- 特集 今からできる通知表「所見欄」準備大作戦
- 巻頭論文
- 通知表「所見欄」準備大作戦!企画力をつける
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- プロ教師・あの有名教師の所見の書き方実例集
- 向山洋一所見欄実例集
- 子どものとらえ方を具体的に
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- 大森修所見欄実例集
- 力量の「差」が見える
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- 石川裕美所見欄実例集
- 文章でメモすること
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- 舘野健三所見欄実例集
- 姿が浮かんでくる所見
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- 伴佳代所見欄実例集
- 所見スピードアップのコツ
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- 師尾喜代子所見欄実例集
- 一覧できる資料にする
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- 勇和代所見欄実例集
- その子らしさが出る所見を
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- 吉永順一所見欄実例集
- ほろ苦い私の「所見」修業歴
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- 通知表が学期末三日でできるための作戦10
- 教科評価資料の取り方・作り方
- キーワードは「準備」と「その場」
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- 評価は全てコンピュータ処理
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- 三日間ですること、事前にしておくこと
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- 一日目は四教科、二日目は技能教科
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- 毎日ちょこちょこ&子どもに返す
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- 生活面評価資料の取り方・作り方
- 具体的かつ客観的データをこまめに取る
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- コツは具体的な項目・気付いたときのメモ
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- データ・相互評価・自己評価で資料作り
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- 『自分時間』を生み出す六つの作戦!
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- 振り返りカードと評価点の合計ですっきり完成
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- 伝え合う能力をきたえる
- 朝の会でつける力
- 低学年/しつけの三原則と立腰
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- 高学年/普段していることを徹底せよ
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- イベント企画でつける力
- 低学年/祭りを重ねて力を培う
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- 高学年/伝える場の確保と時間の制限と楽しい経験の蓄積
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- プレゼンでつける力
- 低学年/プレゼンを成功させる三つのポイント
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- 高学年/言葉と画像を効果的に使いこなしリズムよく進める
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- 学級会でつける力
- 低学年/「〜に賛成」で全員発言
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- 中学年/話し合いを演出する
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- 高学年/場合わけと体験を語る
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- ミニ討論でつける力
- 低学年/発表する力、書く力が飛躍的についてくる
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- 中学年/資料に基づき意見する
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- 高学年/考えを深める力をつける
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- 若葉マーク先生のドタバタ日記
- 通知表作成は助走できまる
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- 県別MLの活動報告 (第6回)
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- 教室にあると便利なもの・便利な掲示 (第6回)
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- 巻頭言
- 効率よく、価値ある仕事を
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- 辛口の応援歌―男先生からみた“女先生の教師修業”
- 熱気を帯びた五〇歳ベテラン女教師の三日限定サークル
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- すぐ使えるファックスページ
- 朝学習、隙間時間の学習ゲーム
- 1年用/一年生の一学期末・説明しないでできるゲームを
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- 2年用/カタカナくんはどの子?
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- 3年用/ばらばらな漢字を組み合わせて、漢字テストをしよう
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- 4年用/二字熟語探しゲーム!!
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- 5年用/すずめの恩返し
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- 6年用/算数ちょっぴり難問
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- すぐ使えるイラストページ
- 文具
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- 季節の花
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- 読み聞かせ文庫
- 低学年/自分でやり遂げる喜び
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- 高学年/友達との関係がうまくいかない子どもに
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- 女教師のやる気 (第3回)
- 目の前の子どもたちに今できることを
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- 女教師は見た (第3回)
- つかんでやるぞ、チャンスの前髪!
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- 保健室奮闘記 (第13回)
- 私には、はっきり言葉で言いなさい!
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- 女教師喫茶室
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- 編集後記
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- 1年生「玉いれ」の絵
- 酒井式絵画法 お人形さん人間からの脱却!
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巻頭言
効率よく、価値ある仕事を
本誌編集長 師尾喜代子
どの学校でも、各教科の「評価規準(基準)」の作成が行われ、ほぼ終了したことと思います。
学習と評価の一体化を考え、単元ごとの評価を家庭に報告するところもあるようです。
毎日の学習と評価が良い形でつながっていかなければなりません。
また、二学期制が導入されるところが増えています。本号では、通知表の準備、書き方について探っていきます。
多くの教師が、通知表提出日のぎりぎりまで、「成績に間違いはないか」「所見はこれでいいか」と悩み抜くのです。
その葛藤と仕事量の重さがあるから、通知表をつけ終わった後のあの解放感があります。教師特有のものでしょう。
通知表をいかに効率よく仕上げ、子どもにとって価値あるものにするかについて考えていきます。
通知表をつけるためにどのような準備や手順が必要かを洗い出し、通知表作成時期に生かしたいと考えます。
「話す・聞く」の研究が盛んで、公開発表が数多く行われています。今から二〇年近く前にも、「話す」研究が盛んな時期がありました。その二〇年前の公開発表とまったく同様の研究が行われているところもあります。
「不易流行」もちろん昔に学ぶことも多いでしょうが、時代の動きも考えて、伝え合う能力を鍛える楽しい場面を特集しました。パソコンを活用したプレゼン・インターネット活用術をはじめ、学級会、討論、今の子どもたちを鍛える場面は様々あります。教師が、話し聞き情報を取り入れなければならない時代なのです。
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- 明治図書