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2007年刊行の『優れた社会科授業の条件』(全国社会科教育学会編著)では、優れた社会科授業に共通するスタンダードの分析と、その授業モデルが提案され、多くの反響をいただきました。前著の発刊から15年が経ちますが、その間、社会の要請、学校や子どもを取り巻く環境は目まぐるしく変化しており、授業においても新たに求められるアプローチもあると感じる一方、授業内容やその考え方において、不変の部分もやはりあるのだとも感じます。
「優れた授業」とはどういったものなのか。その定義は大変難しいものです。
本号では、「もっと上手くなる!優れた社会科授業づくり実践ガイド」をテーマに、ワンランク上の授業づくりを目指すためのヒントを6つの視点から紹介いただきました。
1 もっと上手くなる!優れた社会科授業づくり―ワンランク上の授業を目指すために
2 優れた社会科授業の条件とは
3 明日から活かせる!優れた社会科授業づくりの基礎基本
4 今こそ問いたい!優れた社会科授業づくりの土台となる授業理論
5 優れた社会科授業づくりへの改善アプローチ―多様性と質を担保するポイント
6 【授業最前線】ワンランク上を目指す!私のおすすめ授業プラン 小学校・中学校・高等学校
特集1では全国社会科教育学会会長の木村博一先生より、優れた社会科授業の実例を挙げていただきながら、ワンランク上の授業を目指すために大切なポイントについて解説いただき、さらに特集3では、教材、発問、評価それぞれの視点からの解説、特集5では、授業改善のアプローチについて解説いただいております。特集6からは、全国の先生方よりおすすめの授業プランをご紹介いただきました。
「これから」の授業づくりのヒントとして、『社会科教育 2022年11月号』をぜひお手に取ってご覧ください!