- 特集 黒板と板書―授業ドラマ化する活用術
- 社会科の板書=縦書き?横書き?―それは何故?
- 板書には教師の思想が流れている
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- 縦書き・横書きは一つの約束事
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- 基本的に横書きだが、縦書きのよさも取り入れる
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- こんなのあり?黒板活用のアイデア
- 名札マグネットを活用した授業の活性化
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- スクラップ&ビルドの黒板の活用
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- 平面の時代から立体へ
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- “教師の計画的板書”で授業をつくるスキル
- 実践レポート
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- レポートを読んで
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- “黒板は子どもに開放”で授業をつくるスキル
- 実践レポート
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- レポートを読んで
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- 教職の基礎基本スキルとしての板書術
- 地理的事象の板書術―基礎基本ワザ
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- 歴史的事象の板書術―基礎基本ワザ
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- 子どもに板書力をつける指導ポイント
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- 資料の読み取り力をつける黒板活用術
- 写真の読み取り力をつける黒板活用術
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- 統計の読み取り力をつける黒板活用術
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- グラフの読み取り力をつける黒板活用術
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- 絵の読み取り力をつける黒板活用術
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- 地図の読み取り力をつける黒板活用術
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- 「思考の型」を教える―黒板の活用術
- 分類させる時・黒板の活用術
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- 比較させる時・黒板の活用術
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- 原因を考えさせる時・黒板の活用術
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- 共通点・相違点を考えさせる時・黒板の活用術
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- 黒板と板書をめぐる指導の留意点
- 学習問題と板書・ポイントはどこか
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- 発問と板書・ポイントはどこか
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- 子どもの意見と板書・ポイントはどこか
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- 話合いと板書・ポイントはどこか
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- 討論と板書・ポイントはどこか
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- ノートと板書・ポイントはどこか
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- 模造紙と黒板・気をつけたいポイント
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- 板書と目で聞く・アイコンタクトの取り方
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- 参観時の板書・気をつけたいポイント
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- 板書のタブーはどこか
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- 黒板と板書→記憶と印象に残る活用術
- 3年―単元「昔のくらし」を例に
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- 4年―単元「私たちの県」を例に
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- 5年―単元「自然災害を防ぐ」を例に
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- 6年―単元「日本とつながりの深い国」を例に
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- 中学地理―単元「身近な地域の調査」を例に
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- 中学歴史―単元「戦後日本の発展と国際社会」を例に
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- 電子黒板・PC=既存の黒板と併用するヒント
- 全体図と部分図の役割分担を意図した指導
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- 電子黒板と黒板をシンプルに活用して、子どもたちの思考を促す
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- 電子黒板で体験を補い、黒板で言葉を定義する
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- 小特集 2011年度夏の研究集会=何が取り上げられたか
- 日本公民教育学会
- 公民教育における言語活動の充実
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- 全国民主主義教育研究会
- 次世代に受け継ぐ政治教育
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- 地理教育研究会
- 震災を考えつつ、世界の構造を再認識した第50回記念大会
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- 全国中学校地理教育研究会 第52回全国研究大会
- これからの中学校地理的分野の学習 地誌学習における授業改善
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- 歴史教育者協議会(第63回)
- 地域から世界へ―地域・教室と世界を結ぶ歴史教育をめざす
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- 全国歴史教育研究協議会・九州高等学校歴史教育研究協議会
- 「二十一世紀の歴史教育のあり方を問う〜知の伝達から知の創造へ〜」
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- 全国地理教育研究会(第56回大会)
- 新学習指導要領を活かす授業づくり
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- 社会科教育研究センター 第41回社会科・生活科・総合全国教育研究大会
- 子どもと共に探究する教師
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- 日本生活教育連盟夏季全国研究集会
- 研究主題「子どもと共に社会を学び、希望を育む」
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- 社会科の初志をつらぬく会(別称:個を育てる教師の集い)
- 子どもが見えているか
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- 今月のヒト・モノ・コト=まるごと学習ルーレット (第8回)
- 調べてみよう! 日本の技術がつまった「身近にあるモノ(乗り物、建物…)」
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- 〜調べてみよう! 日本の技術がつまった「身近にあるモノ(乗り物、建物…)」〜
- 解説
- 私の写真館―教材化出来るアングル・発見点のフォーカス術 (第8回)
- 社会科見学の事前学習で問題意識を持たせるようにさせる
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- 明治維新を支えた“日本の産業革命事情” (第2回)
- 国産の「鉄製部材」・「セメント」・「ガラス」の製造のあけぼの その2
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- 〜鉄製部材や機械の製造 工部省赤羽工作分局(1)〜
- “この写真”どう読解させるか (第8回)
- 地域の資源「シカ」の保護と活用からシカと人とのつきあい方を考えさせる
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- 教科書に登場する“日本語”の深読み (第8回)
- 国土と領土
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- 〜領土から見える海洋大国・日本〜
- 授業研修の場を制する“決めの一言” (第2回)
- 異化と同化
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- “地歴融合”社会科のこれからを考える (第8回)
- アメリカ合衆国における地歴連携
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- 授業者からみた社会科論争史“白熱の、あの頃・あの時”を検証する (第8回)
- 網羅的な歴史と、人物・エピソード中心の歴史 どちらがなぜいいの
- 往信
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- 返信
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- 大学の社会科教育研究よ、どこへ行く〜研究者の暴走と現場の不満の間を埋める提案に向けて〜 (第8回)
- 現場の社会科研究とは?(1)
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- 小学校 すぐ使える手づくりプリントページ 思考・判断=表現力をつけるワーク (第8回)
- ビゴーの風刺画から考えて、表現するワーク 6年生
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- 中学校 すぐ使える手づくりプリントページ 思考・判断=表現力をつけるワーク (第8回)
- 統計グラフを適確に読解・分析し、資料に基づいた見方・考え方を育成する学習ワーク
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- “新教材”の教材研究&教材解釈―薀蓄を傾けられる情報データ (第2回)
- 日本歴史の影の主役・金(きん)
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- 教科書見開きページ活用:制作現場がねらった授業言語力 (第2回)
- 小学5年「工業生産」導入資料―どう読み取らせるか
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- 〜自分たちの生活を相対化する〜
- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第164回)
- 兵庫県の巻
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- 編集後記
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- 社会科は楽しい!“世界の大陸と海洋ビンゴ”面白活用術 (第8回)
- 楽しみながら、世界の大陸と海洋を覚えよう!
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編集後記
◯…「良い授業といえる共通点は板書計画≠フある教師だった」
ある教育センターの先生の、年間50回の授業を見ての感想です。
そういえば、ここ数年、板書の本が沢山出ていて、また広く読まれてもいるようです。
その多くが、その板書をそっくりトレースすれば、それを著した先達の授業を再現出来る?いわばモデル的板書を通してよい授業が手に入る?というおいしい書籍≠フようです。
いっぽう、板書というか、黒板は、いわば子どもが使うもの、子どもの専有物という考えとも思えるほど、いわゆる板書をしない先生方もおられます。
多分、この両者の間には、授業に対する見方・考え方が根本的に違うのではないか―と思います。
いわば、
・教材を子どもに定着させることを目指し―黒板を、記憶と印象に残るアイテムとして活用する派と、
・教材をネタに子ども集団に討論を組織する―そのために?黒板を活用する派
といってもいいのかも知れません。
いずれにしても、黒板と板書は、ぱっと一目で目に入るものだけに、授業者にとっては、歌舞伎でいう大見栄を張れるアイテム≠ニいえなくもないようで、気になるツール?であることは間違いないようです。
しかし、翻って考えてみると、当然のことながら、授業のために黒板・板書があるわけですから、よりよい授業づくりのための道具として活用していけばよい―ということになるのではないかとも思います。
本号は、そのための情報を沢山ご紹介いただきたいと願いました。
〈樋口 雅子〉
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- 明治図書