- 特集 夏休み「面白はてな?」発見体験学習のネタ
- 巻頭論文
- いろいろな体験をして「面白はてな?」を発見しよう
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- わたしの「面白はてな?」発見体験
- はてなを発展させることで面白はてなを発見する
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- しょうゆ工場ではハンバーグソースも作っている?
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- 教材開発の一歩は、事実と事実をいかに結びつけるかで決まる
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- 北海道の稲作史調査が面白い!
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- 小さな生き物たちの避暑
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- 「はてな?」は自分の身近なところにたくさん転がっている
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- 地元取材を通して新たな出会いと発見
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- 感動は探求の眼を育てる
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- 1学期の学習の発展から「面白はてな?」発見学習
- ゴミ学習―身近なところで「面白はてな?」発見を!
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- 水の学習―三択・四択形式で提示しよう
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- 下水道学習―「下水道」クイズ8連発
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- 消防署の学習―防火服の秘密を探ろう
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- 店の手伝い学習―一日店員体験で「面白はてな」発見を!
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- 農業体験学習―畑からたっぷり発見
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- 歴史遺跡を歩く―源家康って誰?
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- 身の回りの工業製品―インターネットと自分の足で「地上の星」と出会おう
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- 遊び体験で「面白はてな?」発見のネタ
- 海―パワフルに「五感」を働かせる「海・コレ」(海コレクション)
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- 山―山は「面白はてな?」の宝庫
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- 遊園地―遊園地の桜に魅せられて!
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- 川―旅先で出会う「一級」河川と「二級」河川どこが違う?
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- 旅行―旅行先で現地調査や取材活動をしてみよう!
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- 「面白はてな?」発見体験
- 地図を歩いて「面白はてな?」発見
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- 稲の株と水温の関係
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- 野菜の作り方と栄養
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- 果実の実と葉の関係
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- 海のない県の水産業とは?
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- 葉の成長のはてな?
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- 家具や道具の変化のはてな?
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- 日本人の野球好きのはてな?
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- テレビCM調べのはてな?
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- 昔の街道調べのはてな?
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- ニュース地名事典つくり
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- 天気予報と実際のはてな?
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- 太陽熱のエネルギー調べのはてな?
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- 自分の体の探検はてな?
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- 子どもがときめきを感じる「物・資料」
- 教師の工夫
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- 有田編集長のメッセージ
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- 授業にすぐ使えるクイズ
- 一つの言葉の意味にこだわり意味を理解するクイズ
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- 〜「AはBにかえられない」〜
- 新しい評価の研究 (第1回)
- 学ぶ意欲を高めるよい評価活動のあり方を求めて
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- 〜一年生生活科『明野東の秋を楽しもう』の実践を通して〜
- 教材開発力を鍛える (第3回)
- [問題]街路樹にイチョウの木が多いのはどうしてでしょう。どんなメリット・デメリットがあるのでしょう
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- 教材解釈
- イチョウの木のメリットが、街路樹採用に関係していると考える
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- メリットは、美観・防災・育ちのよさ デメリットは、安全面・管理のしにくさ
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- 人々の暮らしを守り、心を癒す街路樹としてのイチョウの役割
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- 街路樹を通しての街づくり
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- 太古の昔から生きているイチョウの木は人々の心を癒してくれる街路樹である
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- イチョウの木は、火事に強く、「まちづくり」に大きく貢献している
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- 恐竜は滅んだが、イチョウは残った。街路樹にふさわしい木は、強くてあらゆる悪条件にも耐えられる木である
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- [コメント]きっちり特徴をとらえているのでうれしくなった
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- 日本国憲法の新教材開発 (第5回)
- 日本国憲法の大枠(草立て)をじっくり見てみよう
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- 琉球の風《総合・修学旅行の手引き》 (第8回)
- 沖縄のアメリカ軍基地A
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- 〜極東最大の基地・嘉手納〜
- 面白い本みつけた
- 『日本じゅう4月1日』
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- 『誰でも成功する児童の叱り方のキーポイント』
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- 授業の腕をあげる教材開発の方途 (第5回)
- 国語/段落に番号をふるだけで(1)
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- 社会/続【言い訳の壁】を突破せよ!
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- 算数/素材さがしのコツ
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- 理科/ひまわり向日葵日回り日輪草(その3)
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- 総合/「総合的な学習」の指導力の本質
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- 〜自らの学びの力を育てる指導のあり方〜
- 子どもの心を明るくするユーモア小話
- いろいろな方向から見てみよう
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- 私の教材発掘 読者とのツーウエイ
- 総合的な学習6年/三州瓦と土人形―歴史の授業を絡ませて行う地域ネタ
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- 理科・生活科/「冬芽」と「花の数」
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- 教材・授業開発研究所情報
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- 手の内公開・教材研究と発問づくり (第41回)
- 小学校・古典の指導法(その5)
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- 〜良寛の和歌「わからなくても感じられる」指導〜
- 授業力アップ術と教材開発 (第5回)
- 授業を見て感想をもつことの大切さ
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- 〜ただ「面白かった」ではダメ〜
- 編集後記
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- 教科・総合の教材開発 (第17回)
- 道の不思議を探ろう!〜地域の「道」の教材化から〜
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有田編集長のメッセージ
夏休みといえば、大人でも何となくロマンを感じていました。しかし、最近はそうではない雰囲気を感じています。
これではいけない、もっと楽しいロマンのある夏休みになるようにしなければ―と思い、本特集を組みました。
夏休みこそ面白体験をして「面白はてな?」を発見してほしいのです。
一学期の学習を発展させて活動をしてみて「これは面白い」という「はてな?」を発見することも可能です。
学校ではまったくできなかったり、気づかなかった「面白いはてな?」を発見すれば、うれしくなるものです。
しかし、夏休みは何といっても学習を忘れての体験が何よりも面白いものです。なかでも、子どもたちの最大の楽しみは旅行でしょう。そして、海や山や川へ出かけ、面白い体験をすることでしょう。
おいしいものを食べてみることも、よい体験になります。
「面白はてな?」発見体験活動の例を沢山あげていますが、これはほんの一例です。
わたしは、テレビ放送の関係もあって、イチョウについていろいろ調べてみましたが、調べれば調べるほど「面白いはてな?」が出てきます。
東京八王子市には七六四本のイチョウ並木がありますが、甲州街道ぞいにどうしてこれだけまとまったイチョウが植えられたのでしょうか。
ギンナンといえば愛知県の祖父江です。百年以上たった木が五〇〇〇本もあり、生産量は百トンに及んでいます。
というように、体験的に調べるともっともっと面白いはてな?が見つかります。サクランボは、もぎ取る寸前には、一つの実に対して一枚の葉にしてしまいます。実に色をつけるためです。
太陽のカンカンあたっている所と、こんもりした木陰では、五度も気温が違います。これは日差しだけの問題ではなさそうです。
こんな「面白はてな?」を発見して、調べてほしい夏休みです。さあ、楽しみましょう。
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- 明治図書