THE教師力ハンドブック
クラスと学校が幸せになる『学び合い』入門<会話形式でわかる『学び合い』テクニック>

THE教師力ハンドブッククラスと学校が幸せになる『学び合い』入門<会話形式でわかる『学び合い』テクニック>

好評4刷

インタビュー掲載中

『学び合い』って何?その神髄がよくわかる入門書決定版。

『学び合い』って何?そんなあなたにぴったりの解説本。『学び合い』は「教えない」授業形式?いいえ、違います。「一人も見捨てない」という考え方なのです。全国で広がりを見せる『学び合い』の神髄を会話形式でまとめた、わかりやすさを追究した入門書の決定版!


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PDF EPUB
ISBN:
978-4-18-166110-6
ジャンル:
授業全般
刊行:
4刷
対象:
小・中・他
仕様:
四六判 144頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2024年11月25日

目次

もくじの詳細表示

まえがき
第1章 『学び合い』の基礎基本
1.変な授業
2.誤った仮説
3.子どもの多様性
4.コントロールの仕方
第2章 『学び合い』実践編 会話形式でわかる『学び合い』テクニック
1 『学び合い』って何?
2 何が一番大事か、最初の語り。
3 授業中の言葉がけ
4 『学び合い』の肝
5 “学び合い”の整理
@手段としての“学び合い”
A目的としての“学び合い”
6 新しい良い教師像
第3章 『学び合い』発展編 会話形式でわかる『学び合い』テクニック
1 保護者
2 同僚・上司
3 『学び合い』の考え方
4 誇りある教師人生
第4章 学校の『学び合い』 会話形式でわかる『学び合い』テクニック
1 職場の人間関係
@多忙な教師
A危機的職場
B昔の職場
2 同僚を分析しましょう
@新しい校長
A最初に『学び合い』に興味を持つタイプの人
B普通の人
3 合同『学び合い』
@まずは合同『学び合い』
A合同『学び合い』の拡大
4 管理職として出来ること
@反発する人
Aまずはあと二人
Bパイオニアをつくる
5 仲間として出来ること
妄想というあとがき

まえがき

 本書を手にとっていただき,ありがとうございます。そしておめでとうございます。本書を手に取ったのは偶然ではなく,必然です。

 なぜですって?それは本書を手に取るということは,あなたが色々な本を読み,研修も参加して今までより良い授業,良い学校を創ろうとする熱意のある方だからです。

 皆さんの中には,『学び合い』って何?という方もいるでしょう。また,一時期,『学び合い』に取り組まれたが上手くいかなかった方もいるでしょう。そして,『学び合い』を実践し,その強力さを実感しつつも,周りの人に伝えきれずに悶々としていた方もいるでしょう。だから本書を手に取っているのだと思います。現状に満足している方は本書を手に取らないと思います。

 お待たせしました。本書及び本シリーズの本は,おそらく私の書ける最高に分かりやすい『学び合い』の入門書です。

 『学び合い』のノウハウは膨大な学術データ,実践データに基づいて二十年弱かけて構築したものです。実践して起こるであろうことは起こり尽くしています。そして,それに対する対処法,予防法も開発され,整理されています。それらは書籍にまとめられており,本書の該当部分に紹介しております。

 『学び合い』は言われてみれば「あ〜なるほどね」と思うような当たり前のことで構築されているのですが,今までの教育ではその当たり前のことを見逃していました。そのため,誤解をしてしまいます。本書及び本シリーズはそれらを乗り越えるための本です。入門するための入門を目指したものです。

 本書及び本シリーズをお読みになれば,『学び合い』を正しく理解し,実践することが出来ます。そして,その先の『学び合い』の本も読みやすくなると思います。また,今まで『学び合い』を伝えられずに悶々としていた方は,本書及び本シリーズを伝えたい方にご紹介下さい。あなたの手助けになると思います。

 本書及び本シリーズの推敲段階に,『学び合い』の実践者の何人かの方に読んでいただきました。以下はその感想です。

 「モーゼが歩くと海がひらける絵をイメージする一冊だと感じています。これは『学び合い』に関係なく集団教育の名著ですね。」,「第一印象はこれまでで最高に読みやすく,かつ『学び合い』の神髄が分かる本だと思います。失礼を承知で言えば最高に分かりやすいと思いました。単なるノウハウ本ではなく,『学び合い』が生まれた背景,そして願い,進もうとしている方向がはっきりと分かります。」


   /西川 純

著者紹介

西川 純(にしかわ じゅん)著書を検索»

1959年東京生まれ。筑波大学生物学類卒業、同大学院(理科教育学)修了。博士(学校教育学)。臨床教科教育学会会長。上越教育大学教職大学院教授。『学び合い』(二重括弧の学び合い)を提唱。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • 会話形式になっているのが読みやすく、わかりやすい。
      2017/6/350代・中学校教諭
    • 会話形式で書かれているので、とてもわかり易かった。
      特に、『学び合い』の導入の際に、児童に向けて、その考え方を伝えるにはどうすればいいのかがよく分かった。
      2016/11/620代・小学校教員
    • 実践に役立つ。
      2015/11/1540代・小学校管理職
    • 学びあいをこれから取り入れようと思っている
      2015/10/430代・中学校教員
    • 具体的でわかりやすい
      2015/5/230代・中学校教諭
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