- 特集 1学期に押さえたい!「学習環境&学習ルール」図鑑
- [巻頭取材]子どもに何を,どう伝える? 1学期の国語教室で大切にしたいこと My Best 3
- 藤原友和先生のMy Best3
- 北海道函館知市立万年橋小学校
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- 佐橋慶彦先生のMy Best3
- 愛知県名古屋市立守山小学校
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- 大村幸子先生のMy Best3
- 東京学芸大学附属小金井小学校
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- 有松浩司先生のMy Best3
- 広島県竹原市立忠海学園
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- 山本純人先生のMy Best3
- 埼玉県立特別支援学校坂戸ろう学園
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- 鈴木駿先生のMy Best3
- 岩手大学教育学部附属中学校
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- [対談]子どもが自ら学びたくなる学習規律と学習環境
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- “must”から“more”までポイントチェック!「学習環境&学習ルール」図鑑
- 教室環境・教室掲示
- 小/読みの方略カード(5月からmore)
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- 小/学習のゴールカード(4月にmust)
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- 小/図書館連動学級文庫(5月からmore)
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- 小/アクティブ・ラーニング・ルーム(4月にmust)
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- 中/いつだって握りこぶしの大きさ(4月にmust)
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- 中/黒板は手で消さないほどほどの聖地(5月にmore)
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- 中/毎日のめくった数が合格率(5月からmore)
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- 中/教卓の位置と身体のひらき方(5月からmore)
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- 話し方・聞き方
- 小/相槌あいうえお(4月にmust)
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- 小/安心して話せる環境の実感(4月にmust)
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- 小/話し方を身に付ける朝のスピーチ(5月からmore)
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- 小/ペアや少グループでの話し合い(5月からmore)
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- 中/何がよかったか?聴き分ける耳(4月にmust)
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- 中/「マクラ」で学ぶ〈話し方のコツ〉(5月からmore)
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- 学習形態・話し合い
- 小/学習内容に応じた場の設定(4月にmust)
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- 小/情報を整理する可視化ツール(4月にmust)
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- 小/話し合いのモデルから学ぶ(4月にmust)
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- 小/振り返りの習慣を(4月にmust)
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- 中/1時間限定!表計算ソフトで席替え(4月にmust)
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- 中/順序を考え上手に活用!教科書単元(5月からmore)
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- ノート
- 小/基本としての行とマス(4月にmust)
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- 小/めあてとまとめの整合性(4月にmust)
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- 小/ふり返りによる学びの自覚化(4月にmust)
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- 小/比較や分類,図式化などで表す思考過程(5月からmore)
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- 中/授業開き前に作成!統一書式(4月にmust)
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- 中/紙かデジタルか?生徒が選んで解決!(5月からmore)
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- 板書
- 小/全文を書いて深く考えさせる板書(4月にmust)
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- 小/短冊を用いて議論を生み出す板書(4月にmust)
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- 小/表を用いて内容を整理させる板書(5月からmore)
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- 小/図を用いて深い思考を生み出す板書(5月からmore)
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- 中/残す黒板,変わっていくホワイトボード(4月にmust)
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- 中/常に試行錯誤!効果的な意見共有方法(5月からmore)
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- 機器の操作からクラウド活用までポイントチェック!「ICTスタート活動」図鑑
- 小学校低学年/手書き入力をしよう(手書きしりとり&手書き取り)
- ICT:Googleドキュメント
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- 小学校低学年/デジタル紙芝居を作ろう
- ICT:描画キャンパス/Googleスライド
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- 小学校中学年/ローマ字入力の達人になろう
- ICT:Googleドキュメント/キーボー島アドベンチャー
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- 小学校高学年/自分の今の気持ちを文章に表そう
- ICT:Googleドキュメント/Google Classroom
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- 中学校1年/1分間スピーチ〜生き生きと伝えよう〜
- ICT:ロイロノート・スクール
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- 中学校2年/議論を深める言葉の貯金箱を貯めよう
- ICT:Google Jamboard
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- 「個別最適な学び」「協働的な学び」を育む国語授業づくり (第1回)
- 「個別最適な学び」「協働的な学び」と国語授業
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- 授業力を高める!「教材研究・分析」のTips (第1回)
- 教材研究って,いったい何? どうすればいいの?
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- 図解でわかる ハイブリッドな国語授業づくり入門 (第1回)
- デジ×アナのベストミックスに向かう考え方
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- 「話し合い」に引き込むコーディネートスキル (第1回)
- 基盤となる「安心感」を徹底的に高める
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- 国語の学びが動き出す!子どもに刺さる「指導ことば」 (第1回)
- 「指導ことば」原材料:「思考させる意識」
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- 子どもが夢中になる!国語あそび2023 (第1回)
- 「話す・聞くあそび」
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- 編集後記
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- 今月取り上げた教材
- 4/5月号
編集後記
授業公開などの風景を覗かせていただくと,その公開の主眼である学習内容や授業設計とは別に,その教室で日常から行われている「学び方」が垣間見えてくることがあります。例えば,「ちょっとグループで話し合ってみようか」という教師の声に応じて,スムーズに座席を移動させる(あるいは,座席はそのまま立ち歩いて意見を交わし合う)子どもたちの姿。読み上げるところ,手を動かして書くところ,みんなで書き込むところが自然と区別された板書。…等々,そうした「学び方」は授業時間や教室空間の端々に表れます。そして,授業後の検討会でも,本題とは別にその「学び方」の部分が話題に上ることも少なくないように感じています。1学期,中でも4・5月は,教室の中でそうした「学び方」の基礎を習得・成熟させていく大切な時期です。だからこそ,今号では,2023年度最初の特集として「学習環境」「学習ルール」を取り上げました。
ただ,学習環境づくりや学習ルールには,「この方法を必ず実践すべきだ」という絶対的な正解はないはずです。そこには当然,学校設備の問題が影響しますし,何より指導者の個性,子どもたちの個性が大きく表れます。そのような中で大切なのは,「どのような『学び』を実現するために」という,指導者の「思い」に合わせた最適な「どうするか」を試せること,そのための引き出しを増やしていけることではないでしょうか。
そこで本号では,図鑑やカタログから自分のお気に入りを見つけるように,読者の先生方がまずは気軽に,教室の子どもたちの姿を思い浮かべながら,「こうしよう」「ああしよう」と考えられる特集にしたいと考え,『図鑑』という形をとって,様々な実践をご紹介いただきました。
また,学習環境・学習ルールとその背景となる「思い」をセットで捉えていくためには,まずその「思い」自体を自身で見出していくことが必要になります。そこで巻頭取材では,先生方それぞれの,「(1学期の)国語教室でこれを大切にしたい」という「思い」と,それを実現していくための「手立て」にピントを合わせ,お伺いしました。
/大江 文武
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- 明治図書
- 4月の新学年の時期に、新たに出会う子どもたちとの授業づくりについて詳しく知ることができてよかった。2023/10/940代・小学校管理職
- 学習規律と学習環境について、辞典のように気になったときに振り返られる一冊となりました。2023/6/1030代・小学校教員
- 授業開きにぴったりのアイディアがたくさん掲載されていました。「これなら実践できそう!」という例が多く、参考になります。教師が意図をもって活動を組んでいくことの重要性を改めて感じます。2023/5/29さちゃん