失敗体験を積んでこそ、授業がうまくなる!
算数教科書教え方教室 2014年8月号
『算数教科書教え方教室』2014年8月号の特集は、「授業“失敗体験”でつかむ算数プロへの道」。
授業技量高段者、ミドル教師、フレッシュ教師が、それぞれの失敗体験やヒヤヒヤ体験と、そこから得られた教訓を紹介しています。
谷和樹先生が紹介する体験の1つは、算数が苦手な子どもとのあるエピソード。谷先生の指導で順調に算数の成績が伸びていたのに、途中からテストの点数が下がり始めたその子のノートを見直して、先生が直接丸をつけたところがまったくないことに気付きます。先生にノートを見せに来るように言っても、その子は持って行くことができないでいたのです。
その後の指導で、2学期には満点もとるようになったものの、“もっと早く気づいていれば、もっと早くできたはずだ”と谷先生は言います。
どんなに授業がうまい先生にも、必ず失敗体験はある。そんな失敗体験を通して、多くの指導法やリカバリーの仕方を知ることができます!
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