- 特集 信念を貫く私の生き方―全国女教師リベンジ情報
- 巻頭論文
- 現場意識をもった、技術工夫の宝庫
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- 信念を貫く私の生き方
- 地域に飛び出す
- たった一人から始まるコミュニティ活動〜仲間と共に地域に飛び出す 一人でも地域に飛び出す〜
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- 地域に飛び出し、人と楽しくかかわりながら、わくわくすることをたくさん生み出す生き方をしたい
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- 社会貢献活動で創る子どもたちの未来
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- 校内に新しい風を
- 【学校運営】どんな時でも、前を向いて歩きたい
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- 【生活指導】「生活指導の目標は『個性の伸長』である」という衝撃を、現場で具現化する〜本当の生活指導は、ルールを決めることでも、子どもを怒鳴ることでもなかった〜
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- 【学級経営】学級のたいへんさは今の私の教育課題だ
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- 研究を深める
- 総合力で勝負できる女教師を目指して〜直面している研究にも手を抜かず、自分の足元から固めていきたい〜
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- 私の中にあるものを目覚めさせ、背中を押してくれたのは女教師だった
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- 自分の創りたい授業を求めて
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- 実践の場でぶれない私の生き方
- 校内の理不尽なご指導―しなやかに抗争する日々
- 泣き寝入りは、教師人生を否定することだ
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- 「頑張る」んじゃなくて、「めげない!」
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- 子どもの男女意識―教室での変革メッセージ
- 授業でどの子にも力をつける! それが私の仕事
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- 男子は○○、女子は◇◇と固定しない
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- 家庭内の家事分担―不平等の深層心理に迫る
- 「できればやりたくない」それが男性の本音
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- 仕事も家事もこなせることを誇りに持ち、女性が活躍できる世の中になるよう次世代を育てる
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- 子どもに伝えたい“女”へのこだわり―古今東西の箴言集
- 「女は深く見る 男は遠くを見る」(グラッベ)
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- 「かかあ天下」大いに結構!
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- 女性よ、大志を抱け!
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- 高学年女子に教えたい考え方
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- 「笑顔」が幸せを呼ぶ!
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- 男女を問わず、家事はできた方がいい
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- マザー・テレサ
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- 小泉八雲が愛した日本の女性像
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- 自分の機嫌は自分でとろう
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- 粗雑であってはいけない
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- 千利休の茶道の心得「四規七則」を子どもに伝えたい
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- 「国民教育」の偉人が遺した至高の教え
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- ココ・シャネルの名言から指導する
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- マザー・テレサの慈愛の手
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- 保護者会資料 (第6回)
- さか上がりができるために
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- 道徳教材資料 (第6回)
- 友情のメダル
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- グラビア
- 模擬授業大会ファイナル/TOSS全国女教師
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- おすすめグッズ・整頓術
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- 巻頭言
- また立ち戻るのは、基本の場所
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- 男教師から見た“…ですよね”女教師論
- 魅力的な女教師がここには確かに存在した
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- ファイナル女教師大会 ぶちまけ、今だから言っちゃう! アンケート情報局
- カッコいいTOSS男教師ベスト5
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- 〜女教師はよく見ている!〜
- 一歩でも近づきたい現役実践者ベスト5
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- 〜強いあこがれをこれからも胸に抱いて〜
- 一度は再現したい「あの授業」ベスト5
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- 私が惚れた「あの教師の生き様」ベスト5
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- すぐ使えるファックスページ
- おもしろ漢字クイズ
- (1年用)学年末の復習にもなる「漢字さがし」
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- (2年用)1時間子どもたちが熱中した漢字クイズ
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- (3年用)漢字パズルアラカルトに挑戦
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- (4年用)漢字の成り立ちを知ろう
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- (5年用)四字熟語の暗号文
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- (6年用)ことわざの漢字クイズに挑戦
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- さよなら女教師ツーウェイ
- 次世代を育てた『女教師ツーウェイ』
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- “女”教師の事件簿
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- 女教師の努力の成果と本音の力
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- TOSSの先生方に支えられて、振り返ると歩いてきた道がはっきりと続いていた
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- 「女教師は授業が巧い」を牽引・実証した
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- 「凜とした女教師たち」がさらに信念を貫き、挑戦を続けられんことを
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- 日本の教育界に「女教師文化」を確立した!
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- TOSS女教師はKOK
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- あふれる教育実践の情報と知恵に、何度も助けられた
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- 女教師は、授業がうまい!その秘訣は、真面目になること〜真面目は、尊敬に値する。真面目のススメである〜
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- 若い私を救ってくれた憧れの女教師たち
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- いつか、知的な女教師の新雑誌が新しい形で登場するだろう
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- 共に歩んだ 教師人生
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- 教師としての世界を広げたTOSS女教師との出会い
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- そこには目標があり、仲間がいた
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- 石川裕美先生ありがとう!
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- この本に出会えたことに感謝! この学びを決して忘れない
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- 今までもこれからも『女教師ツーウェイ』は手放せない
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- 育児中の出会いと元気のもと
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- 女教師の学びの場に感謝
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- 腕力なき中学女教師への応援に感謝
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- 女教師としての生き方を教えてくれた
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- 『女教師ツーウェイ』に繋いでもらった向山先生とのご縁
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- 10年間ありがとうございました!
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- 編集後記
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- 教室で絵手紙を描こう
- 細長い絵手紙を描こう
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巻頭言 また立ち戻るのは、基本の場所
本誌編集長/石川 裕美
授業がとても盛り上がった。みんなが、笑顔で取り組んでいた。とても集中していた。活発に発言ができた。そんな授業が楽しくて、元気になる。毎日続くといいと思う。
ある時トラブルが起こる。友達同士の行き違いで、休んでしまった子が出た。休み時間の度にけんかが起こる。昨日も今日もだ。仲直りしたように思えるのに、けんかが頻繁に起こるようになった。
授業が楽しいと喜んでいた矢先だ。思いがけないトラブルは、必然的なものか、不安になる。授業の盛り上がりばかりに関心が向いていた。一人一人に目が向いていなかった。授業のノリだけで、満足していたのだ。
毎日毎日、どうしたら授業がうまくいくのか、悩んでいた。どうしたらみんながおもしろがって取り組めるか、本当に工夫をしていたのか、つもりにすぎないのかもしれない。立ち止まってみよう。
授業の楽しさばかり、活発さばかりに意識がいっていたのではないか。
点検してみる。自分の弱さが見つかる。自分の満足で授業をすすめていた。進度をどんどん早めることに関心が偏っていた。
基本は一人一人を見ること、一人一人の理解を定めることだった。すぐに忘れてしまう。
「今日の割り算のやり方、理解できていない子が、五人いた」「たかお、と、みきが、最初の段階でつまずいた」
もう一度原点に戻ろう。日々の仕事の仕方を、もう一度冷静になって、見直してみよう。
また四月を迎える。リセットできるチャンスだ。欲張らず、自分の器の大きさに合わせて、がんばることだ。さあスタート!!
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- 明治図書