- 1章 「クラス会議」の基本! これだけ押さえてスタートしよう!
- (1)「クラス会議」っていったい何?
- (2)「アドラー心理学」っていったい何?
- (3)「クラス会議」の目指すもの
- (4)「クラス会議」の活動① 「輪になる」
- (5)「クラス会議」の活動② 「ありがとうみつけ」
- (6)「クラス会議」の活動③ 「議題の話し合い」
- (7)「クラス会議」の準備物① 「トーキングスティック」
- (8)「クラス会議」の準備物② 「議題箱」
- (9)「クラス会議」の準備物③ 「議題を書く紙」
- (10)「クラス会議」のオススメアイテム!
- コラム① 人の“いいところ”には目が向かない?
- 2章 もうちょっとくわしく! 「クラス会議」実践のコツ!
- (1)「クラス会議」を始める前に
- (2)「クラス会議」時間設定のコツ!
- (3)活動①「輪になる」 「ねらい」と「流れ」
- (4)活動①「輪になる」 バージョンアップのコツ!
- (5)活動①「輪になる」 それぞれのスタイル
- (6)活動②「ありがとうみつけ」 「ねらい」と「流れ」
- (7)活動②「ありがとうみつけ」 バージョンアップのコツ!
- (8)活動②「ありがとうみつけ」 それぞれのスタイル
- (9)活動③「議題の話し合い」 「ねらい」と「流れ」
- (10)活動③「議題の話し合い」 バージョンアップのコツ!
- (11)活動③「議題の話し合い」 それぞれのスタイル
- コラム② “解決”できないのがアタリマエ?
- 3章 さあ始めよう! 「クラス会議」を成功させるコツ!
- (1)「学級会」と「クラス会議」の「議題」の違い
- (2)「クラス会議」の「議題」のパワー
- (3)教師が準備するべき5つのこと
- (4)「クラス会議」開きの「3つのポイント」
- (5)「クラス会議」開きのやり方
- (6)「クラス会議」開きのコツ① 「小学校低学年」編
- (7)「クラス会議」開きのコツ② 「小学校中学年」編
- (8)「クラス会議」開きのコツ③ 「小学校高学年」編
- (9)「クラス会議」開きのコツ④ 「中学校・高校」編
- (10)「クラス会議」開きのための資料① 「学校」への説明プリント
- (11)「クラス会議」開きのための資料② 「保護者」への説明プリント
- コラム③ 「共感する“気持ち”」と「行動する“リスク”」
- 4章 「クラス会議」で使える楽しいアクティビティ
- (1)「クラス会議」と「楽しいアクティビティ」
- (2)楽しいアクティビティ① 「チェアウェーブ」
- (3)楽しいアクティビティ② 「○○バスケット」
- (4)楽しいアクティビティ③ 「電気ビリビリ!」
- (5)楽しいアクティビティ④ 「おさるを回せ!」
- (6)楽しいアクティビティ⑤ 「爆弾ゲーム」
- (7)楽しいアクティビティ⑥ 「震源地は誰だ?」
- (8)楽しいアクティビティ⑦ 「ウインクキラー」
- (9)楽しいアクティビティ⑧ 「ホップステップジャンプ」
- コラム④ 「サポートする」「サポートされる」関係
- 5章 クラス会議がパワーアップしていく5つのステージ
- (1)教師のかかわりの変化とクラスの変化
- (2)「教師のかかわり方」3つのキーワード① 初めはしっかり「指導」する!
- (3)「教師のかかわり方」3つのキーワード② できるまではがっちり「サポート」!
- (4)「教師のかかわり方」3つのキーワード③ 常に「ケア」するココロを大切に!
- (5)「クラス会議」がパワーアップしていく5つのステージ① 積極的にリードして安心感をつくる時期
- (6)ステージ①のオススメスキル学習 やってみよう! ブレインストーミング!
- (7)ステージ①のオススメ掲示物 アイデアを出すときのきまり
- (8)「クラス会議」がパワーアップしていく5つのステージ② どんどんやる子どもたちを支える時期
- (9)ステージ②のオススメスキル学習 発想法! ○○で考えてみると……!
- (10)ステージ②のオススメ掲示物 つくってみよう! 解決のホイール!
- (11)「クラス会議」がパワーアップしていく5つのステージ③ 生まれてくるかかわりをつなぐ時期
- (12)ステージ③のオススメスキル学習 やってみよう! オタスケマン!
- (13)ステージ③のオススメ掲示物 かいけつの4つのステップ
- (14)ステージ③のオススメ教材 かいけつオタスケマット
- (15)ステージ③のオススメ掲示物 もとに戻るための3つのコツ
- (16)「クラス会議」がパワーアップしていく5つのステージ④ 自分たちでやれることを見守る時期
- (17)ステージ④のオススメ掲示物 よい解決策の4つのチェックポイント
- (18)ステージ④のオススメ掲示物 “責任をとる”ってどんなこと?
- (19)「クラス会議」がパワーアップしていく5つのステージ⑤ 教師も一緒に考えて行動する時期
- コラム⑤ 解決の“タネ”は,自分たちの中にある!
- 6章 よくある質問にお答えします!
- (1) 教師からの質問「始める前」編
- (2) 教師からの質問「始めてから」編
監修の言葉
クラス会議は,「学級づくり最強の方法」です。
クラス会議の魅力は,次のような点です。
・毎日,10~20分の活動を,積み重ねていく
・特別な技術がなくても,誰でもできる
・アドラー心理学という理論的バックボーンがしっかりしている
・毎日繰り返しているうちに自ずと,ルールを守り,きびきびと動くクラスになる
・「ありがとうみつけ」で,あたたかいムードで1日をスタートできる
・お互いを大切にする雰囲気の中で,自己肯定感が育つ
・つまり,「ルール」と「リレーション(あたたかなふれあい)」のあるクラスが育つ
これが,クラス会議です。本書は,このクラス会議を行うための具体的な知恵やノウハウをギュッと1冊につめ込んだものです。見開きで,どこからでもパッと読めるようになっています。
私は,クラス会議を,全国の教師向け研修会でお伝えしてきました。するとよく出る質問があります。
「床に座るのとイスに座るのとどっちがいいですか」
「パスが多いときは,どうすればいいですか」
「時間がたりないときは,どうすればいいですか」
こういった質問にも,本書はズバリと答えています。自分でもクラス会議を何年もやってきて,多くの先生方の実践をサポートしてきた森重先生が,ストレートに答えています。
クラス会議は,心理学の勉強を何年もしてきた特別な教師にしかできないものではありません。まずは,「これ1冊!」あれば,どなたにでも,できます!
ぜひ,自信と勇気をもって,チャレンジしてみましょう!
明治大学教授 /諸富 祥彦
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- 明治図書
- やり方がわかすく、取り組みやすいと感じた。早速、クラス会議を始めたいと思った。2017/9/1030代・小学校教員
- クラス会議の良さ、私でもやれるかなと思わせるメリット・デメリットと詳しい手順、教室掲示がクラス会議開きについてまで書かれていて、参考になりました。2017/8/2020代・小学校教員
- クラスがいきいきしてきた2017/4/2320代・小学校教員
- すぐに使えそうなネタがたくさんありました。2016/1/1630代・小学校教員
- まずは、始めてみます。2015/8/2750代・小学校教員