- 特集 知的好奇心をくすぐる夏休み生活術
- 巻頭論文
- 一番やりたいことを楽しんでやる―楽しむためには準備が必要
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- 成功した夏休み生活例
- 楽しい読書のおすすめ
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- ヒマがあるならヒマなことを
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- 夏休み、やる気を維持するメカニズム
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- 保護者と一緒に「とっておき体験」を!
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- ポイントは事前指導
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- ペットボトルで稲作り
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- この夏、食べることにこだわろう!
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- 地域の夏祭りに参加してみる
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- 生活の達人から私のおすすめ生活法
- 遊び心をもって活動を楽しむ
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- 夏休みは、まちの情報通になるチャンス
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- 安さと涼しさを求めてGO!
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- 博物館で思い出に残る体験を!
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- 好奇心をくすぐる夏休み生活のネタ
- ふだんしない勉強を思いきりしてみる
- 家族や友人と共同研究をしよう!
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- 歴史学習―現地調査で座学では得られない「何か」が見えてくる
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- 知りたい情報をインターネットで集め、一冊の本にする
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- 一学期にやりのこしたものをやってみる
- 「アドベンチャー・ビンゴ」で地域発見
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- 川は本当に大地を変化させているのか?
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- 四月、自分自身とした約束は何でしたか?!
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- 知的好奇心をくすぐる旅行に行ってみる
- 行事や大会で知的体験を
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- カントリーサインを求めて、夏休みの旅に出させる
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- 町並みから地域が見える
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- 読みたい本を思いきり読んでみる
- 本を読んで○○のプロになろう
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- 読書が嫌いな子どもへは、マンガで導入せよ
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- 静かな環境とメモする習慣の効果
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- 調べたいことを徹底的に調べてみる
- カルタづくりを通して「まちづくり」学習
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- 数にこだわる! 質にこだわる!
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- ふだんと全く違う生活をしてみる
- 筆談でコミュニケーション能力の向上を!
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- 「自然とともに生活」をしてみよう
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- やったことのないことに挑戦してみる
- 不便さのよさを味わう
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- 別府八湯ウォーカーになるぞ!
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- 夜、働いている人のことを調べてみる
- 夜の新聞社へ潜入
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- 夜の屋台を調べてみると夜のくらしが見えてくる
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- 夏にがんばっている人をさがしてみる
- お出かけ先で、がんばっている人を探す
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- 夏に出会った人を生かした学習構想を!
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- 一晩中テレビを見てみる
- あなたの何でもランキング
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- 夜中のテレビから社会をのぞく
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- 買い物について行ってみる
- 買い物探検隊
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- お店で発見!
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- 自分の食べ物がどこからきたのか調べてみる
- 食べ物からできる国際理解
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- 自動販売機のお米は、どこからきているの?
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- 一日乗りたいほうだいの電車やバスに乗ってみる
- 乗りたいほうだいに目的を!
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- 営団地下鉄一日乗車券を使って、都庁と23区役所巡り
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- ミニ特集 楽しく基礎・基本を学ぶ
- 学級指導入門
- 学級崩壊の原因分析とその対策
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- 星の学習入門 2
- 手に取りようにわかる小4の星の学習
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- ファインダーがとらえた子どもが心を動かす物・資料・板書
- さまざまな場面で惹きつける
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- 有田編集長のメッセージ
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- 授業にすぐ使えるクイズ
- 【国語】(高学年)漢字合体クイズにチャレンジしよう
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- 面白い本みつけた
- 『かみさまからのおくりもの』
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- 『あの広告コピーはすごかった!』他
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- 基礎学力をつける授業のネタ (第5回)
- 国語/「読書力」をつける
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- 社会/メディアリテラシー:イラク戦争の報道から
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- 算数/6ポイント筆算探しに挑戦!(4年)
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- 理科/星座を教える時に気を付けたいこと
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- 現場実践をどう理論化するか (第5回)
- 「教師の行為」より「子どもの行為」にまなざしを向けること
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- 子どもの心を明るくするユーモア小話
- 指導に生きるユーモア小話
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- 私の教材発掘 読者とのツーウエイ
- 総合的な学習/日本の食「寿司」から見えるもの
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- 国語/歌・宣伝に隠された秘密
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- 教材・授業開発研究所情報
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- 手の内公開・教材研究と発問づくり (第29回)
- 文学教材の新しい扱い(1)
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- ~「あの坂をのぼれば」教材の特色と概要~
- 社会科/これだけは教えたい基礎的用語の指導 (第5回)
- 「鎌倉幕府」から「朝廷はなくなっていない」まで
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- 編集後記
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- 教科・総合の教材開発 (第5回)
- 小学校・英会話/教具の開発と蓄積
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有田編集長のメッセージ
昨年から、教師は「夏休み」がなくなり、夏休みと聞いてもわくわくしなくなったかもしれません。
しかし、「夏休み」ともなれば、何かしら開放感を感じ、ふだんできないことをこの際やってみようと思うものです。子どもたちは「今やおそし」と夏休みをこの上なく楽しみに待っています。期待しています。
この期待感を満足させるような夏の生活をさせることは容易なことではありません。事前にしっかり計画し、子どもたちとよく話し合っておく必要があります。
さらに、夏の生活のポイントは、保護者がにぎっているので、保護者の方ともよく話し合っておく必要があります。
しかし、何よりも一人ひとりの子どもに、
わたしは、これをやりたい。何としてもこれだけはやりたい!
という強力な問題意識をもたせることが大切です。
本号は、子どもたちに、「こんな夏休みをおくったらどうか」という例を特集してみました。
ふだんできない勉強を思いきりするのもよいでしょうし、思いきり本を読んだり、思いきり遊びほうけてみるのもよいでしょう。
わたしは、大学一年生の夏休みに、文学全集を読破したのを今でもよく覚えています。受験などでなかなか読めなかったのを一気に解決し、大満足しました。二年生の夏休みは、九州を二回列車で回りました。駅で寝たり、列車の中で寝たりで、まともな旅館に泊まったのはわずかでした。思い出に残っています。
子どもたちにも、何かを徹底させたいものです。徹底的に体験させたいものです。体験不足は今も続いているように思います。
ある子どもが、一晩中テレビを見て、夜も働いている人がいることに感動し、このテレビを見る人がいるらしいことに驚いたと聞きました。この子にとってすばらしい体験になったことでしょう。いい夏休みをどうぞおくってください。
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- 明治図書