女教師ツーウェイ 2004年11月号
学校を仕切る女教師―支持される主任の仕事術

N025

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女教師ツーウェイ 2004年10・11月号学校を仕切る女教師―支持される主任の仕事術

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ジャンル:
授業全般
刊行:
2004年9月21日
対象:
小・中
仕様:
A5判 122頁
状態:
絶版
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目次

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特集 学校を仕切る女教師―支持される主任の仕事術
巻頭論文
どうせやるなら教えることも仕切ることも楽しもう
師尾 喜代子
主任の仕事術VS仕切られる側の要望
研究主任の仕事術
「主婦感覚」で、無理せずしたたかに
齋藤 一子
研究主任への要望
「謙虚」VS「傲慢」
赤田 雅代
教務主任の仕事術
ポイントを外さない「仕切り方」の極意
松尾 清恵
教務主任への要望
教務主任にのぞむ三原則
板倉 美江
学年主任の仕事術
ある時期、仕事がドッとやってくる
島 まゆみ
学年主任への要望
話しやすい雰囲気で相談に乗ってくれる主任
橋 まゆみ
生活指導主任の仕事術
勇気をもって働きかけを
近藤 滋子
生活指導主任への要望
なくてはならない大切な存在
山本 純
特活主任の仕事術
時間通りに始め、終わらせる
乙津 優子
特活主任への要望
無駄なく、無理なく仕切られたい
奥田 純子
行事を仕切る仕事術
体育主任
運動会をこう仕切る
鈴木 恭子
情報主任
機器の活用をこう仕切る
城内 優子
音楽専科
音楽会をこう仕切る
山内 桜子
道徳主任
人権週間参観をこう仕切る
清水 洋子
家庭科専科
作品展をこう仕切る
藤田 博子
女流プロへの道―授業検定に挑む
サークルでの真剣な修業が、一番の近道である
神谷 祐子
この充実感は、挑戦した者だけが味わえる
勇 和代
人との出会いが授業を作る
森川 敦子
逃げ場のない緊張体験こそが、教師の知力を伸ばす
中川 とも子
骨太で問題提起のある授業を作る舞台裏
坂井 ふき子
大きな構想のある授業を日々の努力で作る
大場 寿子
女教師は数少ないチャンスに迷わず挑戦せよ
山岡 智子
ためらわない、下手だからこそ授業をしよう
西野 一葉
「授業の出だし」「楽しく」「できる」にこだわる
笠井 美香
まずは明るく楽しくリズム良くでD表突破!
小倉 郁美
若葉マーク先生のドタバタ日記
段取り力こそ主任の仕事術の極意
浅野 美也子
グラビア
TOSSデー報告2004
神谷 祐子西岡 美香浅川 清
巻頭言
仕事を楽しむ
師尾 喜代子
辛口の応援歌―男先生からみた“女先生の教師修業”
トラブルは必ず克服することができる
向山 洋一
すぐ使えるファックスページ
朝学習(視写プリント)
1年用/一年生にもやさしい作文視写
高谷 圭子
2年用/『いろはかるた』を視写しよう!
大町 勝一
3年用/楽しみながら写そう
近藤 由佳
4年用/「ごんぎつね」には愛されるわけがある
細羽 正巳
5年用/朝はさわやかな詩の視写を
藤野 美紀
6年用/敬語を身に付ける視写プリント
大野 智美
すぐ使えるイラストページ
学年・学級通信秋(行事編)
岩野 紀子
学年・学級通信秋(草花編)
飯島 英明
夢とのギャップを乗り越える20代
サークルは強い見方
野間 えり子
家庭との両立を目指す30代
「母=太陽」であり続けるために
神田 朋恵
学校の重責をスマートにやりこなす40代
スマイルとスピード
柿崎 厚子
教育改革を乗り切る50代
TOSSセミナーで学び、TOSSのサークルで修行を積み、TOSSランドを活用
浅川 清
読み聞かせ文庫
低学年/長い長いレタス君の旅
芝田 千鶴子
高学年/いい言葉でいい感じ
中濱 麻美
女教師のやる気 (第5回)
授業の研修しないで何をするというのか?(怒)
藤崎 久美子
女教師は見た (第5回)
人気ある教師、それは力をつけてあげる教師だ
芝田 千鶴子
保健室奮闘記 (第15回)
イライラの原因は自分で減らしていかなくちゃ!
松島 裕美
女教師喫茶室
石川 裕美
編集後記
師尾 喜代子
酒井式描画指導
手のパーツ学習から「じゃんけん」の絵を描く
上木 朋子

巻頭言

仕事を楽しむ

本誌編集長 師尾喜代子


 学校を仕切る女教師が増えている。研究発表に行っても、研究主任が女教師であることは珍しくない。加えて、年齢もずいぶん若くなっている。

 多かれ少なかれ、遅かれ早かれ、教師をしている以上仕切る場面は巡ってくる。逃げるわけにはいかない。

 私は、仕切るのが好きだ。何といっても、会議、手順などの大きな流れを自分のやり方でできる。

 だらだらと時間ばかりかかる会議をテキパキと進行できるのだ。

 どうせ引き受けるのなら、そのくらいの意気込みでやらないと楽しくない。

 仕切れないくせに、文句ばかり言う人がいて、決まるものもなかなか決まらないことがある。

 愚痴や悪口を言う人に限って案外仕事を引き受けないし、仕切ることが下手である。

 仕切るということは責任をとるということでもある。

 教師は、研究発表がうまくいかなくとも、職業を剥奪されるようなことはない。リスクといっても子どもの命が関わらないことならば、底が知れている。

 学校を仕切る仕事をすれば、無駄をなくすことや手順を学ぶことができる。それは、必ず学級経営の中にも生きてくる。

 本号では、周りが気持ちよくついてきてくれる仕事術とは何か、学校での様々な仕事をうまく仕切る方法が示されている。また、仕切られる側からは、ここが許せなかったという場面を取り上げてもらった。学校の仕事をする上で必ず役に立つことと思う。

 教師の仕事に就けたことに感謝しながら、仕事を楽しみたい。

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