楽しい体育の授業 2002年3月号
「到達目標チェック」のある学習カード例

K148

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楽しい体育の授業 2002年3月号「到達目標チェック」のある学習カード例

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ジャンル:
保健・体育
刊行:
2002年2月
対象:
小学校
仕様:
B5判 76頁
状態:
絶版
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目次

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特集 「到達目標チェック」のある学習カード例
特集の解説
根本 正雄
実践事例
短距離走・リレー
数値ではっきりさせると子供は燃える
根津 盛吾
ハードル走
課題を明確化し学習したハードル走
成重 幸一
走り幅跳び
自分の目標記録に挑戦
蜷 義典
走り高跳び
ノモグラムを活用して目標意識をもたせる
藤縄 英治
マット
できた喜びを体感させるのが大切!
山西 浩文
跳び箱
台上前転の学習カード例
堀場 弘喜
鉄棒
連続逆上がり、30秒で5回をめざせ
臼井 勝
サッカー
技能の評価で、サッカーを楽しくする
三田 芳信
バスケットボール
指先感覚を意識させる
佐藤 尚子
表現運動
表現運動の自己評価はこのカードで
久保寺 郁美
水泳
水泳の授業も変わる。到達目標、27段階はこれだ!
太田 輝昭
保健
思い切って、知識面だけを評価する
上木 信弘
ミニ特集 新学習指導要領「サッカー」の実践
6対6 少人数体育館サッカー
山田 正和
ルールを変える、作戦を立てる発展サッカー型ゲーム
堀川 麻実
全員が楽しく参加できる課題ゲーム
西田 啓伸
「学び方」「態度」「技能」を身に付ける授業構成
中村 弘
ドリブルの練習は転がしターン競争で
森崎 淳一
写真で見る指導のポイントとコツ
新教材「フラッグフットボール」&「ティーボール」
村田 斎
この指導で子供が変わる
なわ跳び「前跳び2回連続」
福島 太三
マンガで見る楽しい体育指導 (第24回)
根本体育直伝マンガ(サッカーの巻)
岩野 節男岩野 紀子
できなかった子ができた! 子供に学ぶ成功事例 (第24回)
できるようにする指導,できるようになる指導
根津 盛吾
これだけは残しておきたい指導技術 (第12回)
鉄棒の指導技術
辻岡 義介
初心者の体育指導 (第12回)
教師のイメージが授業を変える
八和田 清秀
女教師の体育指導
子供が集中!
大谷 聡子
健康な生活習慣をはぐくむ保健の授業 (第12回)
今、水にこだわる人が増えた
三好 保雄
スポーツと健康づくり (第24回)
よくあるけがとその手当て3
並木 孝樹
法則化体育最前線
鉄棒の「逆上がり」とマットの「後転」は関係があるか
駒井 隆治
全国ネットワーク
今、北海道が熱い!
高橋 真
誌上授業ビデオ診断
バスケットボール
小林 仁
運動会にいちおし演技
ソーラン踊り
西岡 美香
〜踊れなくてもソーラン節の指導はできる〜
効果抜群!ファックスできる体育学習カード
ボールけり遊び(低学年)
別部 百合枝
〜ボールって楽しいな〜
サッカー(高学年)
田村 治男
〜ボールの動きが楽に記録できるカード〜
授業の腕を高める論文審査 (第119回)
もう一歩の工夫 これが大切
向山 洋一
新学習指導要領への提言 (第12回)
ティーボール2
根本 正雄
〜指導と評価の一体化〜
サークル紹介
法則化体育 香川サークル
杉本 友徳
読者のページ My Opinion
編集後記
根本 正雄
TOSS体育ニュース (第3回)
こうすればできる! (第24回)
長なわ8の字跳びを速くする編
渡辺 喜男

特集の解説

「到達目標チェック」のある学習カード例

千葉市立弥生小学校

根本正雄


1.体育の学力と到達度評価

 新学習指導要領では、基礎・基本を身に付けることが強調されている。そのためには基礎・基本の内容を分析し、到達目標を明確した到達度評価が強調されている。

 基礎・基本が身に付いたのかを到達度評価によって確かめていくのである。

 本特集では、子供が学習に活用できる「到達目標を明確にした学習カード」が紹介されている。

 法則化体育授業研究会では、体育の学力を「かんじる」「わかる」「できる」「かかわる」の4つの観点で考えている。

 「かんじる」は関心・意欲、「わかる」は思考・判断、「できる」は技能、「かかわる」は態度である。

 評価の観点としては、次のように考えている。

@ かんじる(関心・意欲)

ア、子供の目が輝いている。イ、表情が豊かで明るい。

ウ、歓声が上がる。エ、自分から活動する。

オ、汗をかく。

A わかる(思考・判断)

ア、学習の仕方が分かる。イ、練習の仕方が分かる。

ウ、用具の準備・後片付け方が分かる。

エ、友達とのかかわり方が分かる。

オ、動きの原理が分かる。

B できる(技能)

ア、めあてがもてる。イ、運動ができる。

ウ、かかわりあいができる。エ、練習ができる。

オ、評価ができる。

C かかわる(態度)

ア、用具の出し入れが協力してできる。イ、方法を友達に教えられる。

ウ、助言ができる。エ、補助ができる。

オ、友達を認められる。

2.到達度評価の基準

 評価方法としてはいろいろあるが、本特集では子供が自己評価できる学習カードをとりあげている。

 到達度評価を行なうためには、到達目標を明確にするのと同時に、評価基準が必要になる。

 団野晶夫氏は到達度評価の基準として、次の2つを提案している。

1、数値設定できないものやしにくいものは2段階評価

2.数値設定できるものは3段階評価

 数値設定できないものやしにくいものの評価基準は次の2つで行なうという。

 A…できる B…できない

 例えば開脚跳びの場合には次のように評価する。

「助走→踏み切り→着手→跳び越え→着地」この一連の動きからできている「技」であるが、これらがすべてできていれば「A」でありできていなければ「B」とする。

 数値設定できるものは3段階評価にする。この評価基準は内容によって変わってくる。例えば水泳の場合は次のような評価基準が考えられる。

A クロールで25m泳げる。

B クロール12・5m泳げる。

C B未満

 団野氏の評価基準は一つの例である。どのような評価基準がよいのかを検討して、深めていきたい。

 本特集ではそれぞれの教材毎に、次のような項目で学習カードを作成し、実践した様子が紹介されている。

1.到達目標を示す。

2.評価基準を示す。

3.評価の観点を示す。

4.実践の様子を示す。

5.学習カードを示す。

 実践を通して評価方法を明らかにしていってほしい。

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