- 特集 学びを深めよう!国語科のカリキュラム・マネジメント
- 特集について
- 提言 国語科のカリキュラム・マネジメントとは
- カリキュラム・マネジメント全体の捉え方―全ての教員に求められるカリキュラム・マネジメントとそれを支援する学校の組織カリキュラム・マネジメント
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- カリキュラム・マネジメントの充実に資する校内研修
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- これからの国語科のカリキュラム・マネジメント
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- 個々の教師にとってのカリキュラム・マネジメント―視野を広げることから
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- 小学校の実践情報
- 校長・主任(学年主任・教科主任)のカリキュラム・マネジメント
- 学校全体・汎用的な能力の視点から:アクティブ・ラーニングとカリキュラム・マネジメント
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- 主任・ミドルリーダーの視点から:学習をつなぐカリキュラム・マネジメント―学年主任としての取り組み
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- 学級(国語授業)のカリキュラム・マネジメント
- 低学年のカリキュラム・マネジメント:国語科を中心とした単元を核とした年間指導計画
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- 中学年のカリキュラム・マネジメント:友達やまわりの人との関係を深め学び合う計画を
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- 高学年のカリキュラム・マネジメント:「国語学室経営案」で年間を見通す
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- 中学校の実践情報
- 校長・主任(学年主任・教科主任)のカリキュラム・マネジメント
- 学校全体・汎用的な能力の視点から:本校のカリキュラム・マネジメントー国語科のカリキュラム・マネジメントを中心として
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- 主任・ミドルリーダーの視点から:国語科のスタンスを固め学年を動かす
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- 学級(国語授業)のカリキュラム・マネジメント
- 1学年のカリキュラム・マネジメント:育成を目指す資質・能力を基盤としたカリキュラム・マネジメント
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- 2学年のカリキュラム・マネジメント:系統性を把握して、資質・能力を育む
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- 3学年のカリキュラム・マネジメント:小中九年間のゴールの姿を明確にし、確実に力を身に付けさせる
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- 第2特集 言葉のおもしろさにふれる伝統的な言語文化の授業づくり
- 提言 言葉のおもしろさにふれる伝統的な言語文化の授業づくりとは
- 言語活動充実のための基本的方法―言語のおもしろさに導く八つの方法
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- 「伝統的な言語文化」の特質を生かすアクティブ・ラーニング
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- 小学校の実践情報
- 低学年/素話に挑戦しよう
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- 中学年/はいくで きせつ おとどけたい(隊)―お気に入りのはいくで、ねぎし小にきせつをとどけよう
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- 高学年/主体的な思考・判断等を促す「伝統的な言語文化」の学習材開発
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- 中学校の実践情報
- 「現代版枕草子」の授業/自分自身との対話・古人との対話
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- 「俳句づくり」の授業/仲間の俳句に学び句会で深める
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- 書籍紹介 (第6回)
- 国語教育選書 主体的な<読者>に育てる小学校国語科の授業づくり―辞典類による情報活用の実践的方略―
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- 主体的・協働的に学ぶ力を育てる! 中学校国語科アクティブ・ラーニングGUIDE BOOK
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- 最新国語ニュース (第6回)
- 平成二八年度「学校図書館の現状に関する調査」結果について
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- 国語授業をアクティブにデザインする (第6回)
- 小学校/「なぜ」を大切にし、表現する子どもに
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- 中学校/キーワードは、「学びやすい」「学びたくなる」「学び続ける」
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- 続 国語授業・始めの一歩 (第6回)
- 授業力を高める
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- 新しい時代の国語科授業づくり応援講座 (第6回)
- 型を会得する・型から離れる
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- 言葉の力を育む文学の授業 (第12回)
- 人間形成と文学教育
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- 未来を生きる子供たちのための国語科授業改革 (第6回)
- 生涯にわたって主体的に言葉の力を身に付けようとする態度
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- 編集後記
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- 今月取り上げた教材
- 2/3月号
特集 学びを深めよう!国語科のカリキュラム・マネジメント
教育課程の策定に評価・改善までを視野に入れた「カリキュラム・マネジメント」の重要性が指摘されています。先般公にされた中教審「審議のまとめ(案)」(平成28年8月)には,「社会に開かれた教育課程」という考え方が示され,子供が身に付けるべき資質・能力を教科等や学校段階を越えて教育関係者が共有できることが目指されています。「社会に開かれた教育課程の実現」に向けては,各学校が「カリキュラム・マネジメント」を通じて「何ができるようになるか」「何を学ぶか」「どのように学ぶか」等を不断に見直し,教育課程の充実を図ることが求められています。特に重要だとされているのは以下の3点です。
1 各教科等の教育内容を相互の関係で捉え,学校の教育目標を踏まえた教科横断的な視点で,その目標の達成に必要な教育の内容を組織的に配列していくこと。
2 教育内容の質の向上に向けて,子供たちの姿や地域の現状等に関する調査や各種データ等に基づき,教育課程を編成し,実施し,評価して改善を図る一連のPDCAサイクルを確立すること。
3 教育内容と,教育活動に必要な人的・物的資源等を,地域等の外部の資源も含めて活用しながら効果的に組み合わせること。
学校がその責任において,広い視野で子供たちを育む教育のサイクルを作り出すということです。
国語科においては,言語能力を育てる要の教科として,子供の発達を見据えながら他の教科に及ぶ資質・能力を位置づけること,子供の学びを中心に据えた教科横断的な実践と評価のサイクルなどが重要です。またヒト,モノ,コトに学習材を広く求め,計画と振り返りを不断に繰り返す営みの重要性も視野に入ってきます。
今号はこのような次期学習指導要領の方向性も踏まえて特集いたしました。
また,第2特集では「言葉のおもしろさにふれる伝統的な言語文化の授業づくり」を取り上げました。現行の学習指導要領に位置付けられた「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」については,新しい実践が蓄積されつつあります。古典の受容・理解にとどまらず,一人ひとりの言語感覚を掘り起こしたり,育んだりする方向でさらに実践が進んでいくことが待たれます。本特集に込めた「言葉のおもしろさ」は,昔から使われている言葉と現在わたしたち,あるいは子供たちがもっている言葉の感覚の重なりやずれによって感じられるものでもあります。感じたことをきっかけに探究の端緒が開かれることもあります。伝統的な言語文化にかかわる言語活動の開発も急務です。小中学校の教材の配列や精選について考えることも必要です。
本書の意欲的な実践事例の数々が,皆様の日々の実践の一助となれば幸いです。
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