- 特集 どうなる“21世紀の科学”:子供に語る31
- 21世紀開幕=どうなる“この100年”の科学技術―プラス面とマイナス面をこう予測する―
- 21世紀の地球環境と科学技術
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- ニュートンの世界から異次元の世界へ
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- テクノロジーは曲者
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- 人が豊かに生活できる環境づくり
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- バラエティー化した科学の時代を「どうする」か
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- ことばの壁をこえる
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- 先端科学と学校理科の差はひろがるばかりである
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- 共生型社会が進める未知の扉への加速と制限
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- 21世紀:何がどこまで解明されると子供に語るか−私の予想はこうだ!
- “宇宙”の解明
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- “地球”の解明
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- “気象”の解明
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- “人体”の解明
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- “脳のメカニズム”の解明
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- “生物の細胞と生殖”の解明
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- 身近な科学:何がどこまで発達すると子供に語るか−私の予想はこうだ!
- パソコン
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- ケータイ
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- 地震予知
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- ロボット
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- 人間の寿命
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- 科学関連のシステム:どう変わると子供に語るか−私の予想はこうだ!
- 情報のシステム
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- リサイクルのシステム
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- エネルギー供給のシステム
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- 原子力の活用のシステム
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- 科学技術と人間−子供に語るこれからの課題
- バイオテクノロジー 人類に何をもたらすと語るか
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- ナノテクノロジー 人類に何をもたらすと語るか
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- ゲノムの解読 人類に何をもたらすと語るか
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- どんなイメージで21世紀の科学技術を子供に語るか
- あなたにも創り出せる科学技術
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- 人間の生き方と結びつけて科学・技術をとらえる
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- 環境にかかわるものづくりが主役になる
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- 地球や人にやさしい科学技術が花咲く世紀に!
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- 科学の発展を吟味し,コントロールできる知見を!
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- ここにこんなものが!ユニーク博物館情報
- 出水市ツル博物館クレインパークいずみ
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- わが理科室と理科準備室・ここが工夫点
- 子供たちと創る理科室
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- 百人一首に登場する動植物 (第11回)
- ウメ
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- なぜ理科が大事か:21世紀の学力から考える (第11回)
- 「科学的」ということ
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- ポートフォリオ:子どものやる気を変える使い方 (第11回)
- ポートフォリオアセスメント事始め(その11)
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- 子どもを引き付ける楽しい実験アラカルト (第11回)
- 不思議な水族館をつくろう〜ミニ生態系をつくる〜
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- 小学校・移行期の理科指導のポイント (第23回)
- 基礎・基本の獲得を目指した第6学年A(2)「生き物と環境」の展開
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- 中学校・移行期の理科指導のポイント (第6回)
- これからの中学校理科の評価について
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- 編集後記
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- ご存知“この動物の24時間” (第11回)
- 動物を安全に飼うために―O-157について
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編集後記
○…アメリカにジョン・ブロックマンというリテラリー・エージェントがいます.彼が主催する「エッジ」というメーリングリストでのやりとりが「2000年間で最大の発明はなにか」という本として昨年,公刊されました.
このブロックマンという人は40年前にC・P・スノーが文系知識人と科学者の隔絶を断罪し,第三の文化の必要を説いた後を受けて実践運動を展開しているとのこと.ところでこの「第三の文化」というのは,「今や変化し発展しつづけるのは,科学によって認識される世界のみであり,その知識を一般人に直接伝えることの出来る科学者だけが新時代の文化である“第三の文化”の担い手となるのだー」という主張の実践なのだそうです.
ところで,やや我田引水めきますが,この論で行くと,理科の教師はまさに,「第三の文化」の担い手,といえるのではないでしょうか.
ちょうどこの号が出るときは,まさに21世紀の幕開け…,これからの世紀の科学技術がどうなっていくのか,子供が「自分たちが活躍する時代をどういう方向で想定することが出来るのか」未来への夢と希望をもてるよう,諸先生に語っていただければと願いました.
(樋口雅子)
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- 明治図書