- 特集 絶対評価−ABC判定基準例の単元一覧
- 絶対評価の研究開発=実践上の疑問に答える
- 絶対評価なのになぜプロセス評価があるのか
- /・・
- 絶対評価なのになぜAとCだけでなくBがあるのか
- /
- 絶対評価なのになぜ評価規準を各学校が設定するのか
- /
- 絶対評価における“わが子のレベル”を知る手立てとは
- /
- 学習活動における具体の評価規準−研究ポイントはここだ
- 目標から評価規準を導き出す
- /
- 指導計画と評価計画を指導案に盛りこむ
- /
- 評価方法の開発
- /
- C状況の子への個別指導
- /
- 観点別評価規準の基準化−研究ポイントはここだ
- 「関心・意欲・態度」評価規準の基準化
- /
- 「思考」評価規準の基準化
- /
- 「技能・表現」評価規準の基準化
- /
- 「知識・理解」評価規準の基準化
- /
- 3年=子どもの状況例で示すABC判定基準と通知表記入例
- 生物と環境
- /
- 物質とエネルギー
- /
- 地球と宇宙
- /
- 4年=子どもの状況例で示すABC判定基準と通知表記入例
- 生物と環境
- /
- 物質とエネルギー
- /
- 地球と宇宙
- /
- 5年=子どもの状況例で示すABC判定基準と通知表記入例
- 生物と環境
- /
- 物質とエネルギー
- /
- 地球と宇宙
- /
- 6年=子どもの状況例で示すABC判定基準と通知表記入例
- 生物と環境
- /
- 物質とエネルギー
- /
- 地球と宇宙
- /
- 中学1分野=生徒の状況例で示すABC判定基準と通知表記入例
- 物理分野
- /
- 化学分野
- /
- 中学2分野=生徒の状況例で示すABC判定基準と通知表記入例
- 生物分野
- /
- 地学分野
- /
- 小特集 2003年夏季集会の研究テーマ一覧
- ホームページでするサイエンスQA (第4回)
- 「月の満ち欠け」の仕組みを調べよう
- /
- 後藤道夫の絶対オモシロ実験ネタ (第4回)
- 牛乳パックのソーラーボート
- /
- 小理:複線選択学習の指導ポイント (第4回)
- ジグソー学習を取り入れた「複線選択学習」
- /
- 中理:コース選択制の理科授業 (第4回)
- 細胞と生殖〜伸びる花粉管,動く精子を見よう
- /
- 歓声があがるオモシロ論争実験ネタ (第4回)
- 燃やすは燃える!!道具の工夫―ものの燃え方と空気
- /
- 私の理科室だより 先手必勝のウラ技 (第4回)
- 「ミニ研究」をしよう
- /
- 理科楽しく学力づくりのミニテスト
- 3年/名探偵!植物のつくりの秘密をさぐろう!!
- /
- 4年/月と星のテスト
- /
- 5年/生命のたんじょう〜メダカのたんじょう〜
- /
- 6年/植物と動物とのかかわり
- /
- 中学1分野/前半の問題を応用して考える小テスト
- /
- 中学2分野/植物の分類(1年)・消化と吸収(2年)
- /
- 理科―発展・補充学習の授業アイデア (第4回)
- 興味・関心に応じた指導―第5学年「植物の発芽と成長」―
- /
- 編集後記
- /
- 田中耕一さんもやった“この実験” (第4回)
- ほのおをしらべる(3)
- /
編集後記
○…絶対評価の規準を,各学校が決めるということから生じた混乱は中学校を中心に深く広いともいわれています.たしかに国立教育政策研究所の「評価規準の作成,評価方法の工夫改善のための参考資料―評価規準,評価方法等の研究開発(報告)」を見ても絶対評価への転換といいながら,?と思われるところも少なくありません.
例えば,本来なら“到達したか・しないか”のはずが,Bという状態もありということとか,履修主義から習得主義に変わったとされていながら,到達しない子どもの学力を保証しないというか,つまり落第させない…などの不徹底があるように思います.保護者への説明責任が問われているだけに気
になる方も多いのではないでしょうか.
それにしても,このところたくさんだされている絶対評価の規準や基準をめぐる解説書を読んでも,授業やテスト場面での,子どものどの状況でABCに振りわけ?るのか,そのモノサシ,観点がはっきりしないというもどかしさを感じてなりません.
これでは読んだ方も,参考になる部分が限られてくるというか…,不満を感じざるを得ない…のではないかと思います.
本号を特集しようと思った動機です.
ところで,理科は算数・数学と違って,必ずしも到達度が全国一律…というわけにはいかない問題もある訳ですから,“この単元では,このような子どもの姿・状況をこういう尺度・観点からABCと判定した…”を,いわば<私案として>お出しいただければと願いました.
これらを参考にしていただきながら,本号では,各学年各分野にわたり,あくまでも,具体的な子どもの学習状況・子どもの姿での判定基準の目安をご紹介いただきました.
(樋口雅子)
-
- 明治図書