個別の保育・指導計画―』(学苑社 2018年)(共著)、『特別支援学校 教育実習ガイドブック』(学苑社 2022年)(編著)など。

内容や申込方法などの詳細はこちらをご確認ください。
https://form.dr-seminar.jp/lps/asgzdk/kanagawald_winter2025_information