- 特集 黄金の1週間を貫く“学級開き8原則”
- 新卒時代の「向山洋一の学級開きの記録」を今の向山が分析する
- 新卒の向山が学級開きで指導した原理原則
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- 「新卒・向山洋一の学級開き」の8つの指導原理を学級開きに活かす
- 指示は全員にする
- 「指示は全員にする」は、学級崩壊クラスにこそ最も有効な指導原理だ
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- 指示は全員にし、指示を全員に通す
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- 指示がないことは間違った指示よりも悪い
- 全体に指示を出せ! きっぱりと教師が判断せよ!
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- 子どもの願いを具現化する
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- 人柄の良さは決断の代わりにはならない
- 迷ってはだめだ。甘さ・曖昧さが学級を壊す。その場その場で決断していくことだ。
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- 人柄だけで教室を統率することはできない
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- ルールには原理が内在する
- 学級にルールが浸透する原理
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- 外せない原理がある
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- 子どもの可愛らしさに甘えてはいけない
- 「教師は学級のガキ大将の如き能力が必要である」
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- 入念な準備で黄金の三日間に備える
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- 今までのルールをすべて確かめる
- 新しいクラスの仕組みは教師が示せ。前クラスのルールをきちんと確認した上で明確に示せ
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- ルールは押しつけてはいけない。ポイントは、今までのルールを総ざらいすることである
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- 曖昧さは混乱のもとである
- 曖昧な言葉・ルール・対応で教室が荒れる
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- 曖昧さが発達障がいの子を不安にする
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- すき間時間にも気をつける
- 言葉を削り、ビデオを分析することで、空白のない授業を行うことができる
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- すき間の時間から混乱が始まる
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- 向山型学級づくり5つの基本ステップ
- 【クラスの目標を決める】クラスの人数分クラスの目標はある。集約はしない
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- 【やり抜くための仕組みを作る】当番活動をやり抜かせる五つのポイント
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- 【責任の所在を明らかにする】「チェックの仕組み」と「担当者」を決めよ
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- 【活動をいつ行うのかを明らかにする】時間を保障しなければ事は進まない
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- 【ルールを決めておく】学習のルールが通れば、生活のルールはゆるくていい
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- 実力派TOSS教師が構想する学級開き
- 中学版向山型学級開き
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- 特別支援学級の学級開き
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- 子どものやる気を引き出す
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- ミニ特集 この教材・教具が子どもを育てる
- すぐれた教材が子どもを伸ばす
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- 五色ソーシャルスキルかるたでソーシャルスキルが身につき、しっとり落ち着いたクラスになる
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- ドクターも大絶賛、ソーシャルスキルかるた
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- 輪郭漢字カード
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- オリジナル地図で作業も充実
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- くるりんベルトが子どもを変える
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- 五色百人一首は最強のアイテム
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- 授業の原則 (第37回)
- 授業の腕をあげる法則 その1の③
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- ~自宅での様子を具体的につかむとはどのようなことか~
- 授業の力量をみがく (第37回)
- 『日本よ、世界の真ん中で咲き誇れ』(安倍晋三・百田尚樹)で重なる向山洋一氏の指導者としての決断と人物評価眼(1)
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- 編集前記
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- グラビア
- 歴史的授業の共演 TOSS授業技量検定師範代(九段)の誕生! 向山一門高段者授業技量検定 2013.12.21 ほか
- 酒井式2014 (第1回)
- 因幡の白兎のワンポイント
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- 全国ペーパーチャレラン (第263回)
- ルール・応募方法
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- UFO宇宙旅行チャレラン
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- (1月号)ランキング/応募者からの手紙
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- 教科指導の基本
- 国語 (第37回)
- 対比を使って心と体に焦点を当てる
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- 算数 (第37回)
- 基本型を教える導入は念入りにおさえる。小さなつまずきが最後に大きな落差を生む
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- 理科 (第37回)
- 「植えた種はどこへ?」「本葉はどのように出る?」
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- 社会 (第37回)
- 社会科の授業を充実させるヒント1
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- 体育 (第37回)
- アンコール間違いなし! 鬼遊び
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- 音楽 (第37回)
- 音楽遊び、行進、わらべうた遊びを通し音楽室のルールを教える
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- 生活指導 (第37回)
- 初めて見た学級経営案
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- 道徳 (第37回)
- 教科化道徳の時間は、ライフスキルの時間である
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- 英会話 (第37回)
- 英語教科化に向け着実に準備
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- 続・向山洋一を追って (第115回)
- 〔第78巻〕『“教えないから分かる”向山型算数』(4)
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- ~「向山型算数へのもっともらしいデタラメ批判」への反撃~
- 向山実践の原理・原則 (第241回)
- 向山一門高段者授業技量検定 東京お台場ビッグサイトにて
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- TOSS保険は教師を助ける (第17回)
- 残業手当の代わりの調整手当とは
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- 議員さんに議会で質問してもらいたいこと (第17回)
- あともう一歩。何十年にも渡る不公平な教材採択が、本当に変化するために
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- 特別支援の授業
- 日本最先端 翔和学園 (第37回)
- 翔和学園の黄金の一週間
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- 特別支援の授業
- 特別支援教育の課題 (第25回)
- 発達障がいの子どもと信頼関係を結ぶポイント4
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- 特別支援の授業
- 中学で生まれたドラマ (第37回)
- すべての子どもに授業で光を当てる
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- 笑顔で教えて笑顔でほめる (第37回)
- 笑顔で教え、笑顔で褒める。良い授業は、保護者も祖父母も、地域の方も味方にする
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- 医療連携での模擬授業 (第37回)
- 安原ドクターの一言で救われた親子の奇跡
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- 保護者・教師セミナーで訴えたこと (第37回)
- 毎日真剣に続けることだけが本物の力になる
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- そうだったのかとわかった授業 (第37回)
- 教師が変わって、子どもが変わる
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- 社会貢献活動
- まちづくり活動展開中 (第37回)
- 社会貢献活動賞を受賞する
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- わが地域のまちづくり活動 (第37回)
- 地域に支えられ、日本の伝統文化を継承する。チャレンジすることに失敗はない。あるのは、学びと成長しかない
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- 食育・食卓教育 (第37回)
- 大学と連携し、作物を育てる「土」の研究をする
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- 観光立国教育 (第37回)
- 「我がまち・我が日本セミナー」指導
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- 子どものコミュニケーション能力を育てる郵便教育 (第37回)
- 今年度も「手紙の書き方テキスト」を全国の小中学校へ
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- 環境教育最前線 (第37回)
- 新しく追加された「鉄道」テキストは、子どもに大人気!
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- 教科書・教具のユースウェア
- 算数教科書の使い方
- 授業開始0秒後を見る
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- スキルの使い方
- TOSS教材使い方(ユースウェア)を学ぶことは、向山学級の学習システムを学ぶことである
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- かるたの使い方
- 学級作りに最強のグッズとなる五色百人一首
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- なわとびの使い方
- 今、この時期にすぐれた教材・教具を子どもたちの手に届けることこそ、教師の第一の仕事だ。そのために価値を再確認しよう
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- 新卒時代*挫折をのりこえてきた (第37回)
- サークルは、進むべき道をいつも照らしてくれる
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- サークルでの学びが自分を変え、子どもを変える
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- 学生時代 (第37回)
- 【TOSS学生の授業修業】記録することが例会の活性化、自分の力につながる
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- 【TOSS学生の授業力】一年目はうまくいくわけがない。教師をやめなくて良かった!
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- 全国サークル案内 (第37回)
- 4月
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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- TOSS最新講座情報
編集前記
▼新年度、教師は最大の努力をして、子どもたちを迎えるべきだ。
何もしないで、子どもたちを迎えると、後々、苦労をすることになる。
▼学級が騒然となるような、学級崩壊になるのは、出会いの時の準備が不足していたからである。
▼第一の努力は、初対面の時までに、クラス全員の名前を覚えておくことだ。
そして、最初の日に、子どもの名前を呼んで、話しかけるのだ。
これができれば、出だしは合格だ。
▼もちろん、まだ見ぬ子どもの名前を全員覚えるのは大変だ。しかし、努力すればできる。
▼TOSSの教師は、全国に招かれ、飛び入りの授業をする時がある。一時間の授業だ。
▼その一時間の授業のために、クラス全員の名前を覚えていく。これが、TOSSの教師である。それが、できなければ、飛び込み授業ができる技量ではないのだ。
▼かつて、長野県の小学校で、三十人近いTOSSの教師が、それぞれ一時間の授業をした。全学年、全クラスである。
その時の授業者は、全国から参加したが、どの授業者も、授業するクラスの子どもたちの名前を覚えて、授業をしていた。
▼名前を覚えるのは、それほど大切なのである。
▼次に、「各授業のシステムづくり」「クラスの生活のルールづくり」が大切になる。
これらのことは、ノートにきちんと書いておくことが必要だ。
クラスづくりの設計図である。
▼本号では、クラスづくりの必要なこと、特に学級開きの最初の時期に必要なことを特集した。
▼とりわけ大切な、八項目の原理についてそれぞれ、二名の先生方に解説してもらった。どの先生も力のある先生方である。
▼更に、かつて、向山が学級づくりにやったことを五つ紹介してもらった。
かなり昔の実践であるが、基本は何年たっても、通用するのである。
▼この本を読まれるすべての先生方が、新年度、充実した黄金の一週間をすごし、すてきなクラスを創られることを願いつつ。
(向山 洋一)
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- 明治図書