- 特集 “CO2・地球温暖化問題”どう授業化するか
- 子どもに伝える京都議定書の精神とは−地球温暖化の原因と影響・対策−
- 京都の約束を率先して実行しよう
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- 世代間環境倫理と南北間衡平
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- ねらいを明確にして,証拠に基づいて学習する
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- 地球温暖化は人類最大の脅威
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- 地球温暖化で何が起こるか・予想される問題とは
- 水に関して予想される問題
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- 食に関して予想される問題
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- 健康に関して予想される問題
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- CO2・地球温暖化問題=何を切り口に授業化するか
- 地球システムを授業化するポイント
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- CO2を授業化するポイント
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- 生態系を授業化するポイント
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- エネルギー問題を授業化するポイント
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- 原子力を授業化するポイント
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- エコロジー問題を授業化するポイント
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- 地球ダメージの歴史を授業化するポイント
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- O2の減少がさほど問題にならない理由を授業化するポイント
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- 身近なCO2・地球温暖化問題の授業ネタ
- 紙リサイクルの授業ネタ
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- 車と燃料に関する授業ネタ
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- 電気・発電の仕組み授業ネタ
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- ゴミ問題の授業ネタ
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- 子どもに伝える“そもそも定義”のワンポイント解説
- CO2とは何か
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- 循環型社会とは何か
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- 気候変動とは何か
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- 生物多様性とは何か
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- フロンとは何か
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- オゾン層とは何か
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- バイオマスとは何か
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- ビオトープとは何か
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- プラスチックのマテリアルとは何か
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- エコ商品とは何か
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- 子どもにわかりやすい環境学習のツール紹介―ストップおんだん館の提案―
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- 小特集 “地震はどうして起こって,何が生じる?”解りやすく説明するには
- 地震・地震防災を教えるために,小・中の教師に知っておいてもらいたいこと
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- 教室で使える写真集 (第5回)
- 石灰岩を見分ける
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- <往復書簡>科学概念の基本をどう教えるか (第5回)
- 往信 教えて,学び考えさせる授業
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- 復信 思考の枠組みの変換は関わり合いの中に生じます
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- 理科カリキュラム改革への提言 (第5回)
- 伝統的な内容構成からの改善の視点
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- 子どもに教える!新教科書の使い方・基本スキル (第5回)
- 5年「流れる水のはたらき」
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- <すぐに使える科学読み物>科学史における日本の貢献―人物中心に― (第5回)
- 日本人科学者によって発見された元素
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- 理科好きにする実験観察のヒント (第5回)
- 教室で化石と出会う!「木の葉化石とアンモナイト化石のクリーニング」
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- <コピーしてすぐ使える>エピソード記憶でしっかり定着の“この重要概念”
- 3年/どうして「出芽」ではなくて「発芽」なの?
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- 4年/まず,「星の一生」の学習を
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- 5年/夏の自由研究
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- 6年/土地のつくりと変化
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- 中学1分野/圧力の単位に使われているブレース・パスカル―力と圧力―
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- 中学2分野/あなどるなかれ「津波,tunami.」
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- 編集後記
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- プロ級の理科工作―カタログ&製作ヒント― (第5回)
- 発砲スチロール,食品トレイなどでインディアカを作ろう
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編集後記
○…周知のように,京都議定書は,1997年12月,世界130余の国が一緒になって地球温暖化対策を進めていくための国際的な枠組みを定めたもですが,7年経った今年,国際法として効力を発効することとなりました.
温暖化の原因となっている温室効果ガス,(二酸化炭素,メタン,一酸化二窒素,ハイドロフルオロカーボン,パーフルオロカーボン,六フッ化硫黄)の6つを多く排出してきた先進工業国全体で5.2%,日本は1990年の排出量から6%を削減しなければならない―と言うことになります.
もちろん,さまざまな場での努力がはじまっているわけですが,とりわけ大事なのは,次の世代を担う子どもが,こう言う問題を自分たちの事として受け止めるような知識と関心を高める指導をしていくことではないかと思います.
それには,なんといっても,理科授業において,特別授業をするとか,ある単元の発展学習として取り上げるとか,さまざまな工夫が求められていると思います.
本号は,その第1歩として取り上げる際に参考になる問題を中心に特集しました.
(樋口雅子)
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- 明治図書