楽しい算数の授業 2002年9月号
絶対評価規準に基づく評価問題の作成

S217

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楽しい算数の授業 2002年9月号絶対評価規準に基づく評価問題の作成

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ジャンル:
算数・数学
刊行:
2002年8月
対象:
小学校
仕様:
B5判 72頁
状態:
絶版
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目次

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特集 絶対評価規準に基づく評価問題の作成
実践化に向けて
評価問題作成に当たっての基本的な考え方
相馬 一彦
低学年
「適切に評価する」を考える
野間 佳世
授業に基づいた評価規準の設定を
佐藤 勝也
中学年
評価規準とABCの基準のつなぎ方
山田 篤史
筆算指導の評価を考える
青木 裕子
題材「重さ」(第3学年)の評価問題(4観点)作成
平田 郁夫
高学年
算数的活動を通した問題の質的高まり
大谷 実
少人数授業で生かす評価問題
太田 恭子
算数Short story (第6回)
数学の天才クガウス兄さん
小西 豊文
予期しない子どもの発言にどう対応するか (第6回)
間の数はどうなっているの?(5年・わり算)
黒田 千穂
全部で何通りできるかな?(5年・整数と小数)
盛山 隆雄
授業力アップ! 今月の授業と評価
【第1学年】「10といくつ」に並べよう
高松 順子
〜20までのかず〜
【第2学年】数え棒で繰り下がりを考えよう
蜂須賀 渉
〜ひき算の筆算(2)〜
【第3学年】わる数とあまりの関係を考えよう
加藤 俊明
〜あまりのあるわり算〜
【第4学年】方眼を数えて面積の公式を導こう
高鍬 利行
〜面積〜
【第5学年】順に調べてきまりをみつけよう
多田 一孝
〜変わり方のきまり〜
【第6学年】速さの意味を考えよう
加藤 嘉一
〜単位量あたり〜
イラストで分かるつまずき対策 (第6回)
たし算とひき算の筆算(発展問題)
落合 康子蓬原 弘子
算数が好きになる問題
小学1年/カードゲームをしよう
赤井 利行
小学2年/ふえるのかな? へるのかな?
越戸 順子
小学3年/切り方を考えよう
中村 武司
小学4年/2平方cmの形をつくろう
中村 雅臣
小学5年/面積が2になる形づくりをしよう!
礒部 年晃
小学6年/変わり方を調べよう!
峯 明紀
算数授業奮闘記 (第6回)
授業の決め手「ぼくは,反対や!」
黒川 雅子
個に応じた発展問題事例 (第6回)
1年・ながさくらべ/2年・たし算とひき算のひっ算/3年・長方形と正方形/4年・三角形/5年・小数のかけ算とわり算(2)/6年・比例
鈴木 詞雄山口 雅俊
算数データランド (第6回)
メジャーリーグへの道
児玉 宏之佐藤 純一
算数教育ホットニュース (第6回)
算数科の特性に応じる「関心・意欲・態度」の評価の在り方を問う
黒ア 東洋郎
特色ある実践研究
算数的活動を通した分数の授業展開(5年=分数のたし算とひき算)
原沢 伸一
[あなたの授業,うまくいっていますか?]算数科授業改善のポイント (第6回)
発表・検討場面はうまくいっていますか?
長谷川 雅枝
算数を楽しくする教材・教具の開発 (第6回)
ジオボードの効果的活動の道を探る
滝井 章
評価を活用した算数授業のあり方 (第6回)
学習評価への招待―算数的活動と教師の支援
矢部 敏昭
[TOPICS]自作教材・教具フェアから
授業の充実を目指して
上野 恵美子
編集後記
チャレンジコーナー
□にはいる数字はなあに?
山田 一聡

編集後記

 2月28日に国立教育政策研究所より「評価規準の作成,評価方法の工夫改善のための参考資料(小学校)―評価規準,評価方法等の研究開発(報告)―」が発表されました。この新規準は,4月からの学習指導要領の実施にあわせ,子どもの成績評価が到達度を基準にした「絶対評価」に移行するための参考資料です。そこで現場では,具体的に絶対評価を1学期に実践してきましたが,まだまだ分からない点が多く戸惑いがあるのも事実です。

 したがって,本号では,上の「評価規準(研究報告)」に基づき,評価問題の作成について具体的な提案をしていただきたいと考えました。

 ご執筆いただいた観点は,

・低学年,中学年,高学年に分けて評価問題の提案をする。

・ある学年を決めて,例えば第3学年の指導単元について,「評価の規準(研究報告)」の中から,4つの観点についてそれぞれ<評価規^n準>と<評価規準の具体例>の項目を取り上げ,それらに対応した具体的な評価問題を提案する。

・その際に評価問題の意図と到達基準A,B,Cの判定を目安でもよいので,設定していただく。この判定基準はデータがあればそれにこしたことはないが,執筆者自身が希望する基準でもかまわない。

・なお,単元全体において4観点に対応した問題でも,単元の一部分に対応した問題でもよい。<評価規準>と<評価規準の具体例>の項目に対応させる。報告書の中からその部分を提示していただく。

 算数教育を研究する読者に具体的な提案をしていただき,全教科を受け持つ小学校教師に分かりやすい絶対評価の問題を示して,教育改革の支援をもたらすものにしたいと考えました。

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