- 特集 キーワードに込められた授業の法則
- ピンポイントからシステムへ
- すぐれた授業はピンポイントが含まれる小さなパーツを集めてシステム化している。どのパーツもみがきぬかれたものである。
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- 授業にはピンポイントの法則が散りばめられている
- 書き出しのピンポイントの指導で作文が変わる
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- ピンポイント指導には子どもをきたえる仕組みがある
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- 向山式跳び箱指導
- 跳び箱が跳べないのは腕を支点とした体重の移動ができないからである
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- 一枚の写真の読みとり方
- 読みとり能力が向上し、討論まで成立する向山型社会科授業の一システム
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- クライマックスを見つける
- 「クライマックス」「ピクナル」の特定で主題にせまる
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- (練習問題)三問目ができたら持ってくる
- 「三問目」「できたら持ってくる」それぞれに思想があり論理がある。授業中のピンポイントの行為に見え隠れする思想と力量。
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- 授業はピンポイント法則をシステム化して成り立つ
- パーツを有効に組み合わせよう!
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- パーツの組み合わせの流れには、必然性がある。
- 基本型の指導システムをつくるピンポイント指導
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- 向山型算数指導
- 練習問題指導をシステム化するパーツには一つ一つ必然性がある。
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- 向山型説明文指導
- シンプルなパーツによるシンプルなシステムが子どもの力をつける
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- 向山型要約指導
- 「20字」「10人」「3回」の意味を理解することが向山型要約指導の基本である!
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- 向山型歴史指導
- 向山式歴史学習法は、人物の働きを中心にすえた学習法である。発問、資料などの優れたパーツを組み合わせた学習法が、子ども主体の学習を生み出す。
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- 向山型理科指導
- 『向山型理科授業』には、解決する意志決定を子どもに任し、その活動の中から問題を見つけるシステムがある。
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- キーワード解説
- キーワード50題解説
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- ミニ特集 第二期向山全集を読む
- 第二期向山全集(全十五巻)一月下旬に刊行―第一期のプレゼント、「向山の授業CD・石うすの歌」を発送
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- プロの「論争術」、プロの「イベント論」満載の著誕生!!
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- 巨大な教育運動「ジュニア・ボランティア教育」の提唱から総合的な学習までの主張を一挙公開 十九巻には、向山先生の志が詰まっている
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- 向山流研究の方法を学ぶには、『子ども生き生き向山型理科授業奮戦記1,2』が必見である!―(25)豆電球(二年)の全授業記録
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- 生涯座右に置いて読み返したい向山洋一全集第三十巻「追いつき、追いこせ!退職までの六年間の向山のメッセージ」
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- 21世紀に残したい教育改革に対応した向山実践
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- 卒業・別れの演出 第二十九巻
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- イラストでみる「新教育課程」
- 総合的な学習のカリキュラム
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- 授業上達論 追補 (第108回)
- 総合的学習は貴重な教科の時間を削って作られる
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- 編集前記
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- グラビア
- 新世紀はTOSSが提案した授業が主流になる ほか
- これからの授業を創る
- 総合的学習/ボランティアの授業
- 資料を選び授業を組み立てる。最後の最後までツメを忘れてはいけない
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- 総合的学習/コンピュータの授業
- 子ども用サイトには「動画コンテンツ」が不可欠である
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- 総合的学習/環境・食の授業
- 「地球の歴史」の授業
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- 総合的学習/エネルギーの授業
- 保護者にも知らせよう
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- 国語授業の基礎基本 (第10回)
- 説明文の読書指導に入門百科を
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- 心の教育の基礎基本 (第10回)
- 兵庫県の「トライやる・ウィーク」で何を学ぶか
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- すぐれた授業を創る
- この目で見た向山情報 (第22回)
- 事を複雑にする教師
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- すぐれた授業を創る
- 学級崩壊からの生還 (第10回)
- 「教育技術」を謙虚に学べ
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- 向山型算数指導法で何が変わったか (第10回)
- 個別指導をやめたら算数好きの子が増えた。
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- すぐれた授業を創る
- 向山洋一を追って (第34回)
- 〔第13巻〕ある子の作文「向山先生は差別をしているか」(7)
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- 向山実践の原理・原則 (第82回)
- 「マル道は法則化か否か」中間報告
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- 体験 私の幼児教育 (第22回)
- 大失敗例その1(英語)
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- シングルエイジ英語教育の原理 (第10回)
- 心の言葉
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- 酒井式の新しい広がり PartW (第10回)
- 酒井式鑑賞法の驚異的広がり
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- 北海道青年教師発信 (第10回)
- 悩みを共有できる仲間が集う。
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- 真理子のザ・宿題 (第118回)
- タイム・レター
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- TOSSインターネットランド (第70回)
- 箱根合宿直前情報とTossland登録の注意
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- 全国ペーパーチャレラン (第106回)
- ゴー!バック!チャレラン
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- 授業をかえる 学級をかえる
- 教え方教室・セミナーで心から思ったこと
- 子どもわかるようになる
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- 研究授業の準備
- 算数CDとTOSSLANDで授業の質を高める
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- 保護者会の準備
- 保護者の安心と信頼をつかむ
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- 検証実力アップ教材
- あかねこ計算スキル
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- 検証熱中教具
- 一年生が熱中し、親に喜ばれた五色百人一首
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- ドラマを創る教師たち
- 若手主任奮戦記
- 法則化に支えられて
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- 若く名もなくこの地に教師として生きて
- 曇って見えた宝物
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- サークルに参加して得たもの
- 若くて、力量が似通っている仲間たちが集う高知法則化かつおは癒しの場でもある
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- 法則化中学の授業
- ALTの自己紹介・生徒の自己紹介
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- 全国ネットワーク活動中
- 「向山型国語」三種の神器で知的で力のつく授業が約束されている!
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- 中央事務局日誌
- 向山洋一氏の授業「石うすの歌」
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- インターネットホームページの検証
- コンテンツを狭く限定した子どもサイトを構築しよう
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- 授業で使ったホームページ
- Webワークの授業【法則化セミナー2000での授業提案】
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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- HOUSOKUKA NEWS
- 向山洋一教え方教室(特設教え方教室でライブ体験) 他
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編集前記
▼授業は誰でも上手になれる。
しかし、たった一つの条件がある。
今までの自分勝手なやり方、つまり我流をすてて、本筋の方向を学ぶことである。
▼教師は誰だって親や子どもから感謝される人になれる。
しかし、たった一つの条件がある。
今までの我流をすてて、本筋の方向を学ぶことである。
▼本筋の方向を学べば、奇蹟のようなことが教室でおこる。
跳び箱ができない子が一瞬でとべる
写真を見て、次々と意見が出る
子どもたちの討論が続く
算数のクラス平均点が九十点を越える
これまで、五点、十点だった子が、七十点、九十点、百点をとるようになる
▼毎日毎日、全国で生れている事実だ。
本筋の方向を選んだ教師が、次々と体験していることである。
▼授業というのは、駄目か良いかのどちらかだ。駄目というのは、最初から最後までゼーンブ駄目だ。所々駄目というのはない。
駄目な食堂の料理は、全部駄目と同じだ。
▼研究授業をこれまでに三十回やってないのは、問題外。授業がいいとか悪いとかいうレベルではなく「それはシロートだ」というレベルである。
▼「これから○時間目の授業をします。きをつけ、礼」なんてやってるのは、最低、最悪のレベル。授業の最初からピーンとはりつめた緊張感がないわけだから……。
▼授業には法則がある。法則は「キーワード」にまとめられる。
逆に言えば、キーワードとならないような方法は、法則ではない。
▼キーワードは、多くの場合小さな一つ一つ(ピンポイント)の法則によって成り立っている。小さなエリアをユニットともよぶ。ユニットが上手に組みあわさって、システムとなる。向山型要約指導法は、一つのシステムだ。キーワードがシステムを示すこともある。
▼本特集は、キーワードに込められた授業の法則を検討した。
▼第二期向山全集が一月に出版される。全十五冊である。その内容をミニ特集で編集委員に紹介してもらった。
(向山)
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- 明治図書