- 特集 子どもの実態調査―上手な活用法
- 巻頭論文
- 退職してのラジオ出演、テレビ出演、貴重な体験〜人脈を広げる機会、新しい出会いを大切にする〜
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- 【食事調査】食事調査で子どもたちの家庭環境が見えてくる。食事調査は四月に必要な調査である
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- 【睡眠時間】家庭に「生活のきまり」があるかどうかが鍵になる
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- 【お手伝い調査】基本的生活習慣の育成に向けて〜お手伝いの定着〜
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- 【学習調査】いつ・どこで・だれと・どのくらい勉強するか
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- 【習い事調査】その子の長所・特技として学校でも取り上げ、自己肯定感を高める一助とする
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- 【保護者への評価】親から子どもに聞けない子どもの本音
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- 【読書調査】日本の伝統的な子育て「小さい頃の読み聞かせ」はされていた〜日本の文化となったマンガを子どもたちは読んでいる〜
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- 【遊び調査】生活リズムの乱れと脳の発達をデータから考える
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- 【小遣い調査】調査を機会に子どもに金銭教育を行う〜地域に受け継がれている金銭教育を伝える〜
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- 【教師への評価】活かしたい!子どもからの教師の指導・日常の様子の評価
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- 【友達調査】単純・短時間の調査を、取り組み(指導)の前後で繰り返す
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- 男の先生と、女の先生
- 説明しない、淡々と問題を進めることで説明できる
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- グラビア
- TOSS栃木レディース理科研究会
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- 鳥取レディース☆TOSSデー
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- おすすめグッズ・整頓術
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- 巻頭言
- 子どもの実態調査から何が見えるか
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- 〜調査結果の数字から親の考え方も子どもの生活も見えてくる〜
- 男教師から見た“…ですよね”女教師論
- 全国初、酒井式指導免許皆伝認定証を授与された女教師
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- 向山先生への師尾突撃インタビュー (第9回)
- 「新型学級崩壊」から「親学」まで
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- 〜日本の伝統的な子育てに学ぶ〜
- 辛口の応援歌―男先生からみた“女先生の教師修業”
- 戦後の家庭教育の欠落を回復する「親学」のさまざまな活動への参加を
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- ベテラン先生奮戦記 (第3回)
- どんなに技術があっても、安住していたら廃れる。これまでの経験を活かして新しい実践に挑戦!
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- すぐ使えるイラストページ
- おもしろ暑中見舞いのデザイン
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- 暑中見舞いのワンポイントイラスト
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- 学年別・今月のおすすめ指導
- 授業参観におすすめ指導
- 〈1年生〉授業参観パーツ例
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- 〈2年生〉子どもの成長が見える授業を!
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- 〈3年生〉教科のフルコースを見せよう
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- 〈4年生〉授業後に児童の行動が変容する道徳「江戸しぐさ」の授業
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- 〈5年生〉暑さも平気!授業参観
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- 〈6年生〉漢字の書き順予想
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- 〈中学生〉中学国語 親も考える作文の授業
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- 新学習指導要領をふまえた日々の授業 (第3回)
- 【国語】子どもたちが敬語を自然に使えるようになるための三つのステップ
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- 【国語】一年「たべもの」の詩で擬音語や擬態語を楽しく教える
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- 【算数】「説明する活動」は型を教えることで全員をできるようにさせる
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- 【算数】二十玉そろばんとノートで計算マスター
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- すぐ使えるファックスページ
- 直写教材
- 〈1年用〉実は男の子だけでなく女の子にも人気だった「ザリガニ」
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- 〈2年用〉原稿用紙の使い方「点」や「かぎ」の練習
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- 〈3年用〉直写、視写、宿題などにすぐ使える地図記号教材
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- 〈4年用〉みんな興味津々!動物の慣用句
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- 〈5年用〉俳句 松尾芭蕉・与謝蕪村
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- 〈6年用〉直写でめだかのオス、メスのちがいを知ろう
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- 校長先生 女教師の仕事ぶり拝見 (第3回)
- みんな違って みんないい
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- TOSS開発パーツ活用術 (第3回)
- 準備なしでできる国語パズルの授業
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- 女教師の常識QA (第3回)
- 算数のノート指導、その意味
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- あこがれの人 紹介 (第3回)
- 恵まれた「出会い」に感謝
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- 女子学生ただいま教師修業中
- 試行錯誤のサークル運営
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- 〜3年間の軌跡〜
- 身だしなみ注意報 (第3回)
- 四〇代でも、「おばさん先生」にはなりたくない
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- 私こだわってます! (第3回)
- 毎日 精一杯おしゃれして学校に行く。しかし意外な盲点があった
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- 中学女教師・腕力なき指導を目指して
- 「教えて褒める」に助けられた
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- 女教師喫茶室
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- 編集後記
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- 教室で絵手紙を描こう
- ぽんぽんをつかって
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巻頭言 子どもの実態調査から何が見えるか〜調査結果の数字から親の考え方も子どもの生活も見えてくる〜
本誌編集長/師尾 喜代子
最近、子どもが友達を誘う時、「遊ぼう。」でなく、「遊べる?」と誘っている場面を耳にします。この一言の裏には、子どもの塾や習い事、保護者との外食など、子どもたちを取り巻く状況があります。
一人を見ていても分からないことも、調査による数値から見えてくることがあるはずです。
保護者会などの話題にも活用できる「子どもの実態調査」を試み、調査の数字から見えてくることを分析する特集を組みました。
向山先生から、
「様々な調査も、数値になっていれば、新聞などは取り上げる。」
と聞いたことがあります。
過日、「お箸の持ち方を教えてもらったことがありますか。」という調査をしたことがあります。お箸の持ち方は、教えられなければきれいな持ち方はできません。「お箸の持ち方」一つでも様々見えてきます。結局は、「お箸の持ち方」一つで、保護者の考えが浮かび上がるのです。教えるという根気のいる躾にどのくらい時間を充てることができるのでしょう。すぐできる子、なかなかできない子、できてもすぐ癖の持ち方に戻ってしまう子など、個人差があります。
身につけるまで見届けることはは、親にとってもかなりの辛抱が必要です。「教える」ということはそういうことです。
インタビューのページにもありますが、「親学」がはじまります。お箸の持ち方一つとっても、親御さんの考え方が反映します。
実態調査から見えてくることを、学校現場で、または家庭で、活かしてほしいと思います。
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