- 特集 120%うまくいく!1学期教材の単元構想&授業シナリオ
- 授業がうまい先生に聞く 1学期の国語授業で身につけさせたいこと
- 小学校低学年/規律もルールも,「楽しい」の上に成り立つ
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- 小学校中学年/対話を充実させる3つの姿勢
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- 小学校高学年/3月の姿をイメージしながら指導する
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- 中学校/当事者意識・主体性を引き出すために
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- 1学期教材の単元構想&授業シナリオ 小学校編
- 小学1年/「はなのみち」(光村図書/1年上)
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- 小学2年/「スイミー」(光村図書/2年上)
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- 小学2年/「どうぶつ園のかんばんとガイドブック」(東京書籍/2年上)
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- 小学3年/「春風をたどって」(光村図書/3年上)
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- 小学4年/「一つの花」(光村図書/4年上)
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- 小学5年/「言葉の意味が分かること」(光村図書/5年)
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- 小学5年/「インターネットは冒険だ」(東京書籍/5年)
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- 小学6年/「帰り道」(光村図書/6年)
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- 小学6年/「風切るつばさ」(東京書籍/6年)
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- 1学期教材の単元構想&授業シナリオ 中学校編
- 中学1年/「情報を整理して書こう」(光村図書/1年)
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- 中学2年/「アイスプラネット」(光村図書/2年)
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- 中学3年/「握手」(光村図書/3年)
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- その指導案,添削します! (第1回)
- 伏線を捉えながら読もう
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- 〜「白いぼうし」(小学4年)〜
- 発問くらべ―“ちがい”で深める国語授業づくり (第1回)
- 教材「たんぽぽのちえ」(光村図書/2年)
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- 教材「アップとルーズで伝える」(光村図書/4年)
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- 自立した学び手を育てる国語授業の工夫 (第1回)
- なぜ自立した学び手を育てることが必要なのか?
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- 教科の常識を疑う AI時代の授業研究 (第1回)
- 授業の目的を疑う
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- 〜隠されたカリキュラム(Hidden Curriculum)を意識せずに授業していないか?〜
- もっとうまくいく国語授業「プロの技」 (第1回)
- 指名・発表の技
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- 子どもの意欲を高める授業アイスブレイク (第1回)
- 単元開き前のアイスブレイク
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- 編集後記
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- 今月取り上げた教材
- 4/5月号
編集後記
今号が発売となる3月下旬はたくさんの教育雑誌や書籍が並ぶ時期です。新年度の準備を進める先生方に役立ていただくために必要なことは何か,がこの企画のスタートでした。最終的に,「読者の先生方に1学期の国語授業の見通しをもってもらうこと」「単元や授業の流れをそのままあるいはアレンジして活用できること」を目標にし,編集を進めて参りました。
特に小誌は,国語を専門とした方はもちろん,国語の授業づくりに悩まれている方,何から始めたらよいか漠然とした不安を抱えている方にも参考にしていただける雑誌を目指しています。悩みや不安を抱えている方の気持ちを想像してみると,大きな要因の1つとして「見通しがもちにくいこと」が挙げられるのではないかと考えています。
私は先生として教壇に立った経験はありませんが,特に社会人1年目の4月,明日から出勤というその日は,まず「新しい環境でやっていけるだろうか」という大きな悩みがもちろんありました。さらによくよく記憶を掘り起こせば,それ以外にも,「出社したらまず何をしたらいいのか?」「先輩たちにどのくらいの大きさの声であいさつをしたらいいんだろう」「服装ってこれでいいの?」など…,今思えば非常に些末ではありますが,そのような小さなことでも気になってしまっていました。
おそらく,国語授業に不安を抱えている方や,この4月から初めて先生として教壇に立つという方も,同じような気持ちなのではないでしょうか。先の例では「些末」と言いましたが,それは「今思えば」という枕詞があってこそ。今思えば大したことのない悩みや不安でも,その時の気持ち次第では大きく見えてしまうものです。
そのような思いから,執筆者の先生方には,単元全体の構想という大きな枠組みから,授業でどんなことを話すかという細かい部分まで,具体例はもちろんその意図やポイントについてもご紹介いただきました。ぜひ参考にしていただき,冒頭に申し上げた通り,皆さまに「見通し」をもっていただける1冊となっていれば幸いです。
/新井 皓士
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- 明治図書
- 具体的な授業シナリオが大変参考になりました。大変読みやすいです。次号も楽しみです。2024/9/9つながる
- 言葉を豊かにしていきたい中学年でのポイントがあったので参考になった。昔のやり方かなと躊躇していたところがあったので、うまくミックスして活かしたい。2024/3/2340代・小学校教員