- 特集 授業力アップをめざす校内研修のあり方
- 総論
- 実際に磨きあう校内研修の場の設定
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- 教材研究と校内研修の新たな視点
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- 事例・校内研修
- プロジェクトチームによって成果を求める―5年「円周率」の授業作りを通して
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- 算数大好きっ子の育成をめざして
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- シミュレーションを活かした校内研修
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- 模擬授業で授業力アップをめざす
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- 研究班に分かれて行う校内研修
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- 算数Short story (第42回)
- ガンマス校長先生の算数朝会6
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- 〜近くは大きく遠くは小さく(その1)〜
- 授業力アップ! 今月の授業と板書
- 【第1学年】ながさくらべをしよう
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- 〜ながさくらべ〜
- 【第2学年】たし算のしかたをかんがえよう
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- 〜たし算とひき算のひっ算(2)〜
- 【第3学年】あまりのあるわり算のしかたを考えよう
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- 〜あまりのあるわり算〜
- 【第4学年】広さを調べよう
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- 〜面積〜
- 【第5学年】小数でわる計算のしかたを考えよう
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- 〜小数でわる計算〜
- 【第6学年】変化する2つの量を調べよう
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- 〜比例〜
- 算数が好きになる問題
- 小学1年/あたったのはだれ?
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- 小学2年/あみだくじで計算
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- 小学3年/あまりのあるわり算ビンゴ
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- 小学4年/ぴったり分数ゲーム
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- 小学5年/自分の手の広さはどのくらい?
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- 小学6年/算数しりとり!
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- 算数授業奮闘記 (第42回)
- 子どもといっしょに算数の楽しさを
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- 個に応じた発展問題事例 (第42回)
- 1年・ながさくらべ/2年・なんばん目/3年・長い長さ/4年・広さを調べよう/5年・さらに小数の計算の仕方を考えよう/6年・単位量あたりの大きさ
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- 算数教育ホットニュース (第42回)
- 少人数学級のゆくえ
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- 若い教師のための算数指導入門 (第18回)
- 授業過程における教師の役割A
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- 〜学び合いの場面における教師の指導性〜
- 授業研究会を成功させるコツ (第6回)
- 授業研究は創造的な営み
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- 「確かな学力」をつける教材研究 (第6回)
- 分数のわり算の授業展開
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- 算数科におけるコミュニケーション能力の育成 (第6回)
- コンテクストの自己組織の活性化
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- 授業におけるメタ認知の育成 (第6回)
- 算数作文とメタ認知(3)
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- 自著を語る (第36回)
- 『数学的な考え方の指導・評価の事例集1』
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- 編集後記
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- 今月の楽しい問題 チャレンジコーナー
- 碁石ひろい
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編集後記
これまでの校内研修会では,ある教師が授業研究してそれを公開して議論し合うということが一つのスタイルとしてあげられます。ところが,この方法では実際の効果は薄いと言えます。というのは, 授業者はとても真剣ですが,それ以外の方は参観してただ意見を言い合うだけになるからです。
教室が子どもどうしの学びの共同体であると同様に,学校も教師どうしの学びの共同体でありたいものです。
矢部敏昭先生からは,「教師たちが互いに同僚性を築きあげること」「枠を超えて教師集団が日々の指導における具体的な支援を学び合うこと。子どもの学び方をより的確に把握すること」とご示唆いただきました。その結果,職員が共創の喜びを感じ仲良くなると言えます。
日本の学校のよさは,校内で授業研究ができることだと言えます。お互いに授業力の向上に向けて努力していける風土にあることです。
本特集で紹介された具体的な方策をぜひ全校体制で取り組まれることを願っております。
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