国語教育 2020年12月号
2020年度のカリキュラム・マネジメント&家庭学習指導アイデア

B852

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国語教育 2020年12月号2020年度のカリキュラム・マネジメント&家庭学習指導アイデア

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ジャンル:
国語
刊行:
2020年11月9日
対象:
小・中・高
仕様:
A5判 130頁
状態:
絶版
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目次

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特集 2020年度のカリキュラム・マネジメント&家庭学習指導アイデア
[巻頭特集]押さえておきたい「学びの保障」の考え方
国語科における「学びの保障」に関する基本的な考え方等について
大滝 一登
「学びの保障」のために押さえておきたいこと
小学校/カリキュラム・マネジメントの工夫を中心に
中村 和弘
中学校/教室を越えた「新しい学習様式」を
宮城 洋之
2020年度 国語授業のカリキュラム・マネジメント
小学校/指導の効率化と家庭学習への対応
山中 伸之
小学校/コロナ禍を機に始めるカリキュラム・マネジメント
若松 俊介
中学校/「書く」ということ
堀 裕嗣
中学校/言葉による見方・考え方を基盤に
宗我部 義則
高等学校/学校で学ぶ意味を問い直す学習指導
遠藤 祐也
小学校の家庭学習指導アイデア
1年/袋とじ型学習の手引きで学校ごっこ気分を
吉田 温子
2年/家庭学習と基礎学力の定着と学びの保障
清水 絵里
3年/イチおし本の紹介文を書こう
成家 雅史
4年/「参考・称賛・繰り返し」で力を高める
八巻 修
5年/「早く終わりたい」宿題を,「終わらせたくない」家庭学習へと変える四つのキーワード
宍戸 寛昌
6年/独習力を養うための自主学習指導
須永 吉信
中学校・高等学校の家庭学習指導アイデア
中学校1・2年/「家庭でできる言語活動」を考える
積山 昌典
中学校3年/ひらめきを求める
益川 敦
高等学校/主体的な学びを目指す家庭学習
田中 洋美
高等学校/家庭学習を活かす三つの視点
永野 貴志
小特集 教科書の学習支援コンテンツ紹介
『新しい国語』(小学校令和2年度版)/『新編 新しい国語』(中学校平成28年度版)
東京書籍出版株式会社
『ひろがる言葉 小学国語』(小学校令和2年度版)/『伝え合う言葉 中学国語』(中学校平成28年度版)
教育出版株式会社
AIに負けない「読解力」を考える (第9回)
人間の「読み」の特徴とその測定
荷方 邦夫
問い×交流が生み出す読みの学習デザイン (第9回)
「トロッコ」(三省堂ほか・1年)
井上 功太郎
論理的に「考える国語」の授業づくり (第9回)
「読みの力」を習得・活用する授業づくり その2
白石 範孝
〜説明的文章における「読みの10の観点」〜
小学1年/出来事に着目して,三部構成を読む
藤平 剛士
〜[教材]文学/「たぬきの糸車」(光村図書)〜
小学2年/物語の因果関係や伏線のおもしろさを捉える
江見 みどり
〜[教材]文学/「かさこじぞう」(東京書籍)〜
小学3年/一番大事な段落はどれかな?
関口 佳美
〜[教材]説明文/「ありの行列」(光村図書)〜
小学4年/題名から中心人物の変容を考える
田島 亮一
〜[教材]文学/「世界一美しいぼくの村」(東京書籍)〜
小学5年/中心人物を考える
船津 涼子
〜[教材]文学/「雪わたり」(教育出版)〜
小学6年/繰り返しの言葉に着目して筆者の主張をとらえよう
野中 太一
〜[教材]説明文/「大切な人と深くつながるために」(光村図書)〜
主体的・対話的で深い学びを実現する学習課題&発問モデル (第9回)
語りの構造の特徴を踏まえて読み深める「少年の日の思い出」(各社1年)
吉川 芳則
中学1年/エーミールは何者か? 登場人物の設定に迫る読みを楽しもう
大谷 卓治
〜12月/読むこと 【教材】「少年の日の思い出」(光村図書ほか)〜
中学2年/武士の心情の「複雑さ」を読み取ろう
内藤 三和子
〜12月/読むこと 【教材】「平家物語(敦盛の最期)」(三省堂)〜
中学3年/構成や表現の差異による印象や解釈の違いに注目して読む
大西 小百合
〜12月/読むこと 【教材】「初恋」(光村図書)〜
クラス全員が達成感を味わう! DOI流 国語教室づくり (第9回)
話す・聞く指導ではとにかく聞き手を育てるべし
土居 正博
野口芳宏の国語授業四方山ばなし (第9回)
教育技術の法則化運動・零れ話(上)
野口 芳宏
〜向山洋一先生との出合い〜
国語教育の実践情報 (第57回)
小学校/「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料の事例2
大塚 健太郎
中学校/新学習指導要領全面実施に向けた中学校国語科の授業づくりC
杉本 直美
わが県の国語ソムリエ (第104回)
青森県
田中 拓郎
編集後記
木山 麻衣子
今月号 掲載教材一覧

編集後記

 新型コロナウイルスによる生活への影響が続き,終わりがなかなか見えない中で,文部科学省からは学校での「学びの保障」に関する情報の公表が続き,日々更新されています。

 6月には「新型コロナウイルス感染症に対応した持続的な学校運営のためのガイドライン及び新型コロナウイルス感染症対策に伴う児童生徒の「学びの保障」総合対策パッケージについて(通知)」,「教育活動の実施等に関するQ&A」などが示され,すでにこれらを受けて学校ではさまざまな指導の工夫がなされていることと思います。

 感染者数には地域差もある中で,昨年度までのように,4月に一斉スタートとはならなかっただけに,年間指導計画の見直しも必要となる今年度は,例年以上に教師のカリキュラム・マネジメント力が必要になってくるのでは…と思っています。今後,再度流行する恐れもある中,授業で行うべきこと,家庭学習でも行えることなどを適宜選択しながら,目の前の子供たちの実態に合わせて,学年末までの指導計画を柔軟に見直し,子供たちへの学びの保障をしていく必要があるのではと考えています。

 また,家庭学習指導についても,例年の指導の中にももちろん組み込まれていることとは思いますが,今年度は学校で過ごす時間が少なくなり,例年以上に家庭で学習する時間や量が増える状況になることが考えられる中,子供たちが主体的に学べる工夫や継続してできるアイデアを知りたいという読者のニーズがあるのではと思っています。本誌では,2004年8月号に「国語力が確かに育つ『宿題の開発』」という特集題で「宿題」を特集していますが,当時は学力の向上を目的とした「宿題」がテーマとなっており,2020年度はそこに学びの保障という側面もプラスして,家庭学習指導についてアイデアを共有する機会になればと思い,特集を企画しました。

 巻頭特集では,先述した「新型コロナウイルス感染症に対応した持続的な学校運営のためのガイドライン及び新型コロナウイルス感染症対策に伴う児童生徒の「学びの保障」総合対策パッケージについて(通知)」などをもとに,国語教師が押さえておきたい「学びの保障」の考え方をご紹介いただきました。また特集1では,小,中,高等学校の先生方に,今年度はどのようなカリキュラム・マネジメントが必要なのか,そのポイントをご教示いただき,特集2では,実物資料も交えながら,家庭学習指導の具体例をご紹介いただいています。

 「コロナ禍を転じて福となす」―これはある雑誌の特集の副題ですが,今年度はカリキュラム・マネジメントについて考えたり,家庭学習指導を見直したりすることで,2021年度からの新しい国語授業の在り方を探っていければ…と思います。


   /木山 麻衣子

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