本セミナーは、筑波大学附属の5つの特別支援学校(視覚・聴覚・大塚:知的・桐が丘:肢体不自由・久里浜:自閉症)の各校の実践や教材・教具の紹介を通して、個に応じた分かりやすい指導内容や指導方法の工夫や、子どもたちの可能性を引き出す「個別最適な学びと協働的な学び」について一緒に考えることを目的としています。
第一部は、5つの附属学校による実践や教材・指導法の紹介や体験を通して、先生方と直接出会い、語り合うことを目的として、対面開催として設定しました。
これからのインクルーシブ教育に携わる人々が互いを知り、学び合い、研鑽を深め合うことで、インクルーシブな社会の実現のために、「全ての子どもたち」に今何ができるのかを共に考える機会となることを期待しています。
1.日時
令和7年2月22日(土) 13:00〜16:00
2.場所
筑波大学東京キャンパス文京校舎 4階
3.対象者
国公私立学校園教職員,関係大学職員,福祉機関,学生,その他
先着50名(各ワークショップで人数制限あり)
4.参加費 無料
5.申込
https://tsukubarenkei2024-1.peatix.com/ 1月15日(水)より開始 2月19日(水)終了
申し込み方法の詳細は上記peatixアドレスをご確認ください。
6.内容・講師(敬称略)
・教室を移動しながら希望するワークショップ及び展示に参加していただきます。
・なお、各ワークショップは人数制限がございます関係で、申し込み時にはおひとり3つまでにさせていただきます。
当日、空きがありましたら参加していただくことが可能です。
定員が限られているため、申込時にはご予定をご確認のうえ、当日キャンセル等がないようご協力お願いいたします。
・教材等展示は、ご自由に見たり体験したり、各担当教員の在席時に質疑等をしていただくことが可能です。
◆431 教室◆
連携推進グループによるワークショップ
13:10〜13:40
障害理解のための擬似体験「肢体不自由」
講師: 竹田恵・ 蛭田史子
13:50〜14:20
障害理解のための擬似体験「聴覚障害」
講師:橋本時浩
14:30〜15:00
障害理解のための擬似体験「視覚障害」
講師:中村里津子 アシスタント:佐藤加代子
15:10〜15:40
障害理解のための擬似体験「発達障害」
講師:稲本純子
◆432 会議室◆
ワークショップと教材等展示
13:10〜13:40
「立体コピーってなに?」(附属視覚)
講師:佐藤加代子 アシスタント:中村里津子
文字や図・絵などを手で触って確かめられる印刷物を作ります。
13:50〜14:20
「点字で名刺をつくろう」(附属視覚)
講師:江村圭巳 アシスタント:佐藤加代子
点字の五十音表を見ながら、自分の名前を点字で書いて名刺を作ります。
14:30〜15:00
「スケジュールの使い方を体験してみよう」(附属久里浜)
講師:石川千尋 アシスタント : 稲本純子
知的障害を伴う自閉症児への支援の一つとして有効なスケジュールについて、導入するに当たって大切な視点を紹介します。
本校幼稚部・小学部で実際に使用しているスケジュールを操作して体験してみませんか?
15:10〜15:40
「音声ペン・G-Pen Blueの紹介」(附属大塚)
講師: 田中翔大・津梓
音声代替ツールである音声ペンと端末への画像表示ができるG-Pen Blueを使った教材の紹介と、体験を行います。※時間外も展示しています、ご自由にお試しください。ご質問等は、この時間帯でお受けします。
教材等展示・紹介
[附属視覚]江村圭巳・ 佐藤加代子
[附属大塚] 飯島徹 他
◆433 ゼミ室◆
ワークショップと教材等展示
13:10〜13:40
「タブレットを活用した授業を考えてみよう」(附属聴覚)
講師: 半沢康至
見て分かる授業を目指したタブレットの活用と,実際の使い方の体験を行います。
13:50〜14:20
「ICT機器を活用した授業づくり」(附属桐が丘)
講師: 小泉清華・ 岡部盛篤
肢体不自由教育の授業等で活用されているICT機器やアプリ等を紹介し、参加者と情報交換します。
14:30〜15:00
「kahoot!を授業で使ってみよう」(附属大塚)
講師: 堀江俊丞
教育用ゲームのプラットフォームであるkahoot!の授業での活用方法の紹介と、実際の使い方の体験を行います。
15:10〜15:40
「『避難所シミュレーションボード』を体験しよう」(附属桐が丘)
講師: 笹木昌太郎・小林博信・竹田恵
令和5年度 教材・指導法コンテスト最優秀賞教材の紹介です。
桐が丘での実践を紹介後、参加者と一緒に体験を行い、多角的な視点で教材を捉え直すために意見交換をします。
◆ラウンジ◆
教材等展示・紹介
[連携推進グループ]
[附属聴覚]川上綾子
[附属桐が丘] 小泉清華・岡部盛篤