- 特集 そのまま使える!「書くこと」おもしろワークシート
- 「書くこと」がもっとおもしろくなる! 指導技術Q&A
- 小学校
- 子どもたちが主体的に,熱中できる「書くこと」の活動のポイントとは?/「書くこと」の授業における「おもしろい」ワークシートづくりのポイントは?/他
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- 中学校
- 生徒が主体的に取り組める「書くこと」の活動のポイントとは?/「書くこと」の授業における「おもしろい」ワークシートづくりのポイントは?/他
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- 苦手やつまずきの支援
- 「書くこと」が苦手な子に適切な支援をするためには,どんな視点で見ればよい?/「書くこと」が苦手な子も楽しく活動に取り組めるワークシートづくりのコツは?/他
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- 「書くこと」おもしろワークシート 小学校編
- 低学年
- 表記ルール/「丸や点,かぎ」に気をつけよう
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- 主語・述語/「主語と述語」に気をつけよう
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- 報告/おもちゃの作り方を説明しよう
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- 観察・記録/朝顔観察日記を書こう
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- 日記/こんな ことが あったよ〜「い・ど・だ・な」ゲームを通して〜
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- 創作/お話のさくしゃになろう!
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- 中学年
- 記録・報告@/おすすめ!わたしの文房具レビュー
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- 記録・報告A/ひみつクイズを作ろう
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- 創作(物語)@/言葉を組み合わせて物語の設定を考えよう!
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- 創作(物語)A/リレー作文で広がる物語
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- 創作(俳句)/「取り合わせ」でオリジナル俳句づくり
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- 創作(詩)/詩で伝えたい!わたしの心
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- 高学年
- 説明文(推薦文)/「題名のない推薦文」で新しい本と出合う
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- 意見文(提案文)/未来のまちづくり提案書を書こう
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- 創作(俳句)/「かっこいい言葉」を使ってオリジナル俳句をつくろう
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- 感想文@/行事を自分事にがっちゃんこ!
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- 感想文A/長期休みの思い出をデジタルで!
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- 表現の工夫@(オノマトペ)/オノマトペで表そう!
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- 表現の工夫A(書き始め)/「書き始めの技」を習得しよう!
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- 「書くこと」おもしろワークシート 中学校編
- 説明的な文
- @紹介文/紙上食レポ 読んだらあなたも食べたくなる
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- A批評文・紹介文/私のおすすめ物件
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- B批評文/古典作品と比較しながら,批評文を書こう!
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- 実用的な文
- @手紙・メール/礼節を重んじる,大人のやりとりを
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- A鑑賞文/言葉の吟味を,デジタルワークシートで
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- 文学的な文
- 随筆/食の枕草子を作ろう!〜古典作品の表現を参考に書く〜
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- 「個別最適な学び」「協働的な学び」を育む国語授業づくり (第5回)
- 表現単元や表現活動における選択と変更
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- 授業力を高める!「教材研究・分析」のTips (第5回)
- 説明文教材の授業づくりで大切にしていることA
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- 図解でわかる ハイブリッドな国語授業づくり入門 (第5回)
- デジタルを生かす「書くこと」のポイント&事例
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- 「話し合い」に引き込むコーディネートスキル (第5回)
- 達成感や満足感を生む「発見する学び」をつくる
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- 国語の学びが動き出す!子どもに刺さる「指導ことば」 (第5回)
- クラスのどの子もが【動き出せる】「読み取り」ことば
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- 子どもが夢中になる!国語あそび2023 (第5回)
- 「漢字あそび」
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- 編集後記
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- 今月取り上げた教材
- 12/1月号
編集後記
編集者というと,文章を書くことが得意そうと言われることも多いのですが,私自身は決してそうではありません。子どもの頃は,日々の生活日記を書くという習慣は身につけられず,読書感想文などは何を書けばよいのかわからずほとんどあらすじになってしまうようなタイプでした。そのため,今でも「書くこと」については苦手意識があります。
さて,本誌で昨年度,「子どもを『書くこと』に引き込む指導技術」を連載されていた澤田英輔先生(軽井沢風越学園)は,同連載の中で「書くこと」に関する子どもたちの主体者意識と自由度の高さ,課題設定という制約のバランスについて下記のように述べています。
制限が多すぎると自由に書けなくなり,書く気を失う。これはもっともなことです。では,逆に一切の制約をなくすのが良いのでしょうか。(中略)課題の制約について考える時には,ゼロか百かではなく,「どんな制約であれば子どもが書きやすくなるか,書きたくなるか」,つまり,どんな制約なら子どもが自由になれるかを考える必要があります。
たしかに,自身の経験を思い返すと,「これについて書きなさい」と言われても,特に苦手意識があればなかなか意欲的には取り組めない一方で,まっさらな紙にゼロから書き記していくのも同等かそれ以上に難しいものだと感じます。「書くこと」の領域は,そのような点で子どもたちにとっては苦手を感じやすく,また先生方にとってもどのように教えたらよいのか迷いやすいものなのではないかと考えています。
ただ,本特集のテーマである活動やワークシートの工夫次第で,子どもたちがワクワクしながら,自ら創造することの奥深さや,正しく情報を伝えることの良さを味わうことができるのではないかとも感じます。ワークシートもいわゆる制約の一種ですが,その中でも「書くこと」を支援するために,その道筋を丁寧に示しつつ,さらに子どもたちが自ら楽しみながら取り組めるようなアイデアをご紹介いただきました。ぜひご自身の興味や学級の子どもたちに合わせて,アレンジしながら活用していただけたら幸いです。
/新井 皓士
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- 明治図書
- 実践例が、ワークシートを示しながら紹介されていることで分りやすく、授業に生かしやすい。こういうたたき台になるような資料が提供されると有り難いです。2024/4/14maron
- 特別活動においては 振り返りが 重要です 国語科の書くことと連動させることで 学校行事を 有効に活用できることが 分かりました ぜひ 実践したいです2023/11/2360代 まだまだ 学びを楽しみます