- 特集 「コミュニケーション能力」を育てる算数授業
- 総論
- 教育課程への位置づけ そして実践へ
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- コミュニケーションで何が問われるか
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- 子どもと共に創る授業を求めて
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- 学年別実践事例
- 1年/どっちをつかう?―減加法と減々法それぞれのよさに注目して
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- 2年/関わり合い、学び合う場を大切に!
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- 3年/既知事項を共有する学びを―3けたのたし算
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- 4年/関わりながら、図の中に関係式を見いだす子ども―4年「変わり方」
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- 5年/メタ認知の促進がコミュニケーション能力を育てる―5年「割合」の実践から
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- 6年/比較検討場面を活発にする
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- 算数Short story (第51回)
- 点を結ぶ方法は?
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- 授業力アップ! 今月の授業と板書
- 【第1学年】かたちのなかまわけをしよう
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- 〜いろいろなかたち〜
- 【第2学年】数字でかいてみよう
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- 〜1000までの数〜
- 【第3学年】水のかさをしらべよう
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- 〜かさ〜
- 【第4学年】大きな数のしくみ
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- 〜一億をこえる数〜
- 【第5学年】小数のわり算のしかたを考えよう
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- 〜小数×整数、小数÷整数〜
- 【第6学年】平均を使って求めよう
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- 〜平均とその利用〜
- 自著を語る (第45回)
- 『「確かな学力」を育てる算数授業72選』(全2巻)
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- 算数が好きになる問題
- 小学1年/けいさん おてがみ
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- 小学2年/はかって ピッタリ!
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- 小学3年/いくつできるかな?
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- 小学4年/うまくしきつめられるかな?
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- 小学5年/かくれているのは何かな?(あみだくじ)
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- 小学6年/誰が、クラスで計算が一番はやい?
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- 算数授業奮闘記 (第51回)
- 児童の考えを正しく受け取る授業力
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- 算数教育ホットニュース (第51回)
- スポーツと算数・数学
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- 個に応じた発展問題事例 (第51回)
- 1年・いろいろなかたち/2年・たし算とひき算のひっ算/3年・わり算/4年・変わり方をグラフに表そう/5年・三角形・四角形の角/6年・平均
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- 街角の算数―自ら進める数理の学習法― (第3回)
- 学級共通課題による「街角の算数」とその事例
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- 〜8という数のふしぎ(3年)〜
- ミラノからのフォトメール (第3回)
- イタリア算数ものがたり
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- 「考える足場」をつくる算数授業 (第3回)
- 「考える足場」を取り入れた授業実践
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- いまさら聞けない算数・基礎の基礎 (第3回)
- 量を数の世界へ
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- メタ評価を生かした算数指導の実際 (第3回)
- 「メタ評価」を規定するための諸概念
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- 全国研究校だより/北から南から (第25回)
- 岐阜県海津市立高須小学校
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- 編集後記
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- 今月の楽しい問題 チャレンジコーナー
- もっとも短い距離の回り方は?
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編集後記
金本良通氏の総論は教育課程部会の経過報告とからめた論考となっている。数学のコミュニケーション能力についての分析は,数学的な内容を自己表現することと他者とコミュニケーションすることだと述べ,非常にわかりやすい。
筆者の言葉で言えば,問題解決の過程について,子どもは悩み,問いが発生し,そして解決していく,ということになるだろう。この悩み,問い,見通し,実際の解決のプロセスを自己が表現(外化)し,他者との練り上げによって共有化する。そこには,同じように考えた友達との喜びがあり,また違う解き方を知ることの喜びが生まれる。この外化の先には,自己を表現するだけでなく,他者との考えのぶつかりあいによって,新しい発見・気づきが生まれてくる。コミュニケーションの価値はそこにあると言える。
小林敢治郎氏には,よく表現する(つまり外化する)こととよく聞ける子どもを育てるための具体的な手だてを示していただいた。また,北澤猛史氏には授業での各段階でのポイントを示していただいた。小林氏も北澤氏も力のある実践家であるだけに説得力がある。3人の先生方の示唆を授業に取り入れて,子どもに「算数の授業で」コミュニケーションすることの素晴らしさを感得させたい。
(志水 廣)
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- 明治図書