社会科教育 2007年12月号
私の教材研究ノート・着想メモ マル秘公開

C583

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社会科教育 2007年12月号私の教材研究ノート・着想メモ マル秘公開

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ジャンル:
社会
刊行:
2007年11月6日
対象:
小・中
仕様:
A5判 136頁
状態:
絶版
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目次

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特集 私の教材研究ノート・着想メモ秘公開
社会科教師の七つ道具とは―と聞かれたら
社会科教師の七つ道具とはやはり「紙と鉛筆」が一番では
北 俊夫
いつでもどこでも授業づくりを可能にするアイテム
武藤 淳一
一級の情報につながるために
鈴木 康一
お見せします! 私の仕事環境・実物ノート&着想メモのマル秘公開
B4用紙を広げる空間が欲しい
岩田 一彦
デジタル、身体、ときどき手書き
藤川 大祐
気づいたら、切り貼りすること、印刷すること、ブログに書き込むこと
橋本 康弘
ライバル?競演:“このページ”→あなたならどこをどうメモる
読んだだけで終わらず、疑問を書き込み更に調べる
國本 直嗣
思いつくままに箇条書きし、項目ごとに調べ直す
勇 眞
何故、干拓で大騒ぎになったのか、メモする
吉武 徹也
グーグルアースで俯瞰すれば、見方が広がる
山口 收
ライバル?競演:“この写真”→あなたならどこをどうメモる
単元を貫く教材研究を
甲本 卓司
銀座煉瓦街―文明開化を象徴する街―
早川 揮一朗
読み取りの量も大事だが、写真から伝わってくるメッセージを読み取れ!
浅永 剛司
「興亜奉公日」と「着物」に注目
末宗 昭信
私の教材研究・授業の組み立てメモ&ノートのマル秘公開
私が最近入手したネタ・マル秘メモ公開
有田 和正
教材研究はデータの整理・整頓・組み合わせ
土井 謙次
大量の情報入手と消化作業の過程を残す
河田 孝文
“この単元の指導案”が出来る迄=私の着想メモ&ノート
3年「買い物調べ」
雨宮 久
4年「みんなの安全を守れ!交番をつくるならどこの地区?」
田本 嘉昭
5年「あふれる情報社会を探れ!」
横尾 康幸
6年「明治維新をつくりあげた人々」
島田 学
中・地理「世界と日本の生活と文化」
瀬戸 勝
中・歴史「聖徳太子の理想国家は実現したのだろうか」
向当 誠隆
中・公民「個人と社会生活」
堀内 和直
“この問題”の教材化・授業化=私の着想メモ&ノート
「憲法」の教材化・授業化
谷 和樹
「公共」の教材化・授業化
中西 仁
「法」の教材化・授業化
白木 一郎
「金融」の教材化・授業化
柳澤 一輝
「伝統文化」の教材化・授業化
近藤 光弘
「エネルギー」の教材化・授業化
畑屋 好之
授業に直結する作業メモ&ノートの工夫点
発問候補が出る迄の作業メモ&ノート
中田 幸介
指示候補が出る迄の作業メモ&ノート
大牧 丈夫
説明候補が出る迄の作業メモ&ノート
堤 緑
学習問題候補が出る迄の作業メモ&ノート
稲井 智義
板書候補が出る迄の作業メモ&ノート
横山 幸生
知って得する“作業メモ&ノート”とっておきの技
アンダーラインの引き方
青柳 滋
キーワードの出し方
伊藤 裕康
付箋の貼り方
黒木 俊治
ネット検索の仕方
波多野 陽
よいインタビューの仕方
堀畑 仁宏
授業記録のとり方
谷岡 眞史
指導案へのコメント記述
岩永 健司
本の読み方スキル
加藤 幸次
原稿の作成スキル
片上 宗二
小特集 冬休みに薦めたい“伝統文化体験”ベスト3
冬休み=お正月。そこは、伝統文化の宝庫です
佐藤 仁
地域や家族のふれあいの中で楽しく体験
田中 裕美
ふれあいのある伝統文化体験をさせたい
森下 人志
伝統文化体験で「人」とつながる
田口 忠博
日本伝統を伝えるという意識を持とう~初詣、百人一首、七草がゆ~
水野 彰子
日本の豊かな食文化を楽しみながら体験し味わおう!
青木 英寛
生徒も先生もご当地検定にトライ! (第9回)
みんな、長野のことがわかるかな?
石黒 基國
地球地図を生かした授業づくり (第9回)
地球地図の学校
太田 弘
~地球地図から始まる国境を越えたアジアの学校の交流~
写真を使った学習クイズ (第9回)
写真資料を知覚語で問う
山下 文廣
中国に輸出した?日本の漢字→授業化のヒント (第9回)
漢流(漢字の流れ)
椿原 正和
討論に発展!社会科ネタ 多文化社会理解の開発教育 (第9回)
難民について考える
田中 治彦
社会科教師の基礎教養 世界史のことば、世界史へのロマン (第9回)
近世ヨーロッパ
原田 智仁
~マルコ・ポーロは実在しなかった?~
シティズンシップ 世界で広がる市民科の動きから学ぶもの (第9回)
イギリス市民科の自己評価ツール(2)
田中 博之
教科書を使った学び方スキルの基礎基本―ここでこういう指導が効果的 (第9回)
教科書の中心資料を見直す
臼井 忠雄
~蒙古襲来絵詞を例に~
教科書教材更新中 授業で使える この数字このデータ (第9回)
グーグルアースが社会科授業を変える その1
川原 雅樹
社会科新授業の“未来予想図” (第9回)
義務教育の横ぐし
安野 功
~言葉の重視と体験の充実4~
新指導要領で授業づくり 改訂点はどこか―中学校― (第9回)
社会科の内容を改善する論点
大杉 昭英
~⑤「改善の姿をスケッチする」~
わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第117回)
奈良県の巻
岩本 廣美
編集後記
樋口 雅子
子どもと作る歴史紙芝居 (第9回)
ペリー来航でゆれる江戸幕府
柳沼 孝一
紙芝居作りで歴史のイメージ作りを鍛えよう (第9回)
ペリー来航と開国
有田 和正

編集後記

〇…その昔、有田和正先生が筑波大附属小学校におられたころ、「ある先生から〝そんなに手の内をみせてしまうと、みんなに真似られて後が困るのではないか〟といわれたことがあったが、だから次を必死になって考える。それだから沢山、教材開発も出来たのかも知れない」というお話をお聞きしたことがありました。

その時、「披露しないでいわば〝隠し財産〟を沢山もっていることが〝すごい教師〟の条件?」と、思ったことがありました。今は、ネットであれこれ情報が飛び交う時代、そういうことが名人の条件ということはないように思いますが…。

この問題、更に突っ込んで考えると、「そういう教材を開発するまでに、どういう着想メモや作業ノートを作成したりしたのか―」という、いわば、下ごしらえの部分は、あまり公開されていないように思います。

しかし、多くの人にとって、〈完成までの道程を知る〉ことこそ、沢山学ぶところがあるのではないでしょうか。よくいう「魚をもらうより、魚の捕り方を教わるほうが~」ということだ―と思います。

ということで、今回は、あまり公開したくない?いわばマル秘にしておきたいともいえる部分を、あえてご披露していただきたいという、欲張った企画をたてました。

〈樋口雅子〉

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