- 特集 総力大特集 理論×実践で追究する国語の「深い学び」
- 資質・能力を育む「深い学び」とは
- 【「深い学び」のメカニズム】豊かに関連付いた知識を生み出す
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- 【「深い学び」と授業デザイン】対話型論証で教科の枠を越えた学びを創る
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- 【「深い学び」と知識の構造化】知識・技能を高度化し,駆動させる
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- 「深い学び」とPBL(プロジェクト型学習)
- 提案/深まるプロジェクトをデザインする
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- 小学校/読書活動から深い学びをめざす取り組み
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- 中学校/本物と出会う「出版学習」で言葉の力を磨く―「戦争体験を受け継ぐ」雑誌制作プロジェクト(中2)―
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- 高等学校/身近なことがらの奥にある世界に気づく
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- 「深い学び」と思考ツール
- 提案/思考ツールを用いて,問い,考え,交流する授業を
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- 小学校/読みの焦点化・可視化を促すツールの活用
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- 中学校/資質・能力を育成するための思考ツールの活用
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- 高等学校/世界の諸課題解決に挑む有為の人材を育成するために
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- 「深い学び」と評価
- 提案/学びを見取り,励まし,「自分のテーマ」の発見をいざなう
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- 小学校/「深い学び」を実感するパフォーマンス評価
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- 中学校/言語活動を通して身に付けた力を評価する
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- 高等学校/知識を深めて自己の考えに生かす
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- 「深い学び」とICT
- 提案/一人一台がもたらす学びの変容
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- 小学校/ICTで思考の可視化と学びの共有化を
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- 中学校/「共有」で到達できる「深い学び」
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- 小特集 授業の腕を上げる!夏期集会&研究会報告
- 「鍛える国語教室」研究会(鍛国研)
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- 東京学芸大学公開講座(49)
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- 国語教育実践理論研究会(KZR)
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- 国語教育探究の会
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- 国語教育実践改革会議
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- 全国小学校国語教育研究会
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- 日本言語技術教育学会
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- 日本国語教育学会
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- 日本文学協会国語教育部会
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- 文芸教育研究協議会(文芸研)
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- 現職研修セミナー(東京学芸大学附属小金井小学校国語科部主催)
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- 「読み」の授業研究会(読み研)
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- 変える国語授業―高大接続改革・大学入学共通テストを見据えて― (第8回)
- 高大接続改革を見据えた授業改善のポイント2(主として選択式問題)
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- 言葉による見方・考え方を働かせる語彙学習 (第8回)
- 語彙学習を取り入れた単元づくり
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- 〜言語活動「感想を書く」に必要な語彙学習〜
- 学び合いがうまくいく!教科書教材のペア&グループ学習 (第8回)
- 小学1年/1ねん1くみのりものずかんをつくろう―かかれていることをただしくよみとり、本でしらべたことをまとめる―
- 【読むこと】11月教材「いろいろなふね」(東京書籍)
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- 解説
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- 小学2年/組み立てを考えて,はっぴょうしよう
- 【話すこと・聞くこと】11月教材「あったらいいな,こんなもの」(光村図書)
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- 解説
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- 小学3年/事例の順序性(意味)を中心に,説明の工夫について考え話し合おう
- 【読むこと】11月教材「すがたをかえる大豆」(光村図書)
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- 解説
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- 小学4年/説明のしかたを工夫して分かりやすく伝える文章を書こう
- 【書くこと】11月教材「クラブ活動リーフレットを作ろう」(光村図書)
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- 解説
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- 小学5年/説明のしかたの工夫を見つけ,話し合おう
- 【読むこと】11月教材「百年後のふるさとを守る」(光村図書)
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- 解説
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- 小学6年/日本の伝統文化を楽しもう
- 【伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項】11月教材「狂言 山伏」(光村図書)
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- 解説
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- 中学1年/故事成語の奥にある人間ドラマ
- 【伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項】11月教材「今に生きる言葉」(光村図書)
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- 解説
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- 中学2年/漢詩を自分なりに訳してみよう―トリオ学習で時短グループワーク―
- 【伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項】11月教材「漢詩の風景」(光村図書)
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- 解説
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- 中学3年/グループ活動を効果的に用いて,理解を深めよう
- 【読むこと】11月教材「作られた『物語』を超えて」(光村図書)
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- 解説
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- 子どもの心を動かす!国語授業10のエンジン (第8回)
- 映像喚起で思考エンジン始動
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- 学力形成を支える国語教師のための「話し方」教室 (第8回)
- 担任小講話の奨め(下)
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- 〜話し方の「技術」を中心に〜
- 国語教育の実践情報 (第44回)
- 小学校/平成31年度(令和元年度)全国学力・学習状況調査結果を公表
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- 中学校/「『指導と評価の一体化』のための学習評価に関する参考資料(小学校,中学校)(評価規準の作成及び評価方法の工夫等)」についてA
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- わが県の国語ソムリエ (第91回)
- 愛媛県
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- 編集後記
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- 今月号 掲載教材一覧
編集後記
今号が刊行される10月は,小学校での新学習指導要領の実施まであと半年という時期になります。令和2年度から使用される新しい小学校の国語の教科書もすでに公表され,教科書を発行する各社の特設ホームページなどを見ますと,「深い学びを実現する『読むこと』」や「主体的・対話的で深い学びを通じて,資質・能力をはぐくむ。」などの特色が示されています。
また10月は授業研究が一層深まる時期だと思いますが,今年度は「主体的・対話的で深い学び」を研究テーマとしている学校が多いようにも感じています。
平成27年8月に,中央教育審議会の教育課程企画特別部会で取りまとめられた論点整理で「アクティブ・ラーニングの視点」が示されてからすでに4年になります。これまで小誌でも刊行時期に合わせて切り口を変えながら,「アクティブ・ラーニング」や「主体的・対話的で深い学び」について何度か特集を組んでまいりました。今号では,「深い学び」に対する意識が高まり研究も深まっているこの時期に,これまでの4年間の流れも踏まえた上で,「国語の『深い学び』」というテーマで理論と実践からその方向性を探る内容になればと思い,特集を企画いたしました。
学校教育の中で「深い学び」を実現するためには,国語科だけにとどまらず,全教科・領域での取り組みを考える必要があると思います。そこで,特集1では,教科の枠を超えた学習者の視点からの「深い学び」についてご提言をいただいています。特集2,3では,「深い学び」実現する授業デザインの方法として,学習者にとって意味のあるゴールを設定し探究を通して課題解決を図るPBL(プロジェクト型学習:Project Based Learning)やアクティブ・ラーニングの実現を目指した子どもの思考,表現をサポートする思考ツールについて,その考え方と校種別の実践をご提案いただきました。また特集4では「『深い学び』と学習評価」という観点で,その捉え方からパフォーマンステストや定期テストなどの実践例を,特集5では,深い学びを促すICTの活用方法についてご紹介いただきました。
国語教育がご専門の先生だけでなく,他の教科の先生方にもぜひ読んでいただきたい,特集テーマだと思っています。
/木山 麻衣子
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- 明治図書
- 深い学びについて網羅的に学ぶことができた。特に、思考ツールについて、小中学校の事例も学べてよかった。2020/5/240代・高校教員