- 特集 子ども熱中!「重要用語」定着面白クイズ&ゲーム
- 視点1 重要用語をおさえる! 「面白教材」の作り方―子どもの心をつかむクイズ&ゲーム
- クイズ&ゲームで脳内をアクティブにして「深い学び」の実現を
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- 視点2 子どもが驚く! 目からウロコの「一問一答」面白クイズ
- 【3・4年】事実の意味や由来,先人の業績を知るクイズ
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- 【5年】社会的事象に潜む人の営みに注目して
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- 【6年】引揚〜人類史上最短かつ最大の人員移動〜
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- 【中学地理】ひとつの重要用語から広がる地理の学習
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- 【中学歴史】「知る」クイズ「わかる」クイズの違いとは?
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- 【中学公民】ふるさと納税から考える地方財政
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- 視点3 社会の見方・考え方を鍛える! 探究クイズ
- 【法・倫理】判断場面から見える社会の仕組みと目指す社会の将来像
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- 【政治】生徒の日常生活から政治の抽象概念についての思考を深める
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- 【経済】「日本銀行の仕組み」の学習は,クイズと図示化でアプローチ
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- 視点4 【活動づくり最前線】子ども熱中! 「重要用語」定着面白クイズ&ゲーム 小学校
- 3・4年/身近な地域や市の様子・地域の生産や販売
- 重要用語は,子どもたちが実感を伴えるクイズで確実な定着を
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- 3・4年/住みよいくらしをつくる・地域社会の災害や事故防止
- 他地域や生活と比べて・つなげて考えることで定着させる
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- 5年/国土の自然環境と国民生活
- 「ビンゴ」と「かるた」で楽しく真面目に学習のまとめ
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- 5年/我が国の工業生産・情報産業と情報化した社会
- 産業の様子と人々の生活をつなぐ! “模擬操作活動ゲーム”
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- 6年/弥生時代以前〜第二次世界大戦
- これでバッチリ!〜四十二の具体的な人物〜
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- 6年/我が国の政治の働き,日本国憲法
- むずかしいことをやさしく,やさしいことをふかく
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- 視点5 【活動づくり最前線】生徒熱中! 「重要用語」定着面白クイズ&ゲーム 中学校
- 地理/世界の地域構成・世界各地の人々の生活と環境・世界の諸地域・世界の様々な地域の調査
- 「クイズ=発問?」クイズで生徒を引き込む授業ネタ
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- 地理/世界と比べた日本の地域的特色・日本の諸地域
- 生徒熱中!!ご当地クイズから深める地理学習
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- 歴史/古代までの日本〜近世の日本
- クイズから単元の課題設定へ〜文化史の視点から〜
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- 歴史/近代の日本と世界・現代の日本と世界
- 視覚などの五感を活用! 近現代クイズ&ゲーム
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- 公民/私たちと経済
- 経済分野の導入として使う,商品売買ゲーム
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- 公民/私たちと政治
- 法律の名称から,現代日本社会の課題を考えよう
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- 視点6 【活動づくり最前線】生徒熱中! 「重要用語」定着面白クイズ&ゲーム 高等学校
- 地理
- カード合わせゲームで学ぶ気候学習とセルフ小テスト
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- 歴史
- 世界史ミニゲーム「アフロユーラシア周遊記」で同時代の交流を学ぶ
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- 公民
- ゲーム理論に基づいて「社会的ジレンマ」の構造と解決策を考察する新科目「公共」の授業
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- 小特集 今,社会科が熱い!研究会実践レポート第1弾
- 日本公民教育学会(第二九回全国研究大会)
- 新科目「公共」を実りあるものにしていくために
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- 全国地理教育研究会(第六三回東京大会)
- 連携を深めて楽しい地理総合の授業実践を!
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- 全国民主主義教育研究会(第四九回大会)
- 新学習指導要領と主権者教育
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- 全国中学校地理教育研究会(第五九回全国研究大会)
- 地理的な見方・考え方を働かせる授業の工夫・改善―地図・地図帳の活用―
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- 歴史教育者協議会(第七〇回京都大会)
- 歴史から学ぶ
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- 社会科の初志をつらぬく会(第六一回全国研究集会)
- 発言記録から多様な子どもたちの個性的な成長を読み取る集会
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- 最新情報で語る! どうなる・どうする社会科教育 (第32回)
- 新学習指導要領の読み方(内容理解)
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- 「主体的・対話的で深い学び」を実現するキーポイント―社会参画に基づく授業改革を目指して (第8回)
- 「まとめる」活動を通して社会参画をどのように意識させるか
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- 新学習指導要領で社会科授業が変わる,授業研究も変わる (第8回)
- 中学校社会科公民的分野だからこその,よりリアル(真正)な授業と検証(授業研究)を!
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- 社会科ICT授業 はじめの一歩―明日の社会科が楽しくなるICT講座 (第8回)
- 社会科でプログラミングに挑戦!
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- 全国の実践家発信!見方・考え方を鍛える! 最先端の社会科授業モデル (第8回)
- 東京オリンピックと札幌オリンピックの比較から、戦後日本の復興と発展を考える
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- 「わかる・できる」を目指す! 社会科授業のユニバーサルデザイン (第8回)
- 課題設定場面のユニバーサルデザイン
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- 100万人が受けたい! 大人もハマる社会科授業最新ネタ (第8回)
- 【公民】プラザ合意とバブル
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- 地理教育はどう変わる? 世界の地理教育最前線 (第8回)
- 必履修化された高等学校地理
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- 〜そのめざすところ〜
- 日本史と世界史を結ぶ歴史授業デザイン 目からウロコの授業ネタ (第8回)
- 棚田開発や現代の水確保の問題に生徒が仮説や見通しを立てる
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- 〈見方・考え方を鍛える!〉学び直す日本史 歴史探究ミニツアー (第8回)
- 江戸時代の貨幣改鋳から経済構造を考察する〜その二〜
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- 「主権者の育成」にどう取り組むか―教材づくり&授業アイデア― (第8回)
- 主権者の育成と「公共的な空間における基本原理」C
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- 得点力不足解消! 社会科「基礎基本」定着面白パズル&テスト (第8回)
- 中学1年 歴史的分野「源平の内乱」
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- 〈世界の研究動向から考える〉社会科授業の理解に役立つ12のキー概念 (第8回)
- ≪今月のキー概念≫Substantive/Pedagogical Concept:本質的・方法的概念
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- 〜「思考する」歴史教育をどのように実現するか?思考のプロセスを可視化する〜
- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第248回)
- 岡山県の巻
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- 編集後記
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編集後記
改訂キーワードの一つである「主体的・対話的で深い学び」では,「学習意欲」が鍵になります。
魅力ある教材で興味をひきつける,子ども達の身近な問題に置きかえて「自分事」としてとらえさせる,授業の中に体験的な活動を取り入れる,など色々な工夫が考えられますが,意欲を引き出すのに効果があるものの一つが,クイズやゲームです。
クイズの特徴は,紛らわしい選択肢がいくつもある為,「子ども達が必然的に考えることになり,考えなくてはならない雰囲気になる」という利点があります。ゲームも,そこに参加しながら,活動の中で他の子の考え方に触れ,自分なりに考えて動く経験が,知識を育てると言われます。授業開きにおけるイントロダクションや授業のアクセントとして,取り入れる先生も,少なからずいらっしゃると思います。
しかしながら,「クイズ&ゲーム」には,「活動あって学びなし」という批判がつきまとうことも事実です。意欲を喚起しながら,ねらいはきちんと見定めた上で,おさえるべきところはおさえていく。そのような工夫が必要となります。
そこで本号では,もう一つ「重要用語定着」をキーワードとして加え,そのねらいは担保しながらも,子ども達が意欲をもって取り組めるクイズやゲームの作り方や,成功した実際の活動モデルについて,そのアイデアを幅広くご提案いただきました。
/及川 誠
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- 明治図書