- 特集 夏の夜空・宇宙観察に誘う魅力ネタ18
- 子どもの宇宙離れ?を呼び戻す“私の秘策”(4人の先生にお聞きしました)
- 月へ誘う
- /
- 「すばる」望遠鏡から広がるロマン
- /
- 意外と感動を呼ぶ日の出、日の入りの観察
- /
- 宇宙の“距離感”を実感させる
- /
- 宇宙への子どもの素朴疑問に答えるQAクイズ
- *星はどうやって光っているの? 夕日はどうして赤いの? 宇宙人はいるの? 流れ星の大きさは? 星にも寿命があるの?
- /
- 現代宇宙論の最前線―どんな説があるか
- 宇宙観測の最前線 最近の話題から
- /
- 東京大学佐藤勝彦教授へのインタビュー
- 星と宇宙と人間と
- /
- 子どもに語る天文学の歴史・天文学者の生き方エピソード
- 「天文学へ誘う授業」を作ってみよう
- /
- 宇宙観察とインターネット活用のポイント
- 宇宙観察こそインターネットが効力を発揮する場!!
- 子どもサイト・教師サイト・天文MLの紹介/NASAにサーフィンした時の解説ポイント
- /
- 夏の夜空・肉眼での観察を誘う指導のヒント
- 月に隠される木星をみよう!
- /
- 星々の間を動く星に注目
- /
- 実習・作業をして学ぶ 小4「星の学習」
- /
- 理科室で出来る宇宙の観察&調査の面白ヒント
- “月の観察&調査”どんな工夫があるか
- 月を近づけるために
- /
- “星の観察&調査”どんな工夫があるか
- 釣り竿持参の星の観察
- /
- “星座の観察&調査”どんな工夫があるか
- 子どもたちに星座観察の楽しみを伝えるために
- /
- “太陽の観察&調査”どんな工夫があるか
- クイズで興味・関心の高揚を
- /
- “太陽系の観察&調査”どんな工夫があるか
- 太陽系の星から地球を見直す
- /
- “地球の観察&調査”どんな工夫があるか
- ヘッド・アース・モデルはすばらしい
- /
- サイエンスシアターへのご招待 (第5回)
- 火山噴火のシミュレーション
- /
- 「学校ビオトープ」紹介
- 学校ビオトープ事情(5)
- /
- 理科クイズで発問づくり (第5回)
- 生き物の夏のくらし
- /
- 子どもが間違えやすい概念と授業での是正指導 (第5回)
- 造岩鉱物についての正しい概念を身につけさせる工夫
- /
- 理科で育てる学力と授業の改革 (第5回)
- 「電気の働き」で育てる学力と単元の展開
- /
- 子どもの“ふしぎ思考”と授業づくり―コメット法による評価をふまえて (第5回)
- 子どもの論理操作能力が過大評価されていないか
- /
- ~(その1)「磁石や電気」の学習を事例にして~
- 総合的学習につながる面白実験 (第5回)
- エネルギーをつかまえてみよう
- /・
- ~(1)理科室を発電所に―ペットボトルで作る風力・水力・火力発電装置―~
- 編集後記
- /
- 授業に使えるサイバー図鑑 (第5回)
- 生徒の学習意欲を刺激するコンピュータ
- /
編集後記
○…先日子どもに「どうして太陽はあんなにまぶしく光っているの」と聞かれて困った…という話を聞き,ちょうど8月は夏休みでもあり,夜空を仰ぎ見るよい機会ではという思いから,今月の特集を企画しました.
ところで,「子どもの疑問からはじまる宇宙の謎解き」という本のあとがきに,「宇宙・天文の研究者はお金儲けにつながらないし,私たちの暮らしに直接役に立たないと思われているせいか?あまり恵まれているとはいえない研究環境の中でも,謙虚で,そしてどこか満足しているように見えた」
「きっとそれは,宇宙が私たちの想像をはるかに超えてダイナミックであり,その真髄に迫ろうとしている―その現場に立ち会っているということに満足感を覚えているのだろう.」と,あります.
たしかに,先の太陽の例で言えば現在の光度で輝やいていられるのは2000万年とか,今の年齢が45億年,とか言う数字を見るだけでも何か地球上のゴタゴタなど,とるに足らないことのよいに見えてきて,とても気分がリラックスし高揚してきます….
しかし,どうも最近は,プラネタリュウムの閉館が伝えられるなど,宇宙への関心が薄くなっているとも言われます.指導要領で扱う学年も事項もかなり限られています.
やはり子どものうちに関心を持つことが大事では…ということで,様々な角度からのアプローチでこの問題に迫ってみました.
(樋口雅子)
-
- 明治図書