一人一人違う子どもたちに「伝わる」学級づくりを本気で考える

一人一人違う子どもたちに「伝わる」学級づくりを本気で考える

「伝わらない」と感じたら、まずは「その子」を知ることから!

指示や発問が通らない、先生の思いが届かない…など、学校の先生であればだれもが感じたことのあるお悩みに、現役の学級担任と特別支援学校教諭がタッグを組んで寄り添います!ポイントは、教室の多様性を理解すること。大切なのは子ども目線の「伝わる」でした。


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ISBN:
978-4-18-233225-8
ジャンル:
学級経営
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 152頁
状態:
在庫あり
出荷:
2024年5月21日

もくじ

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[イントロダクション] ―このふたり,どんなつながりが…?
[巻頭対談] ―ふたりのルーツを辿ってみる
第1章 「伝わる」ためのマインド&スキル25
■「伝わる」ために,時代を超えて大切なことを考えてみた
マインド
01 All YOU NEED is LOVE〜愛こそがすべて〜
02 教室に吹かせている「風」を感じる
03 空を飛ぶ鳥になる〜俯瞰でモノを見る〜
04 なにより,ラポール〜信頼関係〜
05 心を真っ白にして〜余計な先入観は持たない〜
06 言葉の奥に潜む声に耳を澄ませる
07 学び続ける
08 言葉のひとつひとつを大切に
09 子どもとともに笑う
10 「いる」を喜ぶ〜存在承認〜
スキル
01 目を合わせる
02 ありがとうを伝える
03 待つ
04 受け流す
05 全体指導の8原則
06 目をつぶる
07 気持ちを後押しする
08 “力”に頼らない
09 短く話す
10 「ちゃんと」を言わない
11 楽しそうなイメージで
12 叱った後のハッピーエンド
13 子ども自身が選んで決める
14 思考に寄り添う
15 周りの子の理解
第2章 「伝わる」ための基礎知識 教室の子ども図鑑
■教室の子どもたちの多様性を俯瞰しよう
キャラ
01 なんでもやる気まんまんのサユキさん
02 引っ込み思案のヒロさん
03 理解がゆっくりユウダイさん
04 面倒がきらいなコウキさん
05 学校が不安なアリスさん
06 衝動性が高めのヤスヒロさん
07 読み書きがにがてなハルトさん
08 集団がにがてなヨシヒトさん
09 空気を読むのがにがてなシュンさん
10 動きがぎこちないリクさん
11 ダウン症のホノカさん
12 話したくても話せないミサトさん
13 高い能力のあるタクミさん
14 周囲をふり回すミキトさん
15 「0か100か」のタカヒトさん
16 繊細で疲れやすいツムギさん
17 荒っぽさのあるソラさん
18 視覚処理優位のマナミさん
19 聴覚処理優位のケンタさん
20 外国にルーツのあるクマールさん
21 家庭が心配なリュウキさん
22 自分の性別に悩みのあるユヅキさん
23 ヤングケアラーのノリカさん
24 歩行の難しいトモさん
25 「手がかからない」? ナオトさん
第3章 「伝わる」アクション!ケース別Q&A 20+5
■「こんなときどうする?」の“答え”は一つじゃない。
ケース解説
01 子ども同士が注意し合ってしまうとき
02 やっていることをやめられない子がいて次に進まないとき
03 なんでも先生に確認しに来てしまう子に対して
04 「自由にやってみて」が苦手な子に対して
05 間違うことが許せずカンニングしてしまう子に対して
06 家庭の状況で不安定になっている子に対して
07 書くことや考えることをすぐ放棄してしまう子に対して
08 授業中に子どもが教室を飛び出してしまったとき
09 他の子と同じ指示が理解できない子に対して
10 自尊感情が低い子に対して
11 字が読めない,書けない子がクラスにいるとき
12 教室に入ることができない子に対して
13 自分だけを見てほしい子がクラスにいるとき
14 課題提示から取り組むまでの時間に差が出てしまうとき
15 泣き出してしまいやすい子に対して
16 行動が遅い子がいるとき
17 子どもが嘘をついてしまうとき
18 教室移動・事務連絡・手紙配りをうまくやるには
19 教室掲示では,なにが伝わるようにするべき?
20 学年便り・学級通信,だれになにをどうやって伝える?
【ケース別にはおさまりきらないお悩み】
01 子どもから暴言を吐かれたらどうすればいいですか?
02 ショック! 保護者からのクレームが
03 休み時間「子どもと一緒に遊びに行け」と言われるけれど
04 どうしても伝わらないとき,まず,なにをすればいい?
05 自分の心が折れてしまいそうなときは
[巻末対談] ―がんばる先生方へのエールに代えて
参考文献一覧

著者紹介

林 真未(はやし まみ)著書を検索»

立教大学卒業後,明星大学通信教育課程で教員免許を取得。

雑誌記者を経て,家族支援者を志す。3児の子育てをしながら,通信教育でカナダ・ライアソン大学家族支援職資格課程を修了し,日本人初のファミリーライフエデュケーターに。

公立小学校教員,子育て支援NPO理事でもある。

川上 康則(かわかみ やすのり)著書を検索»

東京都立矢口特別支援学校主任教諭

公認心理師,臨床発達心理士,特別支援教育士スーパーバイザー。立教大学卒業,筑波大学大学院修了。肢体不自由,知的障害,自閉症,ADHDやLDなどの障害のある子に対する教育実践を積むとともに,地域の学校現場や保護者などからの「ちょっと気になる子」への相談支援にも携わる。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      明治図書
    • 著者のお二方の掛け合いが軽快で面白く、さくさく読み進められましたが、新年度が始まりしばらくたった後、自分の状況に合わせて読み返すと、状況理解や相手のニーズについてなるほどと思う再発見が多くありました。今後も立ち返るために何度も読むと思います。
      2023/7/930代小学校教員
    • 多様性とか個別最適な学びとか言われる中で、子どもたちにどう伝えるか難しい毎日です。どうすれば伝わるか、どう伝わってしまうのか子どものタイプ別にあり、困ったら振り返りたい本です。
      2023/6/1330代・小学校教員
    • 著者のお二人の対談が温かく、お二人のあるお子さんへのアプローチなどが丁寧に書かれていてすごく活用しやすいなと思います。
      2023/3/10陽だまり
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