- 特集 「絶対評価」の到達規準をどう創るか
- 提言・「絶対評価」の到達規準の作成―何が問題になるか
- 問題は到達規準の設定とその指導
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- 評価規準となる基礎・基本の問題を特定しよう
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- 到達目標づくり三つの問題
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- 国語科は言語技術の到達度を
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- 「相対評価」から「絶対評価」へ―これまでの問題点は何か
- 絶対評価が分からない
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- 学習意欲の向上と授業改善
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- 助走距離を発見する
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- やはり「規準」が問題だった
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- 国語科の到達規準をどう創るか
- 低学年/児童の達成感は詳細な資料で
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- 中学年/「到達基準」を数値化して創る
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- 高学年/評価規準・評価問題・評価基準で構成する
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- 中学校/言語技術の明確化・体系化そして、ゆるやかな系統化
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- 社会科の到達規準をどう創るか
- 中学年/基礎的な目標をしぼり込む
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- 高学年/「はてな?」を中心に到達規準を創る
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- 高学年/事前に告げて共通理解できるもの
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- 中学校/生徒にわかりやすい表現で創る
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- 算数・数学科の到達規準をどう創るか
- 低学年/活動の中から子どもの姿でとらえる到達規準
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- 中学年/到達規準づくりは三つのステップをふんでいる
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- 高学年/規準と基準の違いを区別することが出発点
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- 中学校/学力保障と発展的学力を実現する基準創りを!
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- 理科の到達規準をどう創るか
- 中学年/テストを改革することからより客観的な評価に
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- 高学年/「到達規準」の落とし穴
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- 高学年/目標の明確化理論の適用と指導の一体化
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- 中学校/目標を明確化して指導と評価に一貫性を
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- 評価規準の設定と保護者への対応
- 授業の腕を上げて事実で示すしかない
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- 指導成果の事実が問われる
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- 「知の総合化」―教科に問われる課題
- 教科も総合も独自の知の総合化を
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- 教科で支える総合的学習 (第17回)
- 「表現・真理・人間」の三つの世界と実践力がつくる総合学習
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- 教科で支える総合的学習 (第18回)
- 資質・能力を系統的に育てる総合的学習「共生科」
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- 子どもをひきつける教師の話し方
- 達人の共通点
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- 総合的学習と新しい学び (第9回)
- 子どもの自己成長力を育てよう
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- 現場に見る総合的学習の問題点 (第9回)
- 教材(内容)のない指導案が多いのはどうしてか?
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- 総合的学習で育てる学力 (第9回)
- 課題追究のプロセスを重視する
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- 要録改訂期における教育評価の問題 (第9回)
- 総合学習における評価の問題(1)
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- 〜総合学習が求める評価の要件〜
- 学校のカリキュラム開発 (第9回)
- 社会科基礎・基本のカリキュラム開発
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- 編集後記
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編集後記
○…指導要録にみられる戦後の教育評価観の変遷をみますと、戦前の(主観的)絶対評価の反省の上に提起された「相対評価」の時代、それを批判して登場してきた「到達度評価」の時代、さらには観点別評価における「個人内評価」の時代、などと分けて考える意見もあります。今回の改訂で「目標に準拠した評価」いわゆる絶対評価と規定したことは、指導要録の立場を実質的に明示するという意味で画期的なことだと評価する研究者の意見もあります。
○…新学習指導要領が示す教科の基礎・基本を子ども一人ひとりに確実に身につけさせる「基礎・基本の重視」のためには、教科目標への実現状況を見る絶対評価がふさわしいという点でも画期的な改革といえるようです。
○…問題は到達度の規準が各学校まちまちでよいかという問題に帰着します。A校、B校、C校での到達規準がまちまちでよいのかという問題です。それに学校に課せられた情報公開、説明責任の開示があります。こうなりますと「到達規準」の設定は軽々には出来にくいということになります。そこで文部科学省でも国立教育政策研究所に委嘱して標準案を検討中と伝えられています。
○…しかし今回の絶対評価への転換は、学習の結果に対する評価だけでなく、学習・指導過程における日常的な評価活動を問題にしているわけです。最近ではそのために「目標と指導と評価の一体化」が必要であると強調されています。
○…このように到達度の規準をどう創るかは次の学習活動、授業改善に生かされなければならないわけで、日常的な評価活動を通して、その結果を授業づくりにどう生かしていくかが問われているわけです。「絶対評価」の到達規準をどう創るかは、学校の自己点検、評価活動にもつながる重要な課題といえるようです。
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- 明治図書