- 特集 新しい授業つくる“指導案モデル”大集合
- 新しい時代の授業像と指導案のフォーマット−見直し点はここだ!
- 指導要領の「基準性」を具体化
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- 職員会議に置き換えたら
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- 研究的学習による科学性の獲得
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- 理科を学ぶ必然性−たとえば必修・選択・総合をリンクさせて−
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- 新しい授業にふさわしい指導案づくりの工夫例
- ADHDへの対応授業と指導案づくりの工夫例
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- 到達度評価を意識した授業と指導案づくりの工夫例
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- 電子黒板活用の授業と指導案づくりの工夫例
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- 総合にシフトする授業と指導案づくりの工夫例
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- PC活用の授業と指導案づくりの工夫例
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- 発展学習を意識した授業と指導案づくりの工夫例
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- 追究過程に評価と補充支援を設定した指導案づくりの工夫例
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- 授業がイメージ出来る指導案の書き方=よい例・ダメな例
- 単元名の表現=よい例・ダメな例
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- 発問の書き方=よい例・ダメな例
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- 指示の書き方=よい例・ダメな例
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- 子どもの実態の書き方=よい例・ダメな例
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- 子どもの反応予想の書き方=よい例・ダメな例
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- 子どもの活動予想の書き方=よい例・ダメな例
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- 実験の入れ方=よい例・ダメな例
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- 導入の言葉=よい例・ダメな例
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- まとめの言葉=よい例・ダメな例
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- 黒板の使い方=よい例・ダメな例
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- 学習課題の書き方=よい例・ダメな例
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- 評価欄の書き方=よい例・ダメな例
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- 〈ドキュメント共同研究〉“この指導案”をどう診断し治療するか
- 小学校の事例
- 5年「受けつがれる生命・動物の誕生」を例に
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- 中学校の事例
- 1年「植物はどのようにして栄養分をつくるか」を例に
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- 小特集 理科室のレイアウト・ちょっとした工夫例
- 窓辺のスペースを活用してみよう
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- 誰でも,いつでも使える理科室
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- キーワードは「一目瞭然」
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- 多目的に使えるように工夫する
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- 実験が楽しくなるミニラボ作りを!
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- 何がどこにあるか一目でわかるようにする
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- とっても楽しい理科工作 (第2回)
- 手回し発電機を作ろう(1)
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- 新指導要領で授業をつくる―焦点はここだ (第2回)
- 理科の国際調査からみた指導の改善
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- 読解力を鍛える理科テスト問題づくり (第2回)
- 小学校/図と文章を整合して考える力を評価する
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- 中学校/理科の「読解力」とは何か?
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- 理科好きにする実験観察のヒント (第14回)
- 気体の性質
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- 〜携帯カイロを使って,空気の性質を調べよう〜
- わかる実験・わかる教え方―基礎基本が定着する授業づくり― (第2回)
- 目に見えない「空気」を授業する
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- 〜ものの燃え方と空気〜
- 編集後記
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- こだわり教師の実験教室―100円ショップで実験ネタ― (第2回)
- 今だからつくれる、ミニポット植物園
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編集後記
○…つい先ほど,海外生活が長かった女性から「自分の子どもを含め,英語力をキープする教室をはじめたけど,英語はともかく,5人しかいないのに,一つにまとめていくのが大変.指導の中身より統率する力のほうが幼児では特に大変だ.また,集中力がない子が多くて困っている.どうしたらいいかを書いた参考書がないかしら」という電話をもらい,そうだろうな―と思いました.
今までは授業というと,一斉指導しか思い浮かばない―のが普通だったでしょう.しかし,これからは個別指導の力も必要,ADHDへの対応も必要と,多様な事態に対応する指導力が求められていると思います.
ところで,新任教師が先輩の指導を受けるというとき,とりあえず?というか,まっさきに俎板に乗るのが,指導案ではないかと思います.
また,公開授業などを見るときも,指導案と実際の授業を見比べたりするわけですが,いったいどこをどう見ればよいのか,達人と素人では見えるものが全然違うのではないかと思います.
指導案は案であってそれをそのまま忠実にすればいいわけではない―という意見もありますが,指導案さえちゃんと書けないでいい授業が出来るわけもないのも事実ではないでしょうか.
本号は,さまざまな要因から新しい授業が求められている時代に,どんな指導案づくりをすることが,これからの時代が求めるよい授業づくりの土台となるのか,具体的な事例を入れていただきながらご教示いただきました.
(樋口雅子)
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- 明治図書