- 特集 学習意欲の原点・知的好奇心を高める9月のネタ
- 巻頭論文
- 面白い実物を見ると知的好奇心は高まる
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- 子どもの知的好奇心が具体的に見えるとき
- 漢字で知的好奇心をくすぐる
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- 問題解決の必要感が生まれたそのときこそ
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- 『にんげん日本史』で知的好奇心を高める
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- 「はてな?」の連続とノートにこそ
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- 一つの『もの』から新たな世界を知ったとき
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- 3学年数学「課題学習」S=a1〜文字をよむ〜
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- 到達像を描く
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- 読み聞かせから広がる学習活動〜地域の方の協力で〜
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- 子どもの好奇心を高める9月のネタ
- 国語・低学年/アニマシオン的な手法が子どもを引きつける
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- 国語・中学年/チーム対抗熟語ゲーム
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- 国語・高学年/「おもしろそう」と思わせて、火をつける!
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- 社会・中学年/もたせたい問いを想定し、事実と事実とを比較させよう
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- 社会・高学年/夏休み自由研究作品、体験から!!
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- 算数・低学年/興味を持たせ、知的好奇心を引き出す指導
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- 算数・中学年/「難問一問選択システム」が知的好奇心を高めます!
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- 算数・高学年/世界最高記録に挑戦!―9月の運動会シーズンに向けて―
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- 理科・中学年/昆虫の不思議発見
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- 理科・高学年/意図的な場の設定
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- 知的好奇心を高める体験活動
- 車椅子・アイマスク体験
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- 体験活動の三つの条件
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- 「はてな?」を持って見学に出かけよう
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- 100m徒競走での算数
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- できる・わかる面白さで知的好奇心を高めるネタ
- 2学期最初、知的好奇心を刺激する社会科のネタ
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- 「この日は何の日?」で好奇心を高める
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- 「見えないもの」を「見て」みよう
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- 直接体験が「わかる」実感を生む
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- ユーモアのある面白授業で知的好奇心を高めるネタ
- ちょっぴり視点を変えた本探し!
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- 一寸法師を算数する
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- 『一億』ってたくさんあるんだなあ
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- 笑いと授業の関係
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- 知的好奇心を高める読み物紹介
- マンガで福祉体験「わが指のオーケストラ」
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- 色や形よりも大事な植物の本質を知ろう「たねから めがでて」
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- 地図で子どもたちの意識を世界に広げる「なるほど世界知図帳」
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- 発見!お国自慢「47都道府県 なんでもベスト10」
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- 知的好奇心を高める教師の体験談
- 「連想ゲーム」で語彙力アップ!!
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- 実物を観察することが知的好奇心を育てる
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- 地球は大きなびっくり箱
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- 子どもがときめきを感じる「物・資料」
- 力のある教材を使って、楽しく学ぶ
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- 有田編集長のメッセージ
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- 授業にすぐ使えるクイズ
- どっちが夜のスーパーでSHOW?
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- 新しい評価の研究 (第2回)
- 学ぶ意欲を高めるよい評価活動のあり方を求めてA
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- 〜一年生生活科『明野東の秋を楽しもう』の実践を通して〜
- 教材開発力を鍛える (第4回)
- [問題]日本のトイレが急速に腰掛け式になったのはどうしてか!?
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- 教材解釈
- 高齢化社会の進展・食生活の変化が「腰かけ式」トイレを普及させた
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- 人間は本来「しゃがみ式」の姿勢で用を足していた
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- 東西で異なる?「腰掛け式」の普及
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- サザエさんの家は今でも和式便所?
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- 高齢化社会がトイレを変えた
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- プラスαができるところになってきた
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- 「前の文化」と「後ろの文化」
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- [コメント]一番の原因はウォッシュレットの登場である
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- 日本国憲法の新教材開発 (第6回)
- 天皇は十八歳で成人します
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- 〜第一章「天皇」の教材研究〜
- 琉球の風《総合・修学旅行の手引き》 (第9回)
- 「国際通り」からのびる迷路
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- 〜沖縄生活文化の中心地〜
- 面白い本みつけた
- 『知的複眼思考法』
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- 『図解 世界地図と不思議の発見』
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- 授業の腕をあげる教材開発の方途 (第6回)
- 国語/段落に番号をふるだけで(2)
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- 社会/孤独の壁を越える
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- 算数/発展的な学習のための教材開発
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- 理科/ひまわり向日葵日回り日輪草(その4)
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- 総合/「総合的な学習」が生活科から継承すべきこと
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- 〜生活科の原点から総合的な学習のあり方をとらえ直すこと〜
- 子どもの心を明るくするユーモア小話
- 俳句でだじゃれを楽しもう
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- 私の教材発掘 読者とのツーウエイ
- 理科/豆電球がつく強い電池作り―台所にある身近なものを使って
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- 社会科/絶滅寸前だった「黒豚」を高級ブランドに変えた仕掛けた人はだれだ?
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- 教材・授業開発研究所情報
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- 手の内公開・教材研究と発問づくり (第42回)
- 番外稿 古典の学習・その意義と魅力(上)
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- 〜子どもの側からの楽しみ〜
- 授業力アップ術と教材開発 (第6回)
- 教材をつかむには三つのことを行う
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- 編集後記
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- 教科・総合の教材開発 (第18回)
- 読書好きな子どもを育てよう
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有田編集長のメッセージ
二学期が始まったら、夏休みボケでしばらくは勉強になりません。あの旺盛な「学習意欲」はどこへ行ってしまったのでしょう、と先生方はなげいています。
そこで、四月初めと同じ気持ちで、学習意欲の原点である「知的好奇心」を高めることを考えました。
多少順序を変えても、知的好奇心をゆさぶり、高める九月にふさわしいネタを提示したいと考えました。面白い教材は、いつ行っても面白いものです。
わたしは、二月に「大名行列」の授業をしましたが、子どもたちは一二〇分も追究し続けました。
四月、九月、一月は、特に面白くて、知的好奇心を高める教材を提示する必要があります。これで、早く学習を軌道に乗せたいものです。
体験活動をさり気なく行うことによって知的好奇心を高めることができます。さつまいもを掘ったら、手袋に黒いねばねばがいっぱいついたが、一体どうしたものだろうと、知的好奇心を燃やすのです。
あさがおの種をとったら、みんな同じ数だけ袋の中に種が入っているが、だれが数えて入れたのだろう。
へちまで算数の公式ができるのはどうしてだろう。「本葉の数−3=まきひげの数」という公式が成り立つのはどうしてだろう。
知的好奇心を掘りおこす方法はいくらでもあります。
あることができるようになったり、わかるようになると面白くなり、知的好奇心を高めます。どうやって、わかり、できるようにするかです。
ユーモアあふれる面白授業をやって、知的好奇心を起こさないことはありません。わたしはよく体験しています。
知的好奇心を高める「読み物」も、いろいろあります。これを紹介することでも、知的好奇心を高めることができます。
また、教師が自分が知的好奇心を高めた体験談をしてあげることは、大きな効果があります。本号は知的好奇心特集です。
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- 明治図書