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特集の解説
「到達目標チェック」のある学習カード例
千葉市立弥生小学校
根本正雄
1.体育の学力と到達度評価
新学習指導要領では、基礎・基本を身に付けることが強調されている。そのためには基礎・基本の内容を分析し、到達目標を明確した到達度評価が強調されている。
基礎・基本が身に付いたのかを到達度評価によって確かめていくのである。
本特集では、子供が学習に活用できる「到達目標を明確にした学習カード」が紹介されている。
法則化体育授業研究会では、体育の学力を「かんじる」「わかる」「できる」「かかわる」の4つの観点で考えている。
「かんじる」は関心・意欲、「わかる」は思考・判断、「できる」は技能、「かかわる」は態度である。
評価の観点としては、次のように考えている。
@ かんじる(関心・意欲)
ア、子供の目が輝いている。イ、表情が豊かで明るい。
ウ、歓声が上がる。エ、自分から活動する。
オ、汗をかく。
A わかる(思考・判断)
ア、学習の仕方が分かる。イ、練習の仕方が分かる。
ウ、用具の準備・後片付け方が分かる。
エ、友達とのかかわり方が分かる。
オ、動きの原理が分かる。
B できる(技能)
ア、めあてがもてる。イ、運動ができる。
ウ、かかわりあいができる。エ、練習ができる。
オ、評価ができる。
C かかわる(態度)
ア、用具の出し入れが協力してできる。イ、方法を友達に教えられる。
ウ、助言ができる。エ、補助ができる。
オ、友達を認められる。
2.到達度評価の基準
評価方法としてはいろいろあるが、本特集では子供が自己評価できる学習カードをとりあげている。
到達度評価を行なうためには、到達目標を明確にするのと同時に、評価基準が必要になる。
団野晶夫氏は到達度評価の基準として、次の2つを提案している。
1、数値設定できないものやしにくいものは2段階評価
2.数値設定できるものは3段階評価
数値設定できないものやしにくいものの評価基準は次の2つで行なうという。
A…できる B…できない
例えば開脚跳びの場合には次のように評価する。
「助走→踏み切り→着手→跳び越え→着地」この一連の動きからできている「技」であるが、これらがすべてできていれば「A」でありできていなければ「B」とする。
数値設定できるものは3段階評価にする。この評価基準は内容によって変わってくる。例えば水泳の場合は次のような評価基準が考えられる。
A クロールで25m泳げる。
B クロール12・5m泳げる。
C B未満
団野氏の評価基準は一つの例である。どのような評価基準がよいのかを検討して、深めていきたい。
本特集ではそれぞれの教材毎に、次のような項目で学習カードを作成し、実践した様子が紹介されている。
1.到達目標を示す。
2.評価基準を示す。
3.評価の観点を示す。
4.実践の様子を示す。
5.学習カードを示す。
実践を通して評価方法を明らかにしていってほしい。
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