- 特集 アクティブ・ラーニングの視点からの授業改善
- 提言 国語科授業におけるアクティブ・ラーニングとは
- 次期学習指導要領がめざす主体的・対話的な深い学び
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- ディープ・アクティブラーニングと国語授業
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- 「三つの学び(深い学び・対話的な学び・主体的な学び)」を国語科授業でどう実現するか
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- 「深い学び」につながる授業づくりのポイント&授業づくり
- 【提案】「深い学び」で主体的な読み手を育てるアクティブ・リーディング―作品の原理を発見し、<読み>の方略を獲得させる
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- 【低学年】「自分とは異なる読みと出会う授業づくり」のための三つのポイント
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- 【中学年】探究が深まる「話し合うこと」の授業づくり
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- 【高学年】「統合学習」で日本語文化を探究する
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- 【中学校】学びを深めるグループ学習と課題設定の工夫
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- 「対話的な学び」につながる授業づくりのポイント&授業づくり
- 【提案】「批評読みとその交流」の授業から
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- 【低学年】〈課題解決のために相談できる力〉を育てる
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- 【中学年】課題設定、子どもの対話を支える「考える音読」
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- 【高学年】ジグソー法を取り入れた「伝えたい」を引き出す授業
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- 【中学校】読み手を育てる「3点セット」(主張・根拠・理由付け)
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- 「主体的な学び」につながる授業づくりのポイント&授業づくり
- 【提案】「主体的な学び」の姿勢をつくる
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- 【低学年】行動学習法による基礎技能の習得
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- 【中学年】文章と絵を関連付けて読む力を育てる
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- 【高学年】実社会とつながり主体的に学ぶ力を育てる主題の設定―外国から見た横浜の魅力を新聞に―
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- 【中学校】読解したことを相手に応じて表現する
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- 第2特集 ユニバーサルデザインの視点でのアクティブ・ラーニング
- 【提案】主体的な学びの連鎖に仕組むユニバーサルデザイン
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- 【小学校】学ぶ楽しさを実感できる国語科学習
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- 【中学校】学び方をユニバーサルデザイン化する
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- 板書×発問でわかる! 今月の授業づくり (第2回)
- 小学1年/挿絵を読み解き<時の変化>を捉える
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- ~「はなのみち」(光村)~
- 小学2年/強調記号を使い分けて関係性を可視化する
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- ~「たんぽぽのちえ」(光村)~
- 小学3年/プレ教材での学習を生かして、はじめ・中・おわりの説明的文章の構成を子どもと共に見つける
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- ~「こまを楽しむ」(光村)~
- 小学4年/「終わり」はどこから?
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- ~「動いて、考えて、また動く」(光村)~
- 小学5年/既習事項を活用し要旨をまとめる
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- ~「生き物は円柱形」(光村)~
- 小学6年/自分の考えを広げよう
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- ~「学級討論会をしよう」(光村)~
- 中学1年/一番好きな○○を紹介しよう!
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- ~「友達をみんなに紹介しよう―取材してスピーチで伝える」(光村)~
- 中学2年/短歌の鑑賞で「言語感覚」を磨く
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- ~「短歌を楽しむ」(東書)~
- 中学3年/縁のある語句で論理の連なりを追う
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- ~「月の起源を探る」(光村)~
- アクティブ・ラーニング時代における国語教育の基礎・基本 (第2回)
- 押さえておこう! アクティブ・ラーニングの意味
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- 国語科ジグソー学習入門―ほんもののアクティブ・ラーニングを目指して (第2回)
- 国語科読むことのジグソー学習
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- 教室の言葉から立ち上げる言語コミュニケーション教育 (第2回)
- 広場のある教室
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- 国語教師力を鍛える! 素材研究・教材研究・指導法研究 (第2回)
- 素材研究に五割の力を注ぐべし
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- 国語教育の実践情報 (第2回)
- 小学校/各教科等と連携した論理的思考力の育成
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- 中学校/全国学力・学習状況調査結果を踏まえた授業の紹介
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- わが県の国語ソムリエ (第49回)
- 新潟県
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- 博報賞 あなたの応募を待っています!
- 博報賞受賞校訪問Q&A 優れた教育実践を広げる「博報賞」 ほか
- 編集後記
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編集後記
アクティブ・ラーニングは、「論点整理」の中で、次期改訂が学習・指導方法について目指すものとして、
具体的な学習プロセスは限りなく存在し得るものであり、教員一人一人が、子供たちの発達の段階や発達の特性、子供の学習スタイルの多様性や教育的ニーズと教科等の学習内容、単元の構成や学習の場面等に応じた方法について研究を重ね、ふさわしい方法を選択しながら、工夫して実践できるようにすることが重要である。
ⅰ)習得・活用・探究という学習プロセスの中で、問題発見・解決を念頭に置いた深い学びの過程が実現できているかどうか。
ⅱ)他者との協働や外界との相互作用を通じて、自らの考えを広げ深める、対話的な学びの過程が実現できているかどうか。
ⅲ)子供たちが見通しを持って粘り強く取り組み、自らの学習活動を振り返って次につなげる、主体的な学びの過程が実現できているかどうか。
などと示されています。
次期改訂に向けてこれから議論が進んでいきますが、今号では、「論点整理」にも示されている3つの視点を踏まえ、問題(課題)解決的な学習やグループ・ワーク等を取り入れながら、アクティブ・ラーニングの視点から国語授業をどのように改善できるのかについてご提案いただければと思い、企画しました。第2特集では、ユニバーサルデザインの視点から考えられるアクティブ・ラーニングについて、ご紹介いただきました。
/木山 麻衣子
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- 明治図書